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【1004/08:子育て支援】「保育ママ」開始・大津市 / 自宅で待機児童預かり

2010-04-02 00:13:08 | Weblog
【写真:保育ママ事業を始めた加藤さんの自宅(大津市坂本1丁目)】

 待機児童の解消を目指し、保育士資格を持つ人の家庭で子どもを預かる大津市の「保育ママ」(家庭的保育)のモデル事業が4月1日、市内3カ所で始まった。滋賀県内では初の試みで、10月以降に3カ所を追加し、将来的には31カ所で行う計画。

 保育園などで勤務経験がある62歳までの保育士の家庭で、市内の認可保育園への入園を待つ待機児童のうち0歳~2歳児を預かる。保育士が受け入れる自宅の部屋は一定の条件を満たす必要がある。

 初日のこの日、保育ママの加藤ひとみさん(50)=同市坂本1丁目=宅では2人の子どもを受け入れた。市の研修を受けた補助員2人も加わって子どもの面倒をみる。

 2歳の長男を預けた近くの会社員前田貴恵さん(33)は「これまで実家で子どもをみてもらっていた。私も両親も助かる」と話した。加藤さんは先月、市内の民間保育園を退職したばかりで「保育園と違い、家庭の環境と差が少なく、子どもが早く慣れる感じ」としている。

 市によると、市内の待機児童数は、1日現在で90人。保育ママ事業には本年度3000万円を計上しており、年内に計6カ所で実施する。市保育課Tel:077(528)2746。

【関連ニュース番号:0909/230、09年9月27日;0909/143、09年9月16日など】

(4月1日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100401000202&genre=C4&area=S00


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