いろいろ読む

2014-07-24 23:43:32 | 読書、書物

  晴れ。暑いというか熱い。

 中国の食品加工偽装事件は中国全域に及び、某コンビニでも中国系企業の使用を中止し安全管理に厳しい日系企業へ移行する検討を始めたとのこと。当然だろう。と、いうかもう「安かろうよかろう」の時代は終わったのだ。建設業界でもバナナの叩き売りみたいに安い値段で受注する時代は終焉を迎え、あらゆる資材、関連職種の単価が高騰している。その高騰の影響が震災復興に及ぶのは如何なものか。オリンピック招致での建設ラッシュより、むしろ復興の方へ金をかけるべきだと思うのは私だけか? きっと違う。国立競技場に千六百億円(だったか)だってサ。まるで異次元、馬鹿げた世界の話に聞こえてしまう。そんだけの金があればどれだけ復興工事出来るんだ。既存施設を改修利用して安く仕上げようという発想に向かないのがおかしい。いや、頭が良過ぎるのだ。頭が良すぎて我々庶民が考えるような思考を持てないのだ。

 …皮肉です。

 「夏への扉」を読み終わった。まさかそんな、という驚きの展開で今までこういう作品が存在する事すら知らなかったというのに驚いた。世の中、まだまだ知らないことだらけ。で、評論。最初から中盤まで悪党どものやり方に怒りを覚えながら一体どういう展開になるのかも分らずひたすらイライラしながら読み進め、中盤から終盤にかけ一気に逆転、幸福な大団円で終わる。面白かったです。そして続いて予定していた「江戸川乱歩全集」を進行中。怪人二十面相ってけっこう粗暴なのネ。寝る前に呼んでいた岡本太郎著「今日の芸術」も読み終わった。一部どうかなと思う部分もあるが、おおまかにみてかなり真面目で面白い考えだった。そんな訳で「南総里見八犬伝」再読へ戻ってます(笑)。


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