大いに見よ

2015-10-02 23:28:48 | 絵画鑑賞、創作

  雨後晴れ、後雨。もの凄い風であった。そしてまた、今現在も吹き荒れ始めている。

 平川市文化センターで、「棟方志功展」を開催するらしい。かなりの作品が展示されるそうで、これはもの凄~~~く近場なのでぜひ行ってみたいと思う。と、いうか今年は(まだ十月ですが)展覧会らしい展覧会はほとんど行けなかったため、大いに無念なのだ。やっぱり本物を見なくちゃネ。

 私のアトリエ(部屋)には(きっと)真筆の油彩画(私の絵ではない)が掛けられている。霊感を得るという意味ではないけど、実物を見るという事は非常に大切なのだ。現代社会の根本的欠陥は、実物・現場を見ないということ。政治屋なんざその典型例で、パート・アルバイトの人達がどんな暮らしをしているか見ようともしないし、見るつもりも無い。現代作家、デザイナーの最大の欠陥は実物を見ないという点であろう。いいおべべ着て、高級ワイン飲んでる場合ではない。そんな暇があったら、展覧会に足を運び、多くの遺物を見、実際に感じてみることだ。過去の偉大な作品に触れて何も感じないなら、それはもう同じ道には立っていない。

 最近の工業デザインがつまらないのは、その分野しか見ないからだ。車をデザインするにしても、ファッションも研究せにゃなるまいし、無論、それだけではない。いろんな物を見て、デザインの肥やしにしなくちゃ。所さんもなんかそんな事を言っていたような気がする。ま、コッチは絵と関係ありませんが

 自分への戒めってコトで