人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

宮崎県椎葉村・平家落人伝説の里①

2008年05月17日 | 特に宮崎県内の話題
先日から、宮崎県に足しげく入っています。

今回は、平家落人伝説の里で知られる椎葉村です。

およそ800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士たち。
追っ手を逃れて、各地のふところの深い山奥、椎葉村へ。
しかし、この隠れ里も源氏の総大将頼朝に知れ、
那須与一の弟 那須大八郎 が追討の命を受け、椎葉村に来た。

険しい道を越え、やっとのことで隠れ住んでいた落人を発見。
だが、かつての栄華もよそに、ひっそりと農耕をやりながら暮らす
平家一門の姿を見て、哀れに思い追討を断念。

幕府には討伐を果たした旨を報告し、なんと
大八郎は屋敷を構え、この地にとどまったのです。
そればかりか、平家の守り神である厳島神社 を建てたり、
農耕の法を教えるなど彼らを助け、協力し合いながら暮らしたという。

やがて、平清盛の末裔である鶴富姫との出会い、
いつしか姫と大八郎にはロマンスが芽生えました。

その先は、<椎葉村ホームページ>をご覧ください。
 http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/cms/index.php?blogid=19

戦い、憎しみ合ってきた源氏と平氏の間に美しい恋さえ芽生える・
椎葉村はそんなこの世の理想郷なのかもしれません。

その鶴富姫と那須大八郎の恋物語の舞台ともなった鶴富屋敷 です。



約300年前と思われます。

「並列型民家」と称し、家屋全面に縁を横 一列に設け、
それに各部屋を配置した横に長い形式です。



ここで、姫と大八郎にはロマンスが芽生えたんですね~