2013-03-21 23:51:32 | 絵画鑑賞、創作

  雪の地晴れ。星が出ていた。でも朝から夕方まではずっと雪。春の陽気から真冬に一気に逆戻りである。

 毎年桜を描いていた公園が、再び「整備」の名の下に荒らされ尽くし、見るに堪えない景観と化した。アホみたいな公園なんかいらんからそのまま維持してくれればいいよ。せっかく育った立派な枝振りの樹木も伐採されてしまい、見所は全然なし。「整備」された公園には何の魅力も無い。

 そういうわけで、どんどん描いてきた景観が失われている。十年前と今ではまるで別物。十年前に描いていた景色も、「河川整備」の名の下に荒らされ尽くし、コンクリートとダニだらけの見るも無残な表層に覆われた。毎年重機で川底をすくい続けてれば水鳥も来なくなるよ。魚は無論、姿を消している。

 こういう馬鹿げた行為って、何で止められないんだろう? 昔の日本人は「里山」という偉大な知恵を持っていたが、そういう古き良き伝統は完全に失われた感がある。悪しき慣例はずっと継続されるのにネ。


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