県議の半数は県民が議員の活動を知っていると思っているものの、6割の県民があまり知らない-。そんな結果が10月2日、県議会のあり方を考える第三者委員会「議会改革検討会議」の3回目の会合で示された。このギャップを埋めるアイデアとして、ゆるキャラづくり、県議会の歌の制定などの案が出された。
県議への調査は全47議員が9月に記入して回答。52・2%の24人が、議員の活動について県民が「おおむね知らされている」と認識していた。
一方、県政モニター430人を対象にした調査では、60・9%が議員の活動を「あまり知らされていない」と答えていた。
県庁で開かれた会合では、駒林良則委員(立命館大教授)は「県民と議員の意識の差は歴然」と指摘。大津市で旅館を営む佐藤祐子委員は「県議会にもゆるキャラを作ってみては」、森美和子委員(滋賀学園理事長)は「県議会の歌を作り、本会議は歌を歌って始めたら親しみがわく」と提案した。
このほか、県議会の政策提案力のアップを求める声や、「県議会の質問は県執行部と一騎打ちの状態。もっと別のやり方がある」との意見も出た。
検討会議は家森茂樹議長が諮問。11月に答申の予定で、この後、県議による議会改革検討委員会で詳細を決め議会基本条例制定を目指す。 (木原育子)
(10月3日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20111003/CK2011100302000108.html
県議への調査は全47議員が9月に記入して回答。52・2%の24人が、議員の活動について県民が「おおむね知らされている」と認識していた。
一方、県政モニター430人を対象にした調査では、60・9%が議員の活動を「あまり知らされていない」と答えていた。
県庁で開かれた会合では、駒林良則委員(立命館大教授)は「県民と議員の意識の差は歴然」と指摘。大津市で旅館を営む佐藤祐子委員は「県議会にもゆるキャラを作ってみては」、森美和子委員(滋賀学園理事長)は「県議会の歌を作り、本会議は歌を歌って始めたら親しみがわく」と提案した。
このほか、県議会の政策提案力のアップを求める声や、「県議会の質問は県執行部と一騎打ちの状態。もっと別のやり方がある」との意見も出た。
検討会議は家森茂樹議長が諮問。11月に答申の予定で、この後、県議による議会改革検討委員会で詳細を決め議会基本条例制定を目指す。 (木原育子)
(10月3日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20111003/CK2011100302000108.html