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マーケティング研究 他社事例 657 「WITHコロナの新ビジネスの芽2」 ~ファンとの距離を縮める~

2020-10-12 09:17:24 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 657 「WITHコロナの新ビジネスの芽2」 ~ファンとの距離を縮める~


コロナ禍の中ではスポーツ産業も苦しんでいます。

プロ野球、サッカーのJリーグは現在も観客席の販売に制限を設けており、ファンが離れるリスクと隣り合わせです。

そのような中、コロナを逆手に、選手との新しいつながりを提供し、ファンをつなぎ留めようという流れが出て来ました。

スタートアップ企業、エンゲート(渋谷)のサイトにあるJ1チーム「ベガルタ仙台」のページでは、現役選手とファンとのやり取りが見られています。

「○○選手、頑張って下さい」

「応援ありがとうございます!勝利に向けて頑張ります!」

エンゲートのサービスではさらに、ファンがサイトからポイントを購入し、中継する試合を見ながら、例えばゴールを決めた選手にどんどんポイントを贈る事が出来ます。

試合中でなくてもポイントを贈れるほか、選手に応援メッセージを伝えられるのです。

このサービスは、プロバスケットボールのチームが主に導入していた仕組みですが、コロナ禍でプロ野球の阪神タイガースなどにも採用が広がりました。

コロナ以前と比べ2倍程度の60チームまで利用が増えています。

6月に導入したタイガースの試合では、多い時で1万人近いファンが視聴して盛り上がっています。

これは、約4万7500人が入る甲子園球場の2割に当たる規模です。

エンゲートの城戸幸一郎社長によると、プロチームはコロナ禍で、ファンが試合を直接見られずにチームや選手との接点を感じられず、離れていくことに懸念を抱えていると解説します。

エンゲートによる利用者への調査で選手やチームへの愛着度を10段階で示すスコアを見ると、同社のサービス利用後は、利用前の平均である「7.0」から「8.5」まで21%上がりました。

「チームや選手との一体感」も50%上昇しました。

7月から導入したベガルタ仙台は、チケット収入が減る中で、新たな収益源を作りたかったと導入理由を語っています。

ファンと頻度高くコミュニケーションを取っているあるチームの選手が、月40万円分の応援のポイントを得たケースもあったと言います。

ポイントはエンゲートが販売しており、収益をチームに還元する仕組みとなっています。

ベガルタ仙台はさらに、「サポーターと選手がしっかりとコミュニケーションを取れる場を作ることが出来れば、より深いファンになってもらえる」と期待を語りました。

城戸社長は将来的には海外でもサービスを展開していく予定である事を明かしています。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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