先週読み終えた一冊
貴志祐介著「黒い家」角川文庫刊
https://honto.jp/ebook/pd-review_0610148350.html
読書の時間はお風呂から出て、寝るまでの1時間だが
これ以上読み進めると、怖くて眠れなくなる、、
何日か中断して、終いには昼に読み終えた。
なんたって心の痛さや、身体の痛みを感じ取れない
サイコパスが犯人
人を殴るのを見るのは怖い
人を罵倒している場所からは逃げたい性格ゆえ
文字から暴力を想像させる小説にサイコは避けたい
けど、読み出したら止まらない、、
生命保険会社の支払い査定が仕事の主人公
あの手この手で保険金の支払いを企てる顧客達
作者の前職を生かした物語設定
請われて顧客の家を訪ねると
広い屋敷に陰鬱な古びた家
嫌な匂いが立ち込めた影ばかりのような黒い家
(ドクダミもあったか?)
普通の暮らしに忍び寄る得体の知れない恐怖
周辺の人々を殺され、恋人が行方不明になり、、、
おお怖い。。。
執拗なサイコパスと同じく
辞めたくてもやめられない面白さ
カラッと明るい日に読んでくださいね。
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