滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1204/110:原発問題】県原子力安全委委員長らの解任求める 福井

2012-04-11 22:44:47 | Weblog

 県原子力安全専門委員会の委員が電力事業者の関係団体から寄付を受けていたことは倫理に反するなどとし、脱原発市民団体「サヨナラ原発福井ネットワーク」は10日、団体と利益関係にある委員と中川英之委員長の解任のほか、委員に公募枠と脱原発団体枠を設定するよう西川一誠知事に要請した

(11月11日付け産経新聞福井版・電子版)

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120411/fki12041102030003-n1.htm


【1204/109:福井・大飯原発:再稼働問題】 橋下・大阪市長、政府に直接説明要求へ

2012-04-11 22:38:11 | Weblog

 大阪市の橋下徹市長は11日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に関し、政府に直接説明を求める意向を表明した。藤村修官房長官が10日の会見で、「(大阪側から)説明を求められた場合は応じる」と発言したことを受け、記者団に述べた。

 同原発の再稼働を巡り大阪府市統合本部は、原発100キロ圏内の府県との安全協定締結など8条件を、国や関電に求めることを検討している。8条件については10日、橋下市長が「国も関電も無視すればいい」と発言し、藤村官房長官は「支離滅裂なところがある」などと不快感を示していた。

 橋下市長は11日も政府批判を続け、「国民の理解を得ないといけないと言うが、理解と同意は違うとか、霞ケ関文学としか言いようがない。有権者には伝わらない」と話した。

(4月11日付け毎日新聞大阪夕刊・電子版)

http://mainichi.jp/area/news/20120411ddf041040028000c.html


【1204/108:原発再稼働問題】枝野氏13日福井県に再稼働要請 大飯原発の安全基準適合を説明

2012-04-11 22:30:46 | Weblog

 

 

 野田佳彦首相は10日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働への協力を要請するため、枝野幸男経済産業相を13日に福井県に派遣する方向で最終調整に入った。西川一誠知事とおおい町の時岡忍町長に会い、地震や津波による全電源喪失対策を含む新しい安全基準に大飯原発が適合していると説明して理解を求める。政府関係者が明らかにした。

 首相と枝野氏、藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相の3閣僚は一両日中に安全性に関する見落としがないかなど詰めの協議を実施。夏場の関電管内の電力需給も精査し、地元説明のスケジュールを確定させる。

 ただ北朝鮮が12~16日に予告している「衛星」打ち上げと称した長距離弾道ミサイルの発射実験を強行した場合、安全保障会議出席などの対応を優先し、枝野氏の訪問がずれ込む可能性も残っている。

 福井県側は政府の要請に対し、有識者らの知見を入れて独自に評価した上で再稼働に同意するかどうか判断。住民説明会の開催も検討する。首相は地元の意向を受け、3閣僚と協議し再稼働を最終決定する段取りだ。

 全国の商業用原発54基のうち現在稼働しているのは北海道電力泊原発3号機のみ。関係者によると、手続きが順調に進んでも、泊原発が定期検査に入る5月5日までに大飯原発が再稼働するのは極めて厳しい情勢で、日本の原発すべてが停止する状態が想定されるという。

 首相は当初、8日に枝野氏を福井入りさせる方針だった。拙速との批判を避けるため安全基準の評価などに時間をかけたとみられる。

(4月11日付け福井新聞・電子版)

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/34096.html

 


【1204/107:県内大学動向】龍谷大学 瀬田に農学部新設

2012-04-11 22:20:55 | Weblog

食の安全などに関心が高まるなか、龍谷大学は大津市の瀬田キャンパスに、新たに農学部を設置することになりました。
龍谷大学によりますと大津市の瀬田キャンパスに新たに設置されるのは、▼食料や農業問題を研究する「食料経済」学科や▼農業技術の研究開発を行う「生物生産」学科など、4つ学科からなる農学部です。
定員は、4つの学科、合わせて、1660人で、3年後の平成27年4月に設置される予定だということです。
一方、瀬田キャンパスにある「国際文化学部」は農学部の設置に伴って京都市伏見区の深草キャンパスに移転されるということです。瀬田キャンパスには現在、国際文化学部のほか、理工学部と社会学部の3つの学部があり、およそ、7000人の学生が在籍していますが、今回の新設と移転によって学生数は200人あまり減少する見通しです。
文部科学省によりますと仏教系の大学で農学部を設置するのは全国で初めてということです。
龍谷大学では「食料問題や食の安心・安全に関心が高まる中で食に関する生産や流通、消費などを総合的に科学する実証的な学部を目指したい」としています。

(4月11日、NHK大津放送局・電子版)

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064361421.html


【1204/106:原発再稼働問題】嘉田知事は大飯原発を視察するなら、福井県知事と会うべきだ

2012-04-11 18:07:37 | Weblog

【滋賀報知新聞社説:嘉田知事は大飯原発を視察するなら、福井県知事と会うべきだ】

 野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係三閣僚は6日、協議を行い、関西電力の大飯原発3,4号機(福井県おおい町)の再稼働の可否判断する新安全基準を決定した。新安全基準は、地震や津波が起きても全電源が失われないような対策と、炉心などの冷却機能を継続し燃料損傷に至らない対策に加え、保安院が公表した30項目の対策のうち、防波堤のかさ上げなど未実施の安全対策については電力事業者に実施計画(行程表)の提出を求める内容だった。 
 関西電力は9日に行程表を提出したが、これで政府はお墨付きを与えようとするもので、まさに見切り発車だ。この間に大地震に見舞われ再び原発事故が起こったら、だれが責任をとるのか。
 滋賀県の嘉田由紀子知事は「枝野経済産業相は、電力の需給状況によって必要性があるなら再稼働を決めると発言されたが、関西電力のみのデータだけでなく、さまざまなオピニオンの意見も聴いて、どれだけひっ迫しているのかを判断してもらいたい」と注文をつけたが、まさに正論である。
 一方、原発事故が起これば被害地元になる滋賀県の嘉田知事と京都府の山田啓二知事は12日、大飯原発の視察に行く予定だが、単なるパフォーマンスで終わってもらっては困る。  
 せっかく福井県に乗り込むなら同県の西川一誠知事とも会い、安易な再稼働を許さないよう認識の共有化に努めるべきだろう。
 場合によれば福井県と一緒になって野田政権に対し立地県のポスト原発産業の支援を求めていくべきだ。「再稼働ありき」の野田政権に“待った”をかけるためにも、嘉田、山田両知事の責任は重い。

(4月10日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/search.php?type=editorial&run=true&sort=open_time&sort_PAL[]=desc