マーケティング研究 他社事例 663 「5G商戦にも影響が」 ~乏しい魅力的なサービス~
「月末までに契約すれば、通信料は4Gと同じで安いですよ」
8月中旬に東京都内もある家電量販店では、上記のような掛け声がありました。
通信大手は緊急事態宣言などで思うように営業できず、挽回を期そうと躍起になっています。
NTTドコモは4~6月、スマートフォン・タブレット端末の販売が前年同期より4割(129万台)減りました。
5Gだけ見ると、ドコモの8月1日時点の契約数は24万件と2021年3月末目標の1割にとどまります。
KDDIやソフトバンクは契約がまだ少ないとして公表はしていません。
KDDIの高橋社長は「少々焦っている」と本音を漏らします。
販売が振るわない理由には規制の影響もあると指摘されています。
現在の5G端末は10万円台が中心で4Gより高く、2019年10月の電気通信事業法の改正で端末の値引き幅が2万円以内に規制され、高い端末ほど売れにくくなったのです。
価格が安めのモデルなどが増える、秋以降の売れ行きに各社期待をかけています。
KDDIは8月に中国のZTE製の端末を5万9980円で販売し、すでに中国シャオミ製も販売を発表しており、価格帯は未定ですが世界モデルは約4万4000円です。
ドコモの吉沢社長は「下期以降に普及価格帯のモデルを加えて販売を増やしたい」と話します。
グーグルは「ピクセル」シリーズを近々に、アップルは「iPhone」の新製品を投入しています。
これから端末の種類が増え、5Gに接続できる地域も徐々に広がりますが、5Gが選ばれるかどうかは分かりません。
月間の通信量は5ギガバイト程度が一般的といわれていて、ドコモの4Gスマホで月5ギガ使うと5665円、月100ギガ使える5Gプランは8415円と5割高くなります。
それでも5Gを選んでもらうには、もっとコンテンツが必要です。
ソフトバンクはアイドル「AKB48」のライブ映像をスマホ画面で様々な角度から見られるサービスを実施しています。
3台のカメラを使い、VR(仮想現実)機器をスマホにつなげば最前列にいる気分を味わえます。
4Gでも利用できますが、5Gのほうが快適だと説明しています。
こうしたコンテンツはまだ少ないのが現状です。
コンテンツを持つ企業が5Gで何を実現させるか、イメージを持てないことも要因とされています。
3Gから4Gへの技術革新では、高速なデータ通信を生かした音楽や動画のストリーミングサービスが生まれました。
端末は音声通話を中心とした旧式の端末が姿を変え、スマホが発展していきました。
端末という点では、5G時代にはVRやAR(拡張現実)に適したスマートグラスなどが取って代わるとの見方がありますが、5G対応モデルではまだありません。
通信大手は2025年3月までに全国に基地局を整備する計画です。
設備投資は2000億円~8000億円に上ります。
5Gへの移行が進まなければその分、収益が悪化します。
通信大手にとって、エンターテイメント企業などとコンテンツを開発する取り組みを進めることが一段と欠かせなくなって来ています。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
「月末までに契約すれば、通信料は4Gと同じで安いですよ」
8月中旬に東京都内もある家電量販店では、上記のような掛け声がありました。
通信大手は緊急事態宣言などで思うように営業できず、挽回を期そうと躍起になっています。
NTTドコモは4~6月、スマートフォン・タブレット端末の販売が前年同期より4割(129万台)減りました。
5Gだけ見ると、ドコモの8月1日時点の契約数は24万件と2021年3月末目標の1割にとどまります。
KDDIやソフトバンクは契約がまだ少ないとして公表はしていません。
KDDIの高橋社長は「少々焦っている」と本音を漏らします。
販売が振るわない理由には規制の影響もあると指摘されています。
現在の5G端末は10万円台が中心で4Gより高く、2019年10月の電気通信事業法の改正で端末の値引き幅が2万円以内に規制され、高い端末ほど売れにくくなったのです。
価格が安めのモデルなどが増える、秋以降の売れ行きに各社期待をかけています。
KDDIは8月に中国のZTE製の端末を5万9980円で販売し、すでに中国シャオミ製も販売を発表しており、価格帯は未定ですが世界モデルは約4万4000円です。
ドコモの吉沢社長は「下期以降に普及価格帯のモデルを加えて販売を増やしたい」と話します。
グーグルは「ピクセル」シリーズを近々に、アップルは「iPhone」の新製品を投入しています。
これから端末の種類が増え、5Gに接続できる地域も徐々に広がりますが、5Gが選ばれるかどうかは分かりません。
月間の通信量は5ギガバイト程度が一般的といわれていて、ドコモの4Gスマホで月5ギガ使うと5665円、月100ギガ使える5Gプランは8415円と5割高くなります。
それでも5Gを選んでもらうには、もっとコンテンツが必要です。
ソフトバンクはアイドル「AKB48」のライブ映像をスマホ画面で様々な角度から見られるサービスを実施しています。
3台のカメラを使い、VR(仮想現実)機器をスマホにつなげば最前列にいる気分を味わえます。
4Gでも利用できますが、5Gのほうが快適だと説明しています。
こうしたコンテンツはまだ少ないのが現状です。
コンテンツを持つ企業が5Gで何を実現させるか、イメージを持てないことも要因とされています。
3Gから4Gへの技術革新では、高速なデータ通信を生かした音楽や動画のストリーミングサービスが生まれました。
端末は音声通話を中心とした旧式の端末が姿を変え、スマホが発展していきました。
端末という点では、5G時代にはVRやAR(拡張現実)に適したスマートグラスなどが取って代わるとの見方がありますが、5G対応モデルではまだありません。
通信大手は2025年3月までに全国に基地局を整備する計画です。
設備投資は2000億円~8000億円に上ります。
5Gへの移行が進まなければその分、収益が悪化します。
通信大手にとって、エンターテイメント企業などとコンテンツを開発する取り組みを進めることが一段と欠かせなくなって来ています。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
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経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
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また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣