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滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1204/239:公立病院建て替え】高島市民病院 来月7日始動 病棟新築

2012-04-20 17:48:09 | Weblog

◆個室やスタッフ充実 医療機関連携強化 電子カルテ完全導入

 老朽化に伴い、現施設の南隣への建て替えが進められていた高島市民病院(旧・公立高島総合病院、高島市勝野)が完成した。診療科目18と病床210床は変わらないが、療養環境の改善と効率化を図るため、個室を77室増やして110室にした。常勤医は2人増の26人で、医療技術者129人(8人増)、看護師58人(5人増)とスタッフを充実させた他、医療機関同士の連携を強めようと電子カルテを完全導入した。5月1日に移転し、同7日から一般外来の診察を始める。(浦一貴)

 市民病院は1950年、旧高島町国保高島診療所として開設され、施設や診療内容を充実させて91年に公立高島総合病院と改称した。

 病棟は81年施行の改正建築基準法による耐震基準を満たしておらず、市は2005年、建て替えを決定。06年度に新病院の基本構想を策定し、10年度に着工した。総事業費77億円のうち、国が23億6800万円、県が8700万円を補助している。

 新病棟は鉄筋5階建て、延べ床面積約1万5100平方メートルで、健診棟として残す現行の南病棟(鉄筋4階建て、延べ床面積3500平方メートル)と合わせ、25%広くなった。

 また、大規模災害対策として、病棟に免震構造を採用した他、ベッドが不足した際に患者を床に寝かせて手当てできるよう、1階ロビーに床暖房を導入した。

(4月20日付け 読売新聞・電子版)
 

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