NHKの世論調査で、大飯原発の運転再開に否定的な意見が福井県以外の周辺自治体の住民から多かったことについて、大飯原発から30キロ圏内にある高島市の西川喜代治市長は「政府の政治判断だけでなく、科学的な見地に基づいた判断をしてもらうことが大事だと思うし、そうした思いが住民へのアンケート結果にも表れているのではないか」と述べました。
また、運転再開に向けて同意を得るべき「地元」の範囲について、「地元という考え方は原発が立地する自治体だけではない。
事故が起きた場合に影響が出る範囲には、最低でも同意を取るような方向付けを願いたい」と述べ、高島市の同意も得るべきだという考えを示しました。
【関連ニュース番号:1204/226、4月19日】
(4月19日、NHK大津放送局・電子版)