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『させる』ものではなく『する』もの

2014-11-20 09:33:55 | 日記(~2023年)
昨日の朝刊の人生相談コーナー

「ウソと浮気と現実逃避、離婚話もできない婿を改心させる方法はないでしょうか」

という相談に対する回答の一文

「彼を改心させる方法はありません。そもそも改心は『させる』ものではなく『する』ものなのです」

もっともだ!と思いました。
どんなに、周りが改心させようとしても、本人がその気にならなければ改心にはなりません。

それなら本人が改心するまで周りは指を咥えて待つだけしかないの?

いやいや、本人が改心しなければならないと思わせるような状況を作ればいいと思うのですが、これがなかなか難しい。

例えば、勉強をしない子供に対して「勉強しなさい」と言うのは簡単です。
でも、それだけで子供は勉強するでしょうか?
言って勉強するような子供でしたら、「勉強しなさい」なんて言いませんよね…

「勉強しなさい」といっても勉強しない子供に対して、まずは「なぜ、勉強をしようとしないのか?」ということを考えないといけないと思うのです。
もしかすると、体調が悪いのかもしれない、何をどう勉強すればよいのかわからないかもしれない、等の様々な要因があるやもしれません。そういうことを考え、勉強しようとする気持ちを起こさせるようなことを考えることが必要なんだと思います。


先日、主人の知人が重症な副鼻腔炎と診断されました。
主人も似たような症状があったようですが、知人のようなひどい症状ではなかったし、仕事も忙しかったのですぐに病院に行こうとはしませんでした。
姑は毎日のように「早く病院に行きなさい」と言ってたようですが、これぐらいでは主人は行動を起こさないことを分かっていましたので、どうすれば面倒臭がりの主人が病院へ行ってくれるのか考えました。

たぶん、どこの病院へ行ったら良いのか分からないのだと思いました。

 仕事が終わってからでも行ける診察終了時間が遅い病院
 通院しやすい病院
 それなりの検査機器がそろっている病院(二度手間にならないように)

条件に合うような病院を調べ、診察時間も調べ、主人に提案するとすぐに病院へ行ってくれました。
姑さんは「私の言う事は聞かないのに、○○ちゃん(私)のいう事はすぐに聞くのね」と言いますが、姑さん自身は病院を調べたり、病気のことを調べたり、誰かに病院の評判を聞いたりすることはしません。

「勉強しなさい」「病院へ行きなさい」と言うのは簡単です。
相手に対して、本当に心から勉強してほしい、病院に行ってほしいと思うなら、こちらも考え、それなりの労を費やすことが相手の心を動かすことに繋がるのかもしれない

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