使わない製図器

今朝は雪の景色の筈だったが



屋根がうっすらと白くなったくらいだった。
雪の予報は外れた（？）が、昼時の強風はピタッと当たった。
ひどく冷たく寒かった。


サンビームテスターがある？と聞いてきた友人
現地確認をしなくても良くなった、と連絡をくれた。
常識的な線で納まって、他人事ながらホッ！


探すついでに見つかった製図用具



今は懐かしい「ロットリング」
黒インクを注入してインキング（この言葉も懐かしい）をした。
線の太さ毎にペン先を付け替えて・・
その内に指がインクで黒くなって・・相当大変だった。

その下からは、内田洋行の製図器具



烏口とコンパス類
烏口は指先が黒ずむなんて騒ぎではなかった。
横のネジで線の太さを調整しつつ、インクを流し込む
今考えるとこれだけで神経がおかしくなりそう・・
錆びないようにと、アルミ箔で包んであった。

神経を張りつめて仕事をし、細かい手仕事を続けていた。

今や製図板さえなく、パソコンで円も曲線も自由自在（？）
手は汚れないし、ペンだこも退化した。
机に張り付く姿勢は変わらず、眼精疲労と腰痛は昔のまま。

昔と違ってパソコンは金食い虫、などと言っているが
ロットリングも製図用具も安くはなかった筈
だけど、バージョンアップで仕方なく買い替える必要はなかったね、、

烏口からロットリングはバージョンアップ相当かも・・