今年の読書本4冊目は、ファンタジックで現実的(?)な読み物。
お話し上手な、重松清氏を読むのは始めてかもしれない。
〈なにぶん乱読派なのではっきりしない)
少し前に出た文庫本の「疾走」は食指が動いたものの、
表紙があまりにも恐い絵柄。
手に取るのもはばかられる迫力に、読む気が失せた。
「流星ワゴン」の表紙は真っ黒の地、腰巻を取ると白地が出てきた。
真ん中上部に白い点、きっと月だろう。
角を取った赤丸は、きっとガソリンスタンド。
「流星ワゴン」のタイトルは、いかにもファンタスティック。
読み進むと、なんのことはない車がホンダの「オデッセイ」だった。
家庭崩壊が進、失職し家に帰りたくなくなった主人公が
「死んでもいいか」と思う事から始まる物語。
「あの時のこうすればよかった」
「あの時が分かれ道」
そんな思いは誰にもある。
気がついていないそんな時に引き戻して考える。
後悔する、反省する、
そんな3人の父親が交錯し、前進し、満足に至る。
ハッピーエンドの道筋。
読後感は満足と同時に
「いいなあ」
私ならどのカ所が分岐点だったのだろう。
あそこか・ココか?
それにしても、本気で「死んでもいいか・・」
と、まだ思ったことが無い。
〈あったかもしれないけれど忘れた)
そこが幸せなのか、懲りない人間性なのか・・
お話し上手な、重松清氏を読むのは始めてかもしれない。
〈なにぶん乱読派なのではっきりしない)
少し前に出た文庫本の「疾走」は食指が動いたものの、
表紙があまりにも恐い絵柄。
手に取るのもはばかられる迫力に、読む気が失せた。
「流星ワゴン」の表紙は真っ黒の地、腰巻を取ると白地が出てきた。
真ん中上部に白い点、きっと月だろう。
角を取った赤丸は、きっとガソリンスタンド。
「流星ワゴン」のタイトルは、いかにもファンタスティック。
読み進むと、なんのことはない車がホンダの「オデッセイ」だった。
家庭崩壊が進、失職し家に帰りたくなくなった主人公が
「死んでもいいか」と思う事から始まる物語。
「あの時のこうすればよかった」
「あの時が分かれ道」
そんな思いは誰にもある。
気がついていないそんな時に引き戻して考える。
後悔する、反省する、
そんな3人の父親が交錯し、前進し、満足に至る。
ハッピーエンドの道筋。
読後感は満足と同時に
「いいなあ」
私ならどのカ所が分岐点だったのだろう。
あそこか・ココか?
それにしても、本気で「死んでもいいか・・」
と、まだ思ったことが無い。
〈あったかもしれないけれど忘れた)
そこが幸せなのか、懲りない人間性なのか・・