神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

貴景勝 鈴木亜由子 紀平梨花

2018年11月26日 07時02分39秒 | 大相撲

日本のスポーツ界も東京オリンピック開催にともない世界に通用する若手の台頭で面白くなってきた

すでにFSでは男子、絶対的世界王者「羽生結弦」がいる、そして成長著しい「宇野昌磨」が追っている

女子は暫くロシア勢の風下でパットしなかったが、ここにきて16歳の紀平梨花が世界に躍り出た

きら星の如く現れて、今回のフランス大会でも優勝、2連勝でグランプリファイナルに文句なしの出場決定

16歳という年齢での快挙は浅田真央の再来の予感を覚える、これからが楽しみだ

競泳も高校生「池江瑠花子」が泳ぐ度に日本記録を打ち立て、世界に近づいている、しかもマルチ選手

オリンピックにぴったり照準が合っている

 

さて昨日のスポーツもラグビーだ、テニスだと賑やかだったが、そんな中で大相撲九州場所が盛り上がった

3横綱1大関、即ち相撲界の上位一位~四位までが休場という、異常な盛り上がらないはずの場所だったのに

奮起した大関「高安」と、22歳幕内最年少、小結「貴景勝」が土俵を最高潮に盛り上げた

特に貴景勝は親方「貴乃花」の騒動で、場所前に所属部屋移転という心理的にもキツいできごとがあったにも

関わらず淡々と土俵を務め、勝ち続けても幼いポーカーフェィスを崩さなかった

そして、観客をヒヤヒヤさせながらも13勝で薄氷の初優勝を飾った、来場所は大関獲りとの声が早くも出ている

「横綱がいないから実力がわからない」などと言う声もあるが、いくら大横綱でも休場は負けである、..だから

は、出てきて戦ってから言う言葉だ、いなければ負け、貴景勝の優勝は立派な優勝だ

高安も頑張った、一人横綱の重圧と言われた稀勢の里は5連敗で速くも撃沈、豪栄道も休場、栃ノ心は勝ち越しが

やっとで、一人大関とも言える状況だった、こちらも準優勝で来場所は横綱獲り?の声も出始めている

平幕でも10勝以上の力士が複数いて、最後までわからない混戦を形成してくれたのも盛り上げた一因だった

いよいよ世代交代の時になったのだろうか、日本力士が台頭して一時期のモンゴル旋風が影を潜めている

復活、日本大相撲というところか

貴景勝の「景勝」とは「上杉景勝」の「景勝」と同じ面白いしこ名で、どういう意味かとずっと思っていたが

まさに「上杉景勝」からとったしこ名だと言うことだ、前親方の貴乃花が上杉景勝を尊敬していたので

そこからいただいたとの事だった

上杉謙信の甥、景勝はもう一人の養子、小田原北条の子、景虎と跡目相続の御館の乱を劣性を跳ね返して

勝った武将。 いつも寡黙で軽佻浮薄な行動はしなかったという

また関ヶ原の戦では義を重んじて、性格的に問題があった石田三成に味方して敗れたが、心中清々しく

4分の一に領地を減らされても、家臣全員を養ったという。

 

以上若手アスリートの活躍だが、ベテランの域に近づいている鈴木亜由子をオリンピック以来見た

昨日の仙台でのクィーンズ駅伝、日本郵政の鈴木はエース区間3区で10.9kmをベテラン福士加代子らと競った

郵政は出足悪く、鈴木は16位でタスキを受けたが、区間2位の快走で7人抜き9位まで押し上げた

その後、純エース区間の5区10kmでも郵政の3本柱、鍋島莉奈がパナソニックの堀優花と同タイムの区間新で

9位から4位までに押し上げた

結果は全区間1位を譲らなかったパナソニックが完全優勝で連破を果たした、パナソニックは4区で10秒差まで

追い上げられたが、5区の堀の区間新激走で2位に1分10秒ほどの大差をつけたのが勝因となった。

これからも実業団男子、箱根と駅伝が続く、一人では勝てない駅伝はドラマだ、今回も九電工にアクシデントがあった

駅伝大好き、そしてますます鈴木亜由子のファンになった。