晴れ後曇り。相変わらず過酷な蒸し暑さが続いています。台風はどうやら青森県には直撃せず、そのまま通り過ぎる公算が強まりました。よって中止と見込んでいた土曜日ですが、朝の天候の具合を見てトライアンフに乗れるかも知れません。
アジア大会、競泳女子のメドレーリレー、凄かったぁ〜。全員調子いいと、ああなるんですね。先日のバドミントンに続き、爽快なもの、見させて頂きましてありがとうございます(笑)。
アジア大会を観戦しながら本を読むと進みが早いです。主にコマーシャルや、長い解説とかそういう場面で読んでいるのですが。そんな訳で三島由紀夫著「複雑な彼」を読み終えました。実在のモデルをベースに書かれた小説なのでいつものような難解さはあまり感じませんでしたが、表現の巧みさはさすがでした。ちなみに新潮社の版はなく、全集だけに掲載されているらしいです。今回のは集英社文庫の版でした。
様々な経験を積んだ青年の物語で、ネタバレになってしまうので内容は割愛しますが、最後は少しばかり可哀想でした。若気の至りのせいで、ねぇ……。
次は新潮社で発行している(た?)夏限定プレミアムカバー本の中から、谷崎潤一郎著「卍(まんじ)」を読んでいます。谷崎作品は艶っぽい話ばかりと聞いて敬遠していましたが、序盤なのでまだそんな展開には到達していません。谷崎作品と言えば棟方志功の挿絵をすぐに思い起こします。初版本とかも割と綺麗な版が入手し易いので何冊かは買ってもいいかも知れません。ま、カビ臭いよりは復刻版がもしあればそっちにしますが