一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

加賀さやかさんと話した

2009-04-21 19:05:21 | 愛棋家
加賀さやかさんは著名なイラストレーターだが、かつて「近代将棋」や「NHK将棋講座」に連載も持っていた、熱烈な将棋ファンである。現在は「将棋世界」で、内藤國雄九段のイラストを見ることができる。
おしゃれな着物の数々や小梅ちゃんのような髪型など、一度見たら忘れられないお姿だ。
加賀さんは将棋の各種イベントやタイトル戦などにも精力的に参加されていて、将棋関係者との交友範囲もかなり広い。アマ高段者で加賀さんの名前を知らなければモグリであろう。
私も何度か日本女子プロ将棋協会のイベントにお邪魔したが、加賀さんの姿はよくお見かけした。
将棋ペンクラブの幹事もされていて、関東交流会には必ず顔を出される。しかし私は、加賀さんと話をしたことが一度もなかった。
私は極度の人見知りなので、自分から声をかけることはない。
また加賀さんのほうも、私がペンクラブ会報に駄文を載せているので、顔と名前は認識しているはずだが、声をかける人物にまではランクされていないようだった。
とはいうものの、加賀さんとはこれからも各所で顔を合わせそうである。いずれどちらかが話しかけるときが来るのだろうが、ここまでくると我慢くらべだ。
私は、こちらから話しかけたら負け、と勝手に「勝負」していた。
そんな折、3月の将棋ペンクラブ最新号の送付作業で、加賀さんと席を同じくする機会がきた。そのときはお互い黙々と作業をしていたので会話はなかったが、その後入った居酒屋で、ついに話をした。
内容はなんだったか。大した話ではなかったのだが、ついに加賀さんと言葉を交わして、前々からの課題をひとつクリアした気がしたものだった。
あ、肝心なことを忘れていた。
今回、どちらから話しかけたのだったか――。
それがいまもって、まったく思いだせない。
コメント
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