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日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

静嘉堂・曜変天目茶碗

2008-03-12 | 趣味・遊び
仕事を抜け出して世田谷の岡本まで出かけた。
目的は静嘉堂文庫美術館「茶碗の美」展
80個近い茶の湯の茶碗の中の
―国宝 曜変天目茶碗の「稲葉天目」―
以前一度見たが、どうしてもいま一度みたい!
そんな魅力(魔力)のある茶碗

静嘉堂文庫はバスの便しかない不便な場所だが
人気のお茶碗を見る人でバスは満員
木々に被われた坂道を上ると
右手に大正の古い静嘉堂文庫
スクラッチタイルで広場とマッチしている。


美術館は左手・入り口は右手

切符を買うのももどかしく一直線に曜変天目へ
小振りながら碗の中は宇宙空間
同行の友人は「バックライトの輝き」と言う。



天目茶碗は茶の湯の中でも格式は一番上
台子や長板で供される。

中国宋時代の最高傑作 世界に3個しかないと言う
間近かに見ながら実に幸せな気分になる。
展示の前に張り付いて周りながら何回も戻って見てしまった。

可愛かったり、格調高かったり、斬新だったりする茶碗の中でもピカイチ
また次のチャンスに来て見たい。



梅の散りはじめた庭を散策し
またギュウギュウ詰めのバスで帰ってきた。
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友人のお嬢さんの本

2008-03-11 | 読書
友人から本が送られてきた。
著者はお嬢さん・廣瀬陽子氏
(ホントは陽子ちゃんと呼んでいる)



小学生のころ泊まりがけで乗馬に行ったきり会っていないが
噂は友達から聞いていた。
東大の大学院で博士号をとった。
アゼルバイジャンへ留学した
大学の話や交友関係など断片的だが
聞く度にすごいことになり
ずいぶん頑張っているなあ・と思っていた。

ネット検索をして見ると
ウィキペディアにズラズラっと掲載されていた。
もう、「・・ちゃん」なんて呼べない偉い人だった。
(今は東京外語大から静岡大学に変わったそうだ)

乗馬の時の彼女の印象は
可愛いこととハッキリと物を言う賢い子供だった。

「強健と不安の超大国・ロシア」
―旧ソ連諸国から見た「光と影」―
編集者に「やさしく分かりやすく」と注文で、
かみ砕いて書いたから是非読んで!
友人のコメントが付いていた。

それでもかなり難解(文章ではなく内実が)
今の所1/3位進んで
体当たり取材の「コラム」を先回りして読んだが
以前の「可愛さ」「強気」に「平常心」が加わり
この先楽しみな学者像が見えてくる。

是非ご一読を・・
光文社新書 ¥780+税
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小学生の凧揚げ顛末

2008-03-10 | その他
土曜日は欠ブログで失礼しました。
小学2年生のお供で公園遊びをし、疲れ果ててないがしろにしてしまった。

お泊まりの翌日は忘れ物なしで公園へGO!!
この二日ほど暖かいためか公園は沢山の子供たちで賑わっている。
片手にプードルの引き紐、片手でしか子供の相手が出来ない
アスレチックの網を押して!
ぶら下がり棒に押し上げて!などの要求に対応に苦慮する。

幸いワンちゃん大好きな女の子に引き紐を預けて
アスレチックのお供が出来た
公園脇の馬酔木をパチリ!



先の方で2年生がピースサイン

この日の目的は彼のお手製の凧揚げ
たこ揚げ伯父さん達のたむろす広場に向かうと
時間が早いせいか伯父さん達の姿はなし
風はいい感じ
何回か駆け回った末に
凧はぐんぐん揚がり、広場の人達の注目の的
「ドンドン紐を延ばして!」



青空を気持ち良さそうに舞う凧・・が

一瞬後に紐が伸び切って結び目がほどけ
凧は糸巻きから放れてはるか彼方
あ~~~あ、屋根の向こうに墜落してしまった・・
追いついて来た母親と探索に向かうがガックリして帰ってきた。

気落ちすることしきりだが立ち直りも早い
「また作るからパソコンでつくり方探して!」
仕事で使う大事なパソコン・・なのに
片方はお姉さんが趣味の資料探しで
彼には「簡単凧のつくり方」をプリント
子供にもパソコンは便利にされる

次のお泊まりは何が求められることやら・・
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「蓄光樹脂」ホタル

2008-03-07 | ニュース
ふくじゅうネットの仲間からお役立ち品の案内をもらった。
闇の中で発光する蓄光樹脂で出来た「安心光」グッズ



スイッチのプレートやドアノブなどにはめ込むと、暗くなったら青白く光りだし
ホタルスイッチのかわりになる。
暗やみで手探り状態のお宅には便利だと渡された。

早速試して見ると面白いように光る



昼間の太陽光に10分当てると10時間光り続けるそうだ
一日中真っ暗やみの場所では使えないが、屋内の人工照明でも蓄光出来る。
何よりも電気工事や取り付け工事の専門家の手がいらないし
使用のエネルギーもいらない上に半永久的に使える。
スイッチプレートの場合はカバーを外す必要があるが
ドライバー一つで誰にでも出来そうだ。

写真右下の愛嬌のあるてるてる坊主さんは
塾帰りの子供のランドセルに下げると交通事故防止にも役立つし
骸骨様に光る姿では人災にも役立ちそうだ。

用途はいくらでもありそうだが
夜目に分かりにくい段差につけたい。
突起の少ない平板状で好きにカット出来る物があると助かる。

震災の被害にあった神戸の長田区の「新田製作所」の新製品
「まだ試作品で値段も決まっていない」と説明されたが
早くも楽天で販売していた。
ドアノブで600円代
人気の程はどうだろう・・
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親切な学童の男の子

2008-03-06 | その他
一仕事が終わって、この当りに図書館があったはず・・
少し足を伸ばすつもりになった。
忙しそうに旗を振っている「緑の叔父様」
(近ごろはおばさんではないらしい)
地図を手にしたこちらを見て「小学校はそこですよ!」
「図書館を探してます」
「図書館はその先を右手に折れて・・」
はしょって教えてくれたが
旗の先の道は行き止まり・・
狭い道がカキカキと曲がり
ウロウロするうちに迷路にはまりこんだ。

何でもない集合住宅の横顔がモアイ像のように見えて写真をパチリ!



隣は児童館、風船の中は像の行進
汚れが帯になってスタンドの裸電球の様相



すぐ横でゲームに熱中している2人の小学生に
「図書館を知ってますか?」
「一緒に行ってあげます」腰を上げそうになる
「道さえ教えてくれれば・・」
「いいです、行きます」
とっても親切♡♡
先は公園で小学生達の楽しそうな顔・顔
前ににそれらしき建物
「これですね、分かります」
「でも入り口がわかりにくい・・」
正面まで回り込み「あの入り口が図書館、あっちは保育園です」
4・5年生の学童に来ていた男の子・ありがとう・・

新しい方南図書館は明るくキレイ
書架はガラガラ
発行5年以内の本は寄付を受けつ付けると聞いた。
今度持ってこよう。

閲覧室を見ると・・
平均年齢75歳の叔父様達でいっぱい
子供たちのたまり場と一緒にお年寄りの社交場が必要そうだ。
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映画「KAMATAKI・窯焚」

2008-03-05 | 趣味・遊び
先日半年ぶりに映画館に行った。
カナダ作品「KAMATAKI・窯焚



年に数日だけの陶芸趣味とはいえ、この映画は欠かせない

新宿の一番新しい映画館(たぶん)「バルト9」 
この前には大勢の人で混んでいたが
ロビーに数人のガラガラ状態
この数年の映画人気が衰退したか?上映中の作品のせいか?

目指すシアター1は座席数70弱
「前の方のいい席」と指定したが
画面はすぐ前 私の列には誰も座らない
そのはず、たった15人程度の観客
予告編の「モンゴル」(浅野忠信主演)は画面縮小の故か
輪郭がにじみシャープを掛け過ぎた様相
思わずのけ反ってしまう。

幸い窯焚はクリアーで黄みがかった画面が程よい具合だが
人気が少なく家で見ている気分にさせられた。

監督脚本はカナダ人のクロード・ガニオン
日本で暮らしたこともあり、夫人は日本人の大の日本びいき(だそうだ)
俳優はカナダの若者と数人を除いて日本人
撮影場所もほとんどが日本の信楽

傷ついて自殺をしかけた若者が陶芸家にあずけられる
伯父で主人公の藤竜也がそれなりに一生懸命に世話を焼き、立ち直らせる。
ハッピーエンドなストーリーながら
生まれも育ちも日本の私には納得出来ないカ所が・・
日本人臭さと日本人らしからぬ行為が小骨のように刺さる。
これが、日本でなければ・日本びいきの監督でなければ違和感がなかっただろうに・・
丸ごと日本だが肝腎の心根のほんの一部分が日本人ではない
そんな気になり、手放しで「良かった」とはいえないが
いい作品ではある(太鼓判ポン!)

信楽の陶芸作家「神崎紫峰」氏の窯場
ホームページを見ると唯の陶芸作家ではない
英語ぺらぺら・作品のネット販売、映画のリンクなど
「いい作品を作るとお金はおのずとついてくる」タイプではなさそう。
映画のかなりの部分がオーバーラップしそうな人
「チョイ悪おやじ」の藤竜也演じる主役より相当はじけた人柄のようだ。

3年前に見た同じ信楽の穴窯の作家「神山清子」さん「火火」とは大きく違う。
この時も映画館はガラガラだったが
陶芸作品はヒットしないらしい。
いつまで上映されているか気になるが、
関心のある方はお早めに・・

(写真は公式サイトから拝借)
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ツバキ咲く

2008-03-04 | 自然・風景
春めいた陽気のここ数日
ようやく椿が咲き始めた。



昨年の夏は暑かったためか、
椿の葉が虫食いだらけになっていた。
場所によっては蕾だけが目立ち、葉なしも見える。
そんなか一ヶ所だけ咲き始めていた。
そばには侘助も植えられているが
こちらは色づいてさえいない。

薮には沢山はえるツバキも
ベランダの植木鉢ではすぐ枯れてしまう。
土の配合が難しいのだろう

住宅の庭では余り見かけない
花ごととぽとりと落ちる姿が、嫌われるらしいが
落ちても美しく風情がある。

もっぱら、公園で咲くのを楽しみにしている。
週明けにはあちこちで見られるようになりそうだ。
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お雛祭りの豪華キルト

2008-03-03 | 趣味・遊び
1日(土)の続き、主役のお雛さまのこと

友人がお誕生した時に両親(祖父母?)がそろえたお雛さま



今風の派手さや可愛さはないが、
しっとりと落ち着いた優雅さと抑えた豪華さ
「初めての子供で嬉しかったんでしょうね
奮発したと思うよ」
「5段飾りの他は、お友達に貰ったお人形さん」
数年前にもお呼ばれされたが、その時よりも賑やかになっている気がする。

それよりも何よりも横にかけてある「豪家キルト」



「すごいじゃ~~ない!!」
幅1.3m・長さ2.1m(目測) の超大作!!
「前のキルトもすごかったけれど、もっとステキ!ね」
「ずいぶん時間がかかったのよ」
そりゃそーだ
2センチ角の布の中に綿を入れてはぎ合わせる
色みと柄ゆきで更なる模様付け
考えただけで気が遠くなる

「お雛さまに合う布を選んだの」
同行の二人もあっけにとられたまま・・

早速、彼女につくってもらった貰ったお雛さまを出した。
手作り雛
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お雛祭りのお呼ばれ

2008-03-01 | その他
2月の最後の日に書き込めずに失礼しました。

お友達にお雛祭りのお呼ばれをしていた。
アイデアいっぱいの友人に誘われるとワクワクする。
「お部屋の飾り付けは?」「お食事は?」
いつも意表をつくしつらえがされている。

・ ・で、誘われるこちら側も「どうしようか?」考える
今回は高島屋の「大北海道展」の広告チラシにぴったりのお菓子があった。
ピンクと白の「いちご大福」丁度お雛さまに見える。
大福の中にはこしあんとつぶしあんの2種

少し遠回りながらまずはお買い物
デパートの催し物売り場は長い行列
いちご大福は手に入らないか?危惧したが
行列はタレントで牧場主の「田中義剛」さんのお店
目指すいちご大福は残り少ないながらもすんなりゲット!!
時間にゆとりがあったので、行列に並ぶ
先の人達がいくつも買い込むのに「生キャラメル1個ください」
他にいつお菓子や名産品を買ってしまう。

やはり友人宅は隅々まで「お雛祭り」モード
テーブルセッティングからお雛壇までシックできらびやか


(右手がいちご大福)

まずはワインで乾杯
お吸い物椀には、すり下ろし長いもにお茶漬けふりかけ



ミスマッチな取り合わせながら「お味は結構!」
大根のスライスにサーモンやチーズの巻物



菜の花にすり下ろしクワイがのっていたり
具だくさんのおから合え・・などなど
(メインは魚介のサラダ・混ぜご飯の卵包み)
途中からおしゃべりと舌鼓で写真を撮るのをわすれた・・

生キャラメルは口の中でするする溶けて美味ながら
一箱850円、2度は買えない。



そんなこんなで盛り上がり、帰り着いたら三月になっていて失礼しました。
(お雛飾りは3日に乞うご期待)
コメント (4)
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