日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

どくふれん/独身婦人連盟\0

2005-12-27 | 読書
 友人が書いた本を読んだ。
「どくふれん」
え!毒婦恋??
「しらないの?」
バリバリエネルギーの古庄さんは
(知っていて当たり前)の雰囲気。
知りませんよ!
こんな怖い名前のグループなんて

腰巻きには
多くの男たちガ戦争で死んでいった・・
残った適齢期の女達は255万人も多かった。
ふむ・・そうか(男一人にトラック一台の女)
聞いたことがある。

結婚相手がいなくて結果的に独身だった人達が
社会的な「冷遇」や「冷視」を受けて結束したのが昭和42年。
それから38年友達で助け合って励ましあって生きてきた記録の本だ。
「多くの女性達は、戦争=国家によって、
配偶者となるべき男性たちを奪われ、
「戦争独身」として、
一人で生きていかなければならなかった世代でした。」
こんな書かれ方、アクティブな彼女達は不満ではないか。

「ハイミスよ結集しよう」
長いこと独身の私には何だか気に入らない。
束になったって2人だって、結果的には一人だもの!
寂しいことも悲しいことも、一人だって家族だって同じこと。
近ごろは突っ張らなくても結集しなくても不足はない。
いい時代なのかもしれない。
それにしても38年たっても、
勤め人の男女の給料差は無くならず
女性差別とも決別できていない。

相撲協会然り
霊場然り
ようやく天皇家がどうにかなりそう(興味は無いが)

農村に若い女性がいないので男は結婚できない
これも気に入らない。
「自分に魅力がないからさ」・・と思って欲しい。
諦めが付くから、
付かない場合は「自分を磨く努力」
人のせいにして生きてるなんてなんて後ろ向き。

前を向いて歩こう!
この本の女性達のように。
といいつつも、古庄さんのサインは嬉しかった。
どくふれん

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