【０９１２/１６５：新政権・高速無料化】県議会：高速無料化撤回の意見書も可決

　１２月１８日閉会した県議会で、民主党がマニフェストに掲げた高速道路原則無料化の撤回を求める意見書が可決された。自民党の２会派が提出。国に対し、フェリーやバス業界の路線縮小による交通弱者が生じる▽地域に必要な道路整備の財源確保が困難になる▽温室効果ガスの排出削減方針と矛盾する－－などとしている。

　民主党が始めた地域の陳情・要望の窓口を県連に一元化するシステムに反対する意見書も可決された。【安部拓輝】

（１２月１９日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091219ddlk25010493000c.html

【０９１２/１６４：県議会】新駅基金の転用可決 滋賀会館の廃止案、継続審査に

　１１月定例県議会は１２月１８日、最終日を迎え議案の採決が行われた。新幹線栗東新駅の課題対応基金を、跡地利用策などに充てる地域振興基金（約１７億５４００万円）と福祉・教育振興基金（約１２億６８００万円）に積み替える条例改正案は全会一致で可決。滋賀会館を廃止する条例案は継続審査となった。

　滋賀会館の廃止条例案を巡っては議員らが「利活用策がないまま廃止するのは本末転倒だ」などと指摘し、常任委員会が出した継続審査の結論に賛成した。採決後に自民党議員が、福祉・教育基金に積み替える新駅基金を市町の福祉医療費助成を来年度も継続するために活用するよう求める付帯決議案を提案、可決された。【安部拓輝】

【０９１２/１３９、１２月１６日；０９１２/１３４、１２月１６日など】

（１２月１９日付け毎日新聞・電子版）

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091219ddlk25010491000c.html