生命とは何か

2023-01-30 22:15:05 | 読書、書物

  晴れ後雪。さきほど、また吹雪いた。お昼頃から急に冷え込みが厳しくなってきた。

 青森県新型コロナウイルス感染者数は、九十六名と、いきなり百人を切りました。急激な減少は、雪片付けに追われて外出する余力が無いか、或いは最近の厳しい寒さで外出を控えているせいか。宿泊療養も十四名。宿泊療養所はかなり寂しい感じになっているのでは。

 ポール・ナース著「WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ)生命とは何か」を読み終わりました。新型コロナに感染してしばらく手に取れなかったのでけっこう長々と時間がかかってしまいました。自身の研究での発見、細胞に関する様々な考察などから、生命の不思議に迫ります。ポール・ナースさんはノーベル賞を受賞した偉い遺伝学者。経歴が面白く、いわゆるエリートコース、ではありません。蝶から始まった探究心が、結果として功績を作り上げた、という印象です。どっかの偉ぶる元大統領とは異なり、批判も控えめ、紳士的。難しい内容を噛み砕いて分かり易く書いており、面白かったです。ノーベル賞を受賞した学者さんなのに、この「WHAT IS LIFE?」が初めての著書というのも驚きです。世界の現状に危機感を覚え、出版したのでは、とのこと。

 次はコリン・ヒギンズ著「ハロルドとモード」を読みます。全然知りませんでしたが、かなり秀逸な作品らしく、再販されるまではボッタクリのような価格で売買されていたそうな。このほど再販されたので購入した次第です。カルト的人気を誇る名作らしいので、期待します。

 今夜も寒いです。布団から出るのが地獄。入った直後も地獄なんですが



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