滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0701/62:医師不足問題】彦根市立病院、産婦人科の診療制限で看護学生らの実習を中止

2007-01-30 00:15:25 | Weblog

彦根市の市立病院産婦人科で分娩などの診療制限が行われる問題にからみ、同科で4月から予定されていた県立大(同市八坂町)の看護学生30人の産婦人科実習が中止されたことが1月26日に分かりました(ニュース番号0701/61、1月29日を参照)。

同大学によると、産婦人科での実習は看護師になるための必修科目で、人間看護学科の3年時の後期から4年時の前期の間に同科で研修を行ってきました。しかし、来年度から同科の医師が1人になり、原則的に分娩を担当しなくなることから、十分な指導ができないとして、今月上旬に実習中止を通告されたとのことです。同大は緊急に市外の病院へ実習生を割り振って対応しました。

同大学の関係者は「現状でも実習施設が足りないのに、これ以上減ると困る。出産の面からも医療スタッフ育成の面からも、憂慮すべき問題だ」と話しています。

(1月27日付け産経新聞が報道)

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