県難病連絡協議会は、日本難病・疾病団体協議会(略称JPA)に参加し、世界の恵まれない子どもたちと、難病患者運動支援のために、昨年7月から入れ歯を回収したところ、3.89キログラムにのぼり、それを業者に引き渡し貴金属を精製してもらった結果、40万7855円になった。
このため、県難病連絡協議会は、ユニセフを通じて世界の恵まれない子どもたちに18万3535円、JPAを通じて難病患者支援に6万1178円、NPO法人県難病連絡協議会に12万2357円を配分した。
この運動は、県から県内の歯科・口腔外科のある22の病院を紹介してもらって、8病院に入れ歯リサイクルBOXを設置した。また、11の歯科医院、二つの公的機関の協力を得たもの。
昨年末、BOX設置後六か月間の入れ歯を回収したところ、3.89キログラムとなった。
県難病連絡協議会では「引き続き、入れ歯リサイクル事業に取り組んでおり、不要になった入れ歯・詰め物・かぶせの金属などをお送っていただきたい」と話している。
送り先・問い合わせは、〒520―0044 大津市京町四丁目3―28 県厚生会館別館二階 NPO法人県難病連絡協議会(TEL・FAX077―510―0703、Eメール shiga-nanren@kvd.biglode.ne.jp)まで。
(3月15日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0000946