昨晩読み終えた文庫本
雫井脩介著「つばさものがたり」角川文庫
今年に入ってミステリーが続き(いつもミステリーだが)
ココロが殺伐とした気がしてきた。
この本は軽いミステリーと思いつつと読み進むが
ミステリーではなかった。
どちらかと言うとファンタジー
作者はミステリー一辺倒の作家ではなかった。
パティシエとして修行をしてきた小麦ちゃん
夢のケーキ屋さんを実家の近くで開いた。
変わり者の甥っ子が「この店は流行らない」と言う
母がレジ打ち、義姉と気の良いおばさまと3人でケーキづくりをする。
頑張って独自色を出して順調な滑り出しだったが
客足が途絶えて、体調を崩し店を閉める。
甥っ子だけに見える天使の助ける兄
スポーツジムのインストラクターだが
家族思いの素敵な兄
みんなでちゃかし合い、助け合い、家族をいたわり合う。
そんなこんなで、心機一転持ち直したケーキ屋さんだが
小麦ちゃんは・・・
読み進むうちに物語にどっぷり、
涙したりホッとしたり
なによりも悪人が出て来ないのがいい
暴力沙汰にならないのがいい
近所にあった家族全員で働く小さなパン屋さん
何年かで閉めてしまったが、思い出しながら読んでいた。
ココロが疲れた時、ギクシャクした時
小さな灯をともしてくれる一冊です。
雫井脩介著「つばさものがたり」角川文庫
今年に入ってミステリーが続き(いつもミステリーだが)
ココロが殺伐とした気がしてきた。
この本は軽いミステリーと思いつつと読み進むが
ミステリーではなかった。
どちらかと言うとファンタジー
作者はミステリー一辺倒の作家ではなかった。
パティシエとして修行をしてきた小麦ちゃん
夢のケーキ屋さんを実家の近くで開いた。
変わり者の甥っ子が「この店は流行らない」と言う
母がレジ打ち、義姉と気の良いおばさまと3人でケーキづくりをする。
頑張って独自色を出して順調な滑り出しだったが
客足が途絶えて、体調を崩し店を閉める。
甥っ子だけに見える天使の助ける兄
スポーツジムのインストラクターだが
家族思いの素敵な兄
みんなでちゃかし合い、助け合い、家族をいたわり合う。
そんなこんなで、心機一転持ち直したケーキ屋さんだが
小麦ちゃんは・・・
読み進むうちに物語にどっぷり、
涙したりホッとしたり
なによりも悪人が出て来ないのがいい
暴力沙汰にならないのがいい
近所にあった家族全員で働く小さなパン屋さん
何年かで閉めてしまったが、思い出しながら読んでいた。
ココロが疲れた時、ギクシャクした時
小さな灯をともしてくれる一冊です。