今年の同級生旅行は見学カ所をしぼって、出来るだけ移動せずじっくり一カ所を見る
そんな方針での旅です。 足が痛い、歩くと息が切れると言う声もかなり増えてきた
初日の観光は会津武家屋敷と三春のデコ屋敷の2カ所、武家屋敷は私が是非みたいと希望(初)
デコ屋敷は、私が是非みんなを連れて行きたいという場所です(2回目)
デコ屋敷の「デコ」とは何か?、誰もが聞く言葉です、この店の人にお聞きしました・・・でも忘れました!
三春駒はご存じでしょう、そんな郷土の伝統民芸品を製作している工房が4~5軒ある地域です
大きな古民家といった風情の建物の中には、七福神や天狗にお亀、様々な面、そして干支人形
今も一人の年輩の職人さんが無愛想に作っています、みんな静まりかえってそっと見ています
そこに別の男性がにゅ~っと現れて、いろいろ説明を始めてくれました、年頃は我々より少し上くらい
この店の主でしょうか?、作っている人が主でしょうか?・・・わかりません
静けさの中で頑固な職人が静まりかえった空気の中でせっせと仕事に集中している・・・と突然
鳴り響く歌謡曲、それも外まで聞こえるような大きな音で・・・・ええええぇ?
説明してくれたおじさんが衣装を代えて、面をやおらかぶり、歌謡曲に合わせて踊り始めました
満面の愛嬌を振りまいて
そしてこの工芸民家は明らかに生活の場でもあるようです、なぜなら仏壇も
あり遺影写真も鴨居に足下に無造作に飾られています
遺影のおばあちゃんの表情が良い、ニコニコと笑っています、飯田蝶子さんに似ています
いやあ愉快愉快、一気に場の雰囲気が変わりました、毎年5月の最終日曜にお祭りコンクールが開かれ
全国からファンが集まって、面をつけて踊りまくるとか
ポスターを見たら、踊ってくれたおじさんが一番目立って写っていました
男面と女面を付け替えて、女踊りも見せてくれます
私はここで達磨2ヶと寅を一ヶ購入、なかなかユーモラスで味わいのある一品です、達磨も既に目が入っています
高崎の達磨とはずいぶん違った手作り感満載の達磨さん、一個は人にあげましたけど、「絵手紙に書きたくなるような
達磨さんだね」なるほど、そういえば。
寅年の私は、この尻を持ち上げて、今にも飛びかかりそうな勢いのこの寅がとても気に入りました
外には絵付け前の張り子が干してありました
デコ屋敷をあとにして、今夜の宿、母畑温泉「八幡屋」へ向かいます、30~40分、5時前には到着しそうです
私は約25年ぶりの八幡屋です、当時は「プロが選ぶ宿100選」で10位くらいの人気温泉宿だったが
今はなんと、絶対王者、能登和倉温泉の加賀屋に次いで、第二位になっていました
因みに、この宿の設計者は「加賀屋」の設計者と同一人物です
さあ、そんな八幡屋の湯というと、つるつるすべすべのお湯です、温度も丁度よい湯加減、最高最高
若い女性スタッフの多い宿です、きびきびと動いているかというと、いえいえ、おっとりゆったりと動いています
なぜか癒やされます、ああ福島だなあ~~ってほっこりした気持ちになれます
東北地方のアクセントを、あくずんでいない純朴そうに見えるお嬢さんが話すと、ほんと癒やされるのです
都会のホテルの「できる女」の殺伐とした雰囲気はここには少しもありません
さあ宴会宴会、待ちに待った宴会です、今年も抜群のエンターティナー、「スターどんちゃん」はいません
ここは我々が「全員野球」でスターの穴を埋めなければなりません
最初の一時間は、ゆっくり食べて飲んで、語り合って、おいしいお酒を飲んで、「一時間が過ぎました、恒例の
ショータイムの始まり」、トップバッターはマスヤンの「まつり」でオープニング
続いて踊りの師匠のご指名により私が歌い、つーくんと師匠が日舞を踊ります
このあとつーくんは暫く内股歩きを忘れられなくなったそうで、来年が期待されます
去年まで「僕はカメラマンだから」と逃げ切っていましたが、今年はとうとう捕まってしまいました
「いやあ、これは面白い」と、面白いおじさんたちが笑っていますが、間もなく出番ですよ
金髪の長い髪のお嬢さん、カツラをとれば、ほとんど毛がないおっさんです
私の大暴れの勇姿をお見せ出来ないのが残念ですが、お見せ出来るようなものではありません
ただでさえ女房殿に軽蔑されていますので、流失はご勘弁願います。
この騒ぎは延長で、延々一時間半続きまして、仲居のお嬢さんたちを困惑させました
「こんなお客様は初めて見ました」は、どこの温泉に行っても言われますが、楽しいという意味なのか、迷惑という意味なのか?
私たちは前者と考えておりますが、いかがなものでありましょうか。
おいしい、ご馳走をたらふくいただきました、食べきれないほど、けれどラーメンは別腹、半分の人ははラーメンを食べに行きました。
私はマスヤンとリラクゼーション・ツボマッサージに出かけました
60分コースの予定でしたが、マッサージ師のお嬢さんが「90分コースもありますが・・・・」とうつらうつらした頃、耳元に囁きまして
タイプのお嬢さんでもあり、おじさんはつい「90分でいいよ~~」と言ってしまいました、 チ~~ン(レジの音)
たいへん結構でございました・・・45分は寝ておりましたけど。
一番真面目でつまらない男でも、これくらいは必須です・・・・・布施明ではありません
明日は南下して「足利フラワーパーク」へ行きます