晴れ後曇り。
色々疲れる事態ばかりが発生する。
昨日、三島由紀夫著「愛の乾き」を読み終わった。最後は衝撃的結末で、その後の展開がどうなるのか、背筋が寒くなってしまいました。硬質の文体と、まとまりはさすがです。
次は放置状態が続いていた、マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」の第四巻を。過剰な美辞と、膨大な例えに辟易させられますが、光文社古典新訳文庫の高遠弘美氏翻訳版はまるで神々しいほど読み易く、助かります。昔は読みにくいのなんのって、トドメに長いので飽きてあっという間に挫折、という展開の方も多いと思います。光文社版は、字も大きく、翻訳がわかり易いのでサクサクと進みます。物語は全く進みませんが(笑)。何せ出立する前の回想やら何やらで既に三十ページですから、先が思いやられる……。
ま、頑張って読みましょう。
就寝前に少しずつ読み進めている「銀河英雄伝説」は第七巻、ようやく好きなキャラクターの一人である、「沈黙提督」ことアイゼナッハが登場しました。
今週末、疲れる打ち合わせがあるので読書で気を落ち着けて備えましょう