林真理子小説「白連れんれん」

昨日はとんだことからログの更新ができなかった。
このノートパソコンを少しで軽くと
いらないものはゴミ箱へ
快調に進め完了と一仕事すませた。
さて、ブログの更新と再度パソコンを開くと・・
OSXが起動しない！クラシックが立ち上がる。
ゆっくり考えると、そのままでも更新はできたが
既に９時を回っていて気力が萎えた。
待っていた方（もしいらしたら）ごめんなさい。

今日は一日がかりで修復したものの
バッカップをとっていなかった書類は消滅だ。
一番重要なのはメールアドレスとお気に入りだけど
そのうちどうにかなるさ・・
パソコンを使いだしてあきらめは速くなった。

さて今月はじめに思わず買ってしまった本
林真理子の「白連れんれん」
大正天皇のいとこ（結果的に）が成金の中年男と再婚した悲劇と
学識ある若者と駆け落ちをして幸せになる物語。
今より貧富の差が激しく都会と地方が遠く離れていた時代。
周囲からは贅沢三昧と見えた気ままな生活が
本人からすると気の晴れることのない毎日。

林真理子は「物語上手」な作家と思っていたが
参考にした資料の多さ（３ページも羅列）
「上手」の下にはただならぬ努力が見える。
白連本人から往復書簡を借りられた幸運と相まって
想像の世界が一気に大正へ入る

昔働いた事務所の所長が私の名前のカタカナを
そのつど漢字に変えて書くのが嫌だったけれど
この本で納得がいった。
いろいろな文字を使って署名するのも遊び心なのだ。
今度試してみようかしら・・

それにしても、
新聞や雑誌が皇族をファッションリーダーにしていたなんて、
今よりゴシップの度合いが多かったなんて知らなかった。

パシフィコ横浜＆ベイブリッジ

　土曜の続き
パシフィコ横浜の一帯は「何もない」とは裏腹
広い海がある　
大きな空がある
もちろんビルも多い
少ないのは緑だが・・
海を見るつもりではなかったので
不意に見えた海には感激

大安の土曜
結婚式が開かれたのか賑やかな一団が見える
遠くにはベイブリッジ
・・船もみえる
（氷川丸ではないそう）
広い所はそれだけで気分が晴れ晴れ
東京ビックサイトは大違い
お天気のせいか晴れやかさが違う

横浜はいいなあ・・しみじみ思った。

・・がセミナー講師で長居しすぎたのか
昨日から突然のどが腫れだした。
今日は咳と鼻水、熱まで上がりそうな気配
穏やかなお天気になんということだろう・・
「コンコン・ゴンゴン・チーン」　

ベランダのシジミ蝶

　昨日は秋晴れの好天気
久しぶりの連休だ
取り置きの映画を見るつもりが
テレビでは１日中北朝鮮の核実験の報道
それどころではなくなった。
私が映画でなくニュースを見ても
何にも変わりがないものの
目が離せなくなってしまう。

一休みでベランダを見ると「シジミチョウ」
咲き遅れていたポーチュラカにとまっている。
慌ててカメラをとりだし接写でとる
動かないのでシャッターチャンスはいくらでもあるが
アングルが・・羽を広げないか・・
近づきすぎると飛び立ってベランダからみえなくなる
しばらくすると舞い戻ってまた止る。
しかし、羽の表（？どちらが表か裏か）は見えない。
飛んでいる時にはゆっくりだが、
飛び上がる時は一瞬
定かには見えない

蝶図鑑によると「ヒメシジミ？」か
少なくなっていると言う「シジミ」が
５階まで飛んできてくれたのは
とっても嬉しい・・

さて核実験はどうなるか？
おかやまの蝶図鑑

素晴らしい景色のパシフィコ横浜

　昨日とは打って変わって良い天気。
１０時にはパシフィコ横浜にいた。

横浜には詳しくないが、中でもこの当たりは初めて。
駅から長いエスカレーターを上がって行くと
そこはまさしく別世界
広い所に大きなビル群と観覧車

目指すは展示ホールA
住宅リフォームフェアの講師を４５分間する
パソコンとプロジェクターの接続チェック
ウインドウズが席捲している中マックは分が悪い
１５分の間に接続出来なかったらどうしようと
セミナーオープンの前に着いた。
ところが立ち上げた途端あっけなく完了

あとは３時半まで時間つぶし
仲間とお茶をするがまだまだ
他の仲間のセミナーを聞くがまだ時間あり
本を読んだりするが落ち着かない

ようやく、時間が来て順調に運び
参加も多く熱心に聞いて下さった。
終わった後に質問者が２人
まずはホッ！

外へ出て気がつけば素晴らしい環境
「何にもないよ」と言われていたけれど、
空は広い、海も広い
建物のガラスに雲が写ってレジエの絵の様
一仕事終わった解放感のせいか、感激

セミナーでは話し忘れた所や、
急ぎすぎた所もあったけれど
後悔どころか、気分は全開
来て良かった！
（写真は展示ホール）

あめ・かぜ・嵐

今日はひどいお天気
５階の廊下に出ると横殴りの雨
エレベーターまでででびしょ濡れになる

間の悪いことに２回も出かける羽目になった。
近くのカメラ屋さんにフィルムの現像と
ＣＤＲの作成をしてもらう。
出しに行ってズボンがぐしょぐしょ
取りに行ってまたびしょびしょ
風に傘を取られないように目深にかぶりぐっと握る
当然前は見えなくなる。
目の前に他に人が現れビックリする。
エレベーターで知らない叔母様が
「深くかぶると前が見えなくて危険ですね」
「そうしないと飛ばされちゃいますからね」
話は弾む。

そんな嵐の中に善福寺川を見ると
勢い良くドブドブと波を立てている
その割には洪水の危険はないようだ。
それでもいつもの水量とは比べられないくらい
流れが早く量が多い。
明日には上がって欲しい。

パシフィコ横浜の「住宅リフォームフェア」
セミナーの講師を務めます。
午後３時半からB会場にて
午後にはアドバイザーサロンの相談役も勤めています。
住まいのリフォームセミナー

礼儀正しい、歯医者さん

昨夜の歯医者さんの話題

近くの歯医者さんに通いだして２回目
昨年開業まだ１年目のほやほや
真正面のクリーニング屋さんに様子を聞いたのが始まり
「うちのオーナーのお孫さんです」
ネットで下調べをして通いだした。
まだ若い３２歳！
室内も真新しいし、設備にも目を見張る。

歯医者さんとは顔を合わせにくい。
「よろしく」と言うものの
先生は後ろにいるし、治療中は顔が近すぎる。
その上大きなマスクで顔が判別出来ない。
誰に治療されているのか心もとない。
ところがこの先生はキチンとマスクを取って
目の前に立って、私の要望を聞いてくれる
ガキのような（失礼）容貌ながら
今までのどの先生より礼儀をわきまえている。
（当たり前のことながら）

昨日は衛生士の仕事が主だったが
節目には目の前でお話と説明が入る
き～～ん・ぶお～～ん
こんな時は頭の中をどこかにやることにしている。
楽しいこと気を取られることを想像して紛らわせる
しかし衛生士さんも礼儀正しい
「ここ痛いですか？」「失礼します」
そのつど声掛けで、遠い所にはいけずじまい。
「この歯とこの歯が痛かったんですね」
「ビックリして痛いと思ったけれど、痛くはなかったんです」
親しげに、可愛く笑われた。

しばらく通うことにしよう。

写真は「秋明菊」大好きな花の一つだ。

足と腰がイタタ・・

今朝は９時過ぎに現場にいた。
早起きが苦手な設計者対
早起きが普通のお施主さんと施工者
人数の上でも分が悪い。
寄り切られて今回は早朝？にスタート。

現場では１週間で随分と進んでいる
設備の配管はほぼ終了
ユニットバスはキチンと納まって出来上がり。
構造をチェックしたり、施主さんに説明したり
梯子を上ること数回、材料の上を越えること２回
張り切りすぎた。

写真は色々撮るが
この先隠れてしまう設備配管の写真は欠かせない。
二度とこのようには見えてこない
「覚えていて下さいね」と説明するが
思い出さなくてはならないような事態にはなって欲しくない。
が・・イザと言う場合には役に立つはず。
この現場では１階が車庫なのでゆとりがあるが
普通はギチギチで困ることもある。

打合せは早朝にスタートしてもお昼までかかった。

帰ると足と腰がイタタ・・
ギクシャクしているが我慢でデスクワーク
その上、この後には歯医者さんが待っている。
思い出すだけでイタタ・・
災難な一日

久しぶりのお宅と古井戸

　今日は４年前に完成したお宅を訪ねた。
NPO法人家づくりの会のニュースの為の取材
快く引き受けて下さって感謝です。
執筆者は同じ設計者仲間の長谷部さん。
こちらは紹介と仲立ちで、お気楽な役目だ。

閑静な住宅街も４年で変化がでていた。
工事中に空き地になっていた所は
大きな家が２軒も建っている。
他の所は４軒にも分割された所があるとか

懐かしいお施主さんがにこやかに迎えて下さる。
お掃除が行き届くお宅は相変わらずの奇麗さ
お庭の植物達も程よく成長して落ち着いた感じがする。
失礼ながら一通り全室を回って説明
設計者本人は普通の仕事でも
他の設計者が見ると珍しい所もでて来ているらしい。

取材を受けているうちに色々思い出した。
古屋を壊すと大きな井戸穴が出現
６０センチ程度の直径で深さが５m内外
真ん丸で見事な出来栄えだった。
誰も知らなかったらしい。
お神酒とお塩でお清めをして、基礎を補強した。

それやこれや話題が次から次へでて
３時間もお邪魔をしてしまった。

写真はお施主さんの趣味の手芸
季節の木目込み人形
ご自身の作か聞き忘れたが
可愛くて写真を撮らせてもらった。
いつも季節のお人形に合えるお宅だ。

長谷部みどりさん

イタリアはカフェオレ

昨日の日曜日、私も名前を連ねている
「福祉住環境整備ネットワークin杉並」の
タウンミーティングが開かれた。
高齢者の住環境を少しでもよくしたい、と集まり
すでに２年がたった。

今回は基調講演にピュアライフネットワークの石田氏を招いた。
氏はメディアにリフォーム詐欺に関する番組に多く出演していて
業界では有名人らしい。
小柄ながらパワーに溢れる感じだ。
話の中で「悪質リフォーム詐欺には広域暴力団の影がちらつく」
「詐欺の最終目的は家屋敷ごと取ってしまう事」
「司法書士などの肩書きを持った人が中にがいる」
など、小説まがいの話が現実になっていると警鐘した。

後半は車座で参加者の意見を募り座談会

最後は仲間の佐山さんによる「イタリアはカフェオレ」
佐山さんはデザインの仕事をしている福祉住環境コーディネーターだ
旅行の話ではなく「色覚障害者の見え方の違い」の話だった。
私たちが普通に色の三原色が見えているのに対し
彼らは赤・緑（イタリアの国旗）がカフェオレの濃淡にしか見えない。
色覚異常の見え方に変換出来るパソコンソフトでリアルに見せてくれた。

学校で勉強したり、運転免許で話は聞いていたものの
今回のように映像で見ると受け止め方が随分と違ってくる。
主催者の一員ながら勉強させてもらった。

それと１昨年高齢者の施設見学で一緒になった建築士も来てくれた。
久しぶりに会えて嬉しかったけれど、自己紹介されるまで気がつかなかった。
挨拶すると「私は気づいていましたよ」と言われた。
ごめんなさい！

福祉住環境ネットワークin杉並
佐山さん　ガレットデザイン
NTO法人ピュアライフ・ネットワーク