日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

可愛い下足箱・静嘉堂文庫

2008-03-13 | 仕事・建物
昨日の静嘉堂文庫で可愛い下足箱を見つけた。



美術館右手の(昨日の写真)もともとの建物の通用口のアルコーブにチョコン
時代がかっているようになスチール製
丸い手掛とカギ穴、右上は名札入れだろうか
上に乗っている今どきのステンレスの郵便受けと比べると、
遊び心が違って見える。



横手に回るとここも大量生産は難しいと思われるスチールのシャッター
周りのスクラッチタイルが少し違うので
後から取り付けたものだろうか?

三菱財閥の初代から三代目にわたって蒐集した書籍や美術品の文庫なので
だいじな収蔵品を人と火から守るためだろうか
向かいの建物にはシャッターの外側に鉄格子が嵌められていた。

初めて訪れた数年前にこの玄関を出てきた人に
むり無理お願いして中を見せてもらった
真っ黒な太い柱と床に白い漆喰の壁、高い天井の空間
がっしりとした机にイスの閲覧室
「教室に使っています」といわれたが
今はどうなっているのだろう?

小高い丘に建つ抜群のロケーション
平成4年の美術館のロビーはそれだけで素晴らしいが
古いほうの建物もときには公開して欲しいと思う。
コメント (2)
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