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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

大野・植山教室の提言

2015-07-29 00:09:58 | 大野・植山教室
28日はトコヤに行った。我が頭はハゲかかってはいるが、髪が伸びている箇所もあるのである。
私が行く店はスタンプカードを発行していて、12回で400円の割引になる。今回で12回目だったが、会計の時に割り引いてくれなかった。
こういうのは、次回行った時に割り引いてくれるものなのだろうか。次に行って、忘れられてたらイヤだな。

先日の「大野・植山教室」の食事会で出た議題だが、もう少し詳しく書いてみる。
私が同教室に通うようになって5年目だが、年々生徒数も増え、1日に15人を越えることも珍しくなくなった。
ただし人が増えれば増えたで、問題も起こる。さしあたっては指導講師の拘束時間の問題だ。
現在、大野八一雄七段は最大5人、植山悦行七段(ゲスト棋士)は最大4人の多面指しを行っている。
18日の生徒は16人だった。私が教室に入ったのは午後2時15分だったが、指導対局の席はすべて埋まっていた。しかし、全9人のうちほとんどの人が1局目で、この遅さは異常だと思った。私ならとっくに、2局目に入っている。
教室の営業時間は原則的に午後1時~5時だから、この時間内で講師2人が生徒全員に指導対局をするとなれば、講師はもちろんだが、生徒にもそれなりの「努力」が必要となる。
例えば、指導対局に毎回2時間以上かけている生徒がいる。教室にはほかにリーグ戦もあるが、これはオマケみたいなものだから、指導対局に重きを置くのは悪いことではない。ただ、このケースがすべてになれば、3時休みを考えなくても、植山七段の場合だと8人しか指せなくなってしまう計算だ。
生徒数が少ない時はそれでもよかったが、現在はそんな悠長に指していられないのだ。
よって、時間内に対局を受けるとするならば、計算上は1人1時間に抑える必要がある。
私見では、講師が自分の盤面を見たら、考えていた手を指すのがいいと思う。ここで迷っていたら、どんどん遅くなる。そうして指したら、数手一組を指してしまうのがよい。1手指すごとにウンウン唸っていたら、これも遅れの元だ。
終盤になり、自分が明らかに悪いと感じたら、それは確実に「敗勢」である。この後指し継いでも、まず勝てない。さっさと投了すべきである。
対局後の感想戦も、生徒の割りきりが必要である。局後に自分の悪かった点を指摘してもらえるのも指導対局の醍醐味ではあるが、ここで何分も講師を「独占」してしまうと、やはりほかの進行に支障をきたしてしまう。
感想戦は、序盤の作戦、中盤の考え方、終盤の最善手をそれぞれワンポイント教わればいいと思う。極論すれば、どれか一つでいい。
この際、講師が「こう指せば下手がよかった」と言ったら、そこで話を終わらせることである。生徒が「でも…」と反論すれば、そこでまた時間を費やしてしまう。こうしている間にも、講師の指し手を待っている生徒がいることを忘れないでほしい。
こうやって各自がキビキビ進行すれば、時間内に指導対局を終えることができる。
現在は、ちびっこ諸君の早指しなどで遅れ分をカバーできているが、それでも指導対局が6時を過ぎるケースがほとんどだ。これでは講師が疲弊するばかりである。
自分は指導対局に長くかかっても、誰かが早指しでカバーしてくれるだろう、という他力本願がいちばんまずい。要は個人の努力なのだ。
それでも私はじっくり考えたい、という人もいるだろう。そういう人は、指導対局を受ける数を1局にするしかない。
私は早指しのほうだが、それでもヘンに長考して、1時間を越えてしまう場合もある。「1局1時間」、これを頭に入れて、今後は指導対局を受けたいと思う。
コメント (4)
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