人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

おもてなし都市・福岡の前に博多港ターミナル!

2006年07月17日 | Weblog
先日、福岡・九州オリンピック招致推進委員会事務局から
「おもてなし都市としての福岡」と言うテーマで座談会をしたいと話がありました。
オリンピック招致??これにはどちらでもない私としては、?と思いましたが、食、国際性、都市機能、観光、郷の視点で何話しても良いということで出かけました。

福岡オリンピック招致プラザ がちゃんと天神にありました。
ちょっとガラガラだけど、なかなか立派でした。一度行って見よう!
http://www.2016fukuoka.jp/plaza/index.html

さて、話題はあれこれと色んなパネラーの方からありましたが、

外国人をもてなすと言う観点で最も不手際なこと
が今、存在します。それは、
博多港国際ターミナル です。
釜山への定期旅客航路を有し、旅客数は年間66万人(平成16年)で、日本一の乗降人員を誇る国際旅客港です。

なのに、韓国人来訪者にちっともやさしくありません。
・韓国人が入国して、真っ先に見るターミナル口には、観光案内所がありません。
 というかパンフレットが申し訳ない程度にチョロ。
・両替用の銀行窓口もありません。
・出てから、天神、博多への行き方が分かりにくい、待合室、バス停の屋根もありません。
・入出国の待機場所が同一か所で狭い、など。
釜山港に行ったら、それは「ようこそ日本の皆さん!」と分かる博多港と反対のもてなしのサービスがあるのです。

今まで、数多くの要人が博多ー釜山間を利用しているのに、どうしてこのギャップが埋まらないのか不思議です。
私は、日本人として恥ずかしい思いです。

福岡市さん、まずこれを改善しなさい!
これを福岡市に言ったら今年、改善される話を聞きましたが、スピードが大事!
時間をかけるとその効果が半減することを肝に銘じてもらいたいです。

オリンピック招致のためにも隣国から支持を得たいですね。