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モデルナ ワクチン mRNA-1273 第2相臨床試験を開始

2020年07月03日 17時08分44秒 | 新型コロナウイルス



モデルナ ワクチン、mRNA-1273の第2相(フェ―ズⅡ)臨床試験を開始
 5月7日、米モデルナ(Moderna)社は、米FDA(食品医薬品局)が約600人が参加する第2相(フェ―ズⅡ)臨床試験の申請を承認したと発表した。
 モデルナ社は、国立衛生研究所の資金協力を得て、第1相(フェーズⅠ)臨床試験をシアトルの45人の健康な成人のボランティアを対象に実施して、安全性や有効性について一定の成果を上げた。今回行われる第2相(フェ―ズⅡ)臨床試験では、臨床試験の対象をさらに大きなグループに拡大して、ワクチンの有効性や安全性を試験する。第2相臨床試験が成功した場合には、最終段階の第3相(フェーズⅢ)臨床試験に乗り出す。
ワクチンの開発には、ジョンソン&ジョンソンやサノフィなどの既存のワクチン製薬企業など12社以上の企業が、グローバルな競争を展開している。
 中国では、CanSino Biologics など4つの製薬企業が、4月上旬にワクチンの第2相試験を開始したと発表している。米製薬企業の大手、ファイザーはドイツの提携企業、BioNTechは、第1相と第2相の試験を組み合わせた臨床試験に向けてボランティアを登録を開始している。
 米生物医学先端研究開発局(BARDA)は、5億ドルの開発資金を提供、2021年には10億人分の製造を目指す。
 米国の感染症専門家であるAnthony Fauci博士は、ワクチンが広く普及するまでにはまだ12〜18か月かかるだろうと示唆している。新型コロナウイルスに対しては実績のある治療薬はなく、世界中の多くの研究者や企業がワクチンに加えて治療薬の開発を進めている。





新型コロナウイルス 治療薬・ワクチン 開発最前線 ~レムデシベル アビガン モデルナ オックスフォード大学/アストラ・ゼネカ Johnson & Johnson臨床試験 勝者は誰が?~

Mederna RNA-1273 最先端の遺伝子技術を駆使して開発するmRNAワクチン

BARDA   NIH(米国立衛生研究所) NIAID(米国立アレルギー・感染症研究所) CDC(アメリカ疾病予防管理センター)




国際メディアサービスシステム研究所 International Media Service System Research Institute(IMSSR)


2020年5月7日
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廣谷 徹
Toru Hiroya
国際メディアサービスシステム研究所
代表
International Media Service System Research Institute(IMSSR)
President
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