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My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

星のソムリエ、9月の受講。

2012-09-14 12:46:35 | スターウォッチ

ちょうど一週間前(9月8日)になりますが星空案内人・資格認定講座(星のソムリエ京都)の第6回講座を受講して参りました。
今回の講座は単位認定に必須ではありませんが見聞を広げるために行ってみました。

また受講場所も今までと一味異なる、京町屋「ちおん舎」(中京区衣棚三条上る)にて16:00スタートです。


畳の間と言うことで、少し窮屈な姿勢で。

最終的にはほぼ満席となりました。

テーマは「宇宙はこんなに活動的」、講師:大西浩次 先生(長野高専)です。
画像拝借
開講寸前にはプリズムテレスコープを覗きながら、オタクぽくて胡散臭そう(失礼しました)な風貌の先生でしたが…。

お話の主な内容は2010年6月に地球に帰還して話題になった小惑星探査機「はやぶさ」と小惑星「イトカワ」を中心に太陽系の話、第2の地球探しなどを2時間以上かけて熱弁されました。
最後に星景写真の撮り方や機材について話されました。

先生の研究キーワードは…
・天体物理学
・位置天文学
・一般相対論
・重力レンズ
・月面衝突発光
etc
受講生には辛いワードが続きますが、丁寧にやさしく話され勉強になった講座です。


今夜はBlue Moon。

2012-08-31 22:57:42 | スターウォッチ

“ブルー・ムーン”という言葉は月2回目の満月”を指して呼ぶのだそうです。
その昔、文字通りブルー・ムーンといえば、“極めてまれに”という意味の "once in a blue moon" という熟語がよく知られます。

従って今夜の満月が特別に青く見えると言う訳では有りません。


私見として星空を撮る場合「月」は特別で難しい、そして撮影対象には殆んどしません。
三日月や上弦などダークサイドが含まれる場合は奥行きやコントラストが比較的表現しやすい。
しかし満月はどうしてもノッペリとしか撮れないのです。

そこで今回は露出を変化させたものを3枚合成してノイズを抑え、白飛びしやすい部分を起すようにしました。
Canon EOS 5D MarkII & EF500mm F4L IS USM
SS 1/3200(AEB-2/3) & 1/2000(AEB 0) & 1/1250(AEB+2/3) Composite(StellaImage Ver.6)
Av F8.0(-1/3)
ISO 800


星のソムリエ、8月の受講

2012-08-19 10:19:14 | スターウォッチ

もう一年越しになる星空案内人(星のソムリエ)の資格認定講座は4月以来の受講となります。
5~7月分については昨年受講しレポート提出や実技を経てすでに単位を取得しております。

今回の会場は京都駅に隣接するキャンパスプラザ京都で行われましたが悪天候とトラブルでJRのダイヤが大幅に乱れ行きも帰りも大変でした。

帰宅はいつもより一時間以上遅れハルもプンプン?でした。

今回の講座は「星空案内の実践」と題し天体観察・イベントの実例紹介などです。


星空案内人の目的とは…
●何のために星空案内をするのか?
●誰のために星空案内をするのか?
●共感・共有の科学コミュニケーションを。
とかなり高い意識付けと実践するために広範囲な知識や経験が必要そうです。

そしてスペシャリストと言うよりジェネラリストの養成、プレゼンテーション能力を高めることを目指しているようです。

ある講師の記述。
宇宙に対する思い、アイデア、技術、知識、話術そして宇宙自身が醸し出す総合芸術として星空案内の仕事を位置づけてはどうでしょう。
そして星空案内は幸せを売る仕事です。

ごもっともです。今までの過程で特に異議を唱えることもしませんが…
下手をするとボランティアのお仲間会の域を脱しない講義で内容・レベルの低下は招かないで欲しいと切に思います。
多分開催する側の人材の問題でもあると感じます。


朝霧高原まで遠征した金環日食は?…

2012-05-22 08:54:53 | スターウォッチ

昨日21日は全国中が彷彿したであろう金環日食の日。
地元関西では天気がいまいちの様子。

観測・撮影場所については当初和歌山の南端・潮岬に前日前乗りでキャンプを張っての予定でした。
しかしここも前日から天気が良くなさそうなので、今年1月にキャンプを張った朝霧高原に向かうことにしました。

本当は前乗りキャンプで夏の大三角&天の川やさそり座なども撮影したかったのですが、ここも天気がいまいち情報だったので日食だけを狙うべき前夜出発・早朝現地着で決行です。

目的地は道の駅・朝霧高原に隣接するヘリポート脇です。

新東名を利用して片道約335kmの移動です。

現地には午前2時前に到着。暫し車中泊です。
5時過ぎには設置完了するも天気はこんな状況です。

曇天そのもの…。本来なら右手に富士山が見えてるはずなのですが残念。

ハルも世紀の天体ショーを楽しめるか?

オレには何の関係も無いがな~。それよりメシ食わせろ!

そろそろ始まるのですがー。




こんな感じからスタートです。


ついに7時半ころ…。


現場の雰囲気を合成で作ってみました。


撮影状況としては最悪でした。
雲の合間を複雑に出入りする日食に適正露出を決めかねます。

これは多段階露出を合成してみました。
結局今回利用したNDフィルター(減光)はND400+ND8の二枚合わせです。

撮影風景。


瞬間の全日食後はさらに雲が重厚に出てついに撮影終了とあいなりました。

帰路は再び新東名をひた走ります。
途中真新しい静岡SAで朝食をいただきます。




帰りは睡魔がときどき襲来しそのたびにSAで休憩を入れながらの運転です。
疲れたぞ~!


今年も星のソムリエ講座が始まった。

2012-04-15 08:53:19 | スターウォッチ

昨年から取得を目指している資格である「星案内人(星のソムリエ)資格認定講座」が14日京都で始まった。


すでに昨年で4講座を修了しているので、のこり今回の4月を含めて8月~11月の各月、計5回予定です。


会場は京都駅前のキャンパスプラザ京都で講座内容は…
「さあ、はじめよう」オリエンテーション、星座のルーツを探る、星の動きと地球の動きなどです。

今年は太陽の前を横切る月と金星で「金環日食」「金星の日面経過」などのイベントの影響か参加者が多そうです。


ポラリエのテスト

2012-02-25 15:46:34 | スターウォッチ

Vixen最新鋭のポタ赤、ポラリエのテストを行いました。
撮影の狙いは星空と風景を同一画角に収めるいわゆる星景撮影です。
また、光害の激しい市街地近くでどれだけ星像を捉えられるか?今回は広角レンズを使用しますので光害カットフィルター(LPS-P2)は使用出来ません。

ポラリエの設定は恒星1/2倍速の星景撮影モードです。
地上の景色を出来るだけ静止させ、なお且つ多数枚コンポジットでノイズ低減や星像を多く撮りたいという欲張り撮像を狙ってみました。

撮影機材は本体5D2とEF24mm F1.4L II USM。
露出設定:SS3.2秒、F2.8、ISO3200、AWB、MF、NR/off

一枚撮り:ノートリ

実際の撮像よりかなり光害を抑えるようにDPPにて現像していますが、限界があります。
辛うじてオリオンの原型が観望できる程度です。

8枚コンポジット:同上

背景ノイズは低減されていますが、劇的に星像が多くなる訳ではありません。
ステライメージ6で現像。

一枚撮り:オリオン三ツ星あたりトリミング

恐らく視角を南天側に上げて地上光の影響を受けないようにすれば、露出をもう少し上げられ星像を捉えたかもしれません。

8枚コンポジット:同上

タイマーリモコン(TC-80N3)で1ショット5秒(SS3.2秒+インターバル1.8秒)×8枚で40秒を要しており若干星像が流れています。
一枚撮りより星は写っていますね。8倍も露出をかければ当たり前か?

一枚撮り:地上樹木あたりトリミング

この程度の画角とSSではほぼ静止状態で写っています。
背景はDPPでノイズ低減処理をするもやはり目立ちます。

8枚コンポジット:同上

星の流れより地上物の流れの方が顕著に見られます。
これでは直線的なビルなどの建物ではNGですね。ただ背景のノイズは抑えられています。

結果評価
やはり光害の影響が強い地上付近の風景と星像を同時に綺麗に撮るにはこの方法は向かないようだ。
念のためフラットフレームも用意して傾斜・周辺減光などを補正しようとしたが成果は無かった。

次回は素直に星景撮影モード・一枚撮影・長めのSS(15~30秒程度)で挑戦してみよう。


お手軽・なんちゃって星空撮影に…

2012-02-12 08:11:19 | スターウォッチ

人工光の影響をまったく受けずに星空を撮影できるロケーションは本当に希少だと思います。
在住する関西でも広角レンズを使って星野・星景撮影をする時も然りです。

光害によって被った撮像を補正する技法は存在しますが、手間がかかります。
そこで人工光による光害も星景の一部と割り切り撮影するのも有りだと思う昨今です。

その存在は以前から知っておりましたが入手まで至りませんでしたが…。
食わず嫌いは大人げない、と言うことで節操無く購入しました。
ケンコーMC PROソフトン(B)
画像拝借
製品説明
超広角から望遠まで、開放はもちろん最少まで絞り込んでもムラのないソフト効果が得られるプロ用ソフトフィルターです。
表面に施された微細模様のパターンと特殊コーディングとのダブル効果により、ザラつきのないなめらかなソフト効果を演出できます。
(PROソフトンA:効果弱・PROソフトンB:効果強)


さっそく簡易テスト:MF,SS2.5",F2.8,ISO3200,NR/off,2秒セルフタイマー
レンズ:Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35 ZE
フィルター無し


MC PROソフトン(B)装着:ピント再調整


認めたくは無いですが効果はてき面です。人工光で被った所は抑えられた様に見えますし、星像のメリハリが出ています。
デジタル現像はDPPでフィルター装着画像を調整し、そのレシピ(調整内容)をフィルター無し画像に貼り付けただけです。

それにしてもオリオンの周辺は旅客機空路の幹線なのかたくさんの光跡が写り込みます。狙ってたりしたりして…。


冬キャンプの朝霧高原でポラリエを試す。

2012-01-21 22:14:35 | スターウォッチ

今週前半は久々に好天が訪れると同時に時間が作れたので二泊三日の冬キャンプを敢行することにしました。
キャンプ地は四国しまなみ海道か和歌山の潮岬あたりを候補にしたが、結局初めてになる富士山の麓にある朝霧ジャンボリーオートキャンプ場に決定しました。

1月17日(火)…
午前10時頃に自宅を出発して名神~東名~西富士道路~R138経由で約350kmを走行します。


午後4時半頃には設営完了です。

冬季料金にて二泊で3000円(入場料&サイト料)也。

それにしてもだだ広い!そして私たちだけの貸し切り状態になりました。
毎度ながらハルは狂ったように駆けずり回るのでロングリードで繋ぎます。


今回は調理せずにコンビニ弁当で済ませます。

冬のキャンプの常備品の石油ストーブとランタンで寒さに備えます。

ハルも余裕です。


三脚とポラリエをセットしたが曇り空だったので、酒も入りうたた寝を。


寒くて目が覚めてシェルターから出てみると満天の星が出てるよ~。危く撮影し損なう所である。

ストーブだけだとこの温度、厳しいな~。

今回おもに試してみたいのはポータブル赤道儀としての精度や使い勝手などです。
メイン機材は5D2とレンズはEF85mm F1.8 USMとEF135mm F2L USMの2本です。
ポラリエの北極星のぞき穴に北極星をほぼ真ん中に導入して、各レンズ共通の設定として
フィルター無しの場合
SS30、F4、ISO3200、AWB、MF、NR/off

光害カットフィルター(LPS-P2)の場合は
SS60以下同じ

8枚コンポジット(ダーク補正)ステライメージ6で現像しました。
オリオン座、ほぼノートリです。


中央部トリミング。M42や馬頭星雲がほんのり見えています。

やはり露出が少し足らないようだ。

フィルターの有無やダークフレームなども撮るので意外とカット数が増えます。
現像の結果、今回は光害カットフィルターを使ったものをアップします。

今夜の温度計の記録を見ると…

最低温度は-9.8℃、シェルター内は1℃で全ての液体が凍っておりました。

撮影機材としては雲台Markins Q3-TrQ、5D2 + EF85mm F1.8 USM(又はEF135mm F2L USM) + Kirk L-bracketです。

氷点下ではヒーター必須です。
セット内のカメラカバーは使えませんので、Kenkoのカメラカバーの方が実用的です。

富士山の麓とはいえ光害カットフィルターも貴重な戦力です。

ヒーター用の電源はエナジャイザー・XP18000
12V変換するにはXP8000/18000用12V/3A変換ケーブルAタイプを使用。

二晩で使用した電力はバッテリー容量の1/4程度と楽勝です。

実は撮影初日は雲台Markins Q3-TrQではなく微動マウントとCD-1アングルプレートを組み合わせたモノを使用しました。

この組み合わせは一見バランスが良さそうですが時間経過とともに傾きが大きくなると重量も影響してかポラリエに負担がかかり精度が落ちる事が判明します。

二日目翌朝はピーカンです。

富士山のこちら側は降雪が少ないようだ。

しかしまわりの芝はもちろんシェルター内部の結露からハルの水飲み、鍋の水、車の中のペットボトルまで凍っています。

ハルは結局、私の寝袋に潜り込んでいました。

富士山の周囲約100kmをドライブすることに。
西臼塚PAにて。こちら側では富士山の降雪も十分あります。

県72に入ると道路は積雪で凍っています。

新五合目PAに至る県152は封鎖中です。


R138を山中湖に向かう手前の道の駅すばしりにて。


二日目夜はEF135mm F2L USMに光害カットフィルター(LPS-P2)を装着して撮影を始めるが、雲が出始めました。
その影響か画像に締りがありません。
オリオン中央部


スバル


結局ダークフレームを撮り終えて早々に撤収することになりました。

翌朝は午前10時頃にキャンプ場を後にしてR1をのんびり西に向かい音羽蒲郡から東名に乗って帰宅するというダラダラモードとなりました。


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