TRIUMPH・1962TR6SS トライアンフメンテナンス祭り7

2021-03-20 22:51:08 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。そんなに寒くもなかった。

 チコちゃんを見てから早速トライアンフTR6SSの乗り出し整備を開始。前回、グリスによるギトギト系作業を完了し、今回はオイルによるギトギト系作業です。こちらの方がタチが悪いギトギト感です。

 早速ギトギトします。

 

 オイルを抜いてオイルタンクの底を清掃。ヘドロと化している不純物が沈殿していますので。どうせやるならできる限り綺麗にします。ヘドロが溜まりまくって垢のようになっているオイルタンクは許せませんので(笑)。

 

 続いてエンジン下部からも抜きます。コレは……? コーヒー牛乳化しています。結露して変質したオイルが回ってきたのでしょう。こういう部分が北国でのバイクの長期保管が難しいところです。これでも頻繁にオイル交換をしている方なのですが、やはり冬期冬眠中の結露が問題なのでしょう。困ったものです。

 

 清掃し、綺麗にしました。今回はメタフォームガスケットも新調しますので車両のスタッドボルトに合わせて穴を拡大します。一つとして「純正部品」がぴたりと収まることのないバイクですので。蓋だけではなく、ナット類もきちんと清掃します。ちなみにステンレストレーは新調しました。

 エンジン下部からもオイルを抜きましたので、蓋とネジを装着後、炎の空キックでオイルを循環させます。この作業を怠ると、エンジン内部がオイル無しの状態で起動となってしまいますので。

  

 プラグを抜いたら当然、タペットクリアランス調整も実施します。あまり乗っていないにも関わらず、クリアランスがほぼゼロ状態になっていました。動いている間に締まるのでしょうか? 謎です。何度やっても微妙過ぎる作業ですが、一応、完了。

 

 続いてギアオイルを交換します。相変わらずご覧のようにまるで整備させる気がありません。工具が入らないボルト位置ってなんなんでしょう? 意図がよくわかりません。

 

 古いオイルを抜いてボルトを締め、新オイルを投入。「レイシャフトの真ん中辺まで」とのことですが、これまた分かりにくく、超微妙。ギアオイルは粘度が高いので、次回、確認して下がっているようなら追加します。

 

 プライマリーカバーを開いて「例のアノ箇所」をチェック。クリアランスは0.2を維持し、ナットの緩みもありませんでした。ちなみにこのカバーを開くまでに面倒な作業が続きましたが撮影するのも面倒ですので省略しました(笑)。今年は壊れるなよ。

 

 プライマリーカバーを閉じてブレーキペダルを組み付ける前に取り付け軸を清掃、グリスアップします。この程度のこともやらにゃ。

 ふと気づいたのですが、プライマリーカバーを開いて液体ガスケットを塗布したため、その液体ガスケットが乾くまで(固まるまで)乾燥させなければなりません。そんな訳で本日の作業はここまでとなりました。残念ですが、一応、バイクには乗りましたのでよしとします。ちなみに乗ったのはスーパーカブです。今日は異音が出ませんでしたし、尽きたパーツクリーナーを買いに行って無事に戻ってもこれました。アノ音は一体??? 不気味なのでバイク屋さんへは相談します。

 明日も作業をしたいところでしたが、雨が降って大荒れになる予報ですので休止します。車のタイヤ引き取りも延期かも。大雨の中でタイヤを下ろして運ぶのも億劫ですからね。

 トライアンフTR6SSのメンテナンスもほぼ完了。あとはもう壊れるなよ