中途半端が辛い

仮設住宅も急ピッチに進み、ようやく復興が始まった東北

辛い悲しい状況の中でも頑張れる人もいれば、そうでない人もいるでしょう…
まだ頑張る気持ちが出てこない人は、いつか頑張ろうと思える日がくるまで周りに甘えて欲しいと思います


私は「中途半端が一番辛い」と思うのです

ただただ悲しい・辛い…だけでは決して立ち上がれないと思うのです
とことん悲しい・辛い気持ちになる（自分は何が悲しいのか、何が辛いのか突き詰めていく）と、そこから覚悟が生まれてくると思うのです

例えば…

「地元に残りたいけど不便な生活はイヤだ」
「原発の影響が心配だけど、住み慣れた土地を離れたくない」
「国は何もしてくれない、支援が足りない」

こう思っている限り「辛い」状況は変わらないと思うのです

しかし、とことん悩んで出した結論なら

「不便な生活だけど地元に残る」
「原発の影響が心配だけど、この土地で生活していく」
「今自分ができることをしていこう」

という覚悟の言葉になると思うのです
同じ「辛い」状況の中でも前向きな発言に変わり、そこから何かが変わっていくのだと思うのです

これは全てのことに言えると思います


中途半端な勉強で受験して不合格になった時は、悔いが残りやすいですが
自分が納得するまで勉強した時は、“不合格になっても後悔はない”という覚悟ができると思うのです
しかし、自分が納得するまで勉強する事は楽なことではありません

今より辛い気持ちになるかもしれませんが、中途半端を脱すれば、何かが変わってくると思います


自分の中にある強い気持ちを信じて、１日でも早く皆が笑顔になりますように