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【1004/99:議員定数】40から36に 議員削減案提出を検討 /目片大津市長 15日に説明 

2010-04-13 23:38:07 | Weblog
 大津市の目片信市長が市議会の議員定数を40から36に削減する議案の提出を検討していることが4月12日、分かった。15日に市議会の会派代表者に説明する。首長が議員定数削減を提案するのは異例で、市議からは「市長の真意が見えない」と戸惑う声も出ている。

 市と市議会の複数の関係者によると、目片市長は議員定数を4減らす議案を、6月定例市議会に市長提案する意向という。市議会の議員定数は、旧志賀町と合併した2006年以前は38、合併後は暫定41で、07年4月の市議選から現行の40となった。

 目片市長は「市内には学区が36ある。定数削減で財政的にも助かる。理由は多岐にわたるが私は提案するのみ。採決は議会がすることだ」としている。

 市議会は、一問一答方式を試行するなど自主的に活性化や改革を進めている。ある市議は「定数削減は議会側が自律的に考えることだ。市議選まで1年しかなく、思いがあるのならもっと早く言ってほしい。唐突すぎる」と驚く。別の市議は「議員報酬の削減など、議会内でさまざまな議論をしている最中だ。突然のことで市長の意図が見えない」と真意をはかりかねている。

 地方自治体の首長が議員定数削減を提案している例として、名古屋市の河村たかし市長が今年の2月議会で、定数75を38に削減し議員報酬を半減する議会改革条例案を提案、否決された例がある。

(4月13日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100413000020&genre=A2&area=S00


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