ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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1日中、ゴミを焼く

2008年12月20日 22時34分37秒 | 家族のこと

12月20日(土)

ずっと以前から依頼していた実家の庭木伐採が

やっと始まった。

姉の同級生にプロ級の腕前のH兄さんという方がおられ、

5月にもお願いした。

腕が良いのであちこち引っ張りだこで11月にばばの実家の仕事を始めようとしたら

お悔やみが出たり、ばばが旅行したり、H兄さんの全国同窓会があったり

天気が悪かったり、他の方の仕事が先になったりで、やっと・・・・・・・・・・・と言う感じだ。

H兄さんがあまりに忙しそうなので

途中ばばが何とか剪定してみようと試みたが

見事にトラ刈り状態になってしまった。

やはり、「餅は餅屋」「剪定は庭師さん」だね。

 

午前・午後のお茶、お昼ご飯、飲み物と準備したり

前の晩から段取りしたが、朝家を出たのは8時過ぎ。

実家に着いたのは9時前でH兄さんは、

既にマッコウとイヌマキの剪定を終わっていた。

前回、ばばと姉はH兄さんが切る木の枝を全部引っ張って同じ場所に積み上げたり

草を抜いたりだったが、今回は、前積んであった枝が枯れているので

「それを燃やしなさい」と言われた。

今時、庭でゴミを燃やすなんて考えてもいなかった。

ミカンの木の横と門と裏の畑に山のように積んであった木の枝が

やっと枯れて燃やせる状態になっている。

H兄さんがライターで火を付けてくれたが、木々の燃える炎が大きくて怖い。

それに顔に火が反射して熱い。

近くのクチナシの葉っぱは熱で茶色になって、

支柱として立ててあったビニルパイプも

火の当たる部分だけ茶色に変色してしまった。

枯れ木の量がハンパじゃないくらい多いので燃やして燃やしても減らない。

9時過ぎから5時までかかり前庭の部分はやっと燃やし終えた。

しかし、問題は裏の畑の枯れ木だ。

木の枝を積んである周りにミカンの木が3本あり、

又畑の縁には燃えやすいソテツの枯れ葉がいっぱいあり

お隣のお宅の畑にもポンカンが枝が折れるほど実っている。

ミカンの実に熱が当たると「焼きミカン」になってしまう。

又、ソテツの葉に火が燃え移ると一大事だ。

あっという間に、近くのキビ畑に飛び火してしまうだろう。

怖いけれど、ここは度胸を据えて燃やさなければならない。

ばばがあまり怖がるのでH兄さんが周囲の草を払い

枯れ枝もあちこち引っ張って場所を空けてくれ火を付けた。

ボオッっと一瞬にして火が点き炎が高く上がった。

周囲に積み上げた枯れ枝を少しずつ引っ張っては炎の中に投じる。

あまり高く炎が上がるとミカンの実に炎があたるので

細心の注意を払いながら燃やしたが

それでもミカンの葉っぱが茶色に変色してしまった。

この分ではミカンも「焼きミカン」になってしまうかも。。。。

「あまり高く積み上げて燃やさないように」と言う

H兄さんの教えを守り燃えさかる火の番をすること4時間以上。

それでも裏の畑に積んだ木の枝は3分の一しか燃やすことが出来なかった。

5時になったので、まず庭で枯れ枝を燃やした後に充分水をかけた。

続いてホースを裏の畑まで引っ張り消火。

20分以上水をかけ続けた。

一応の作業が終わり、畑の喜界ミカンをもいで食べてみた。

甘い!無人市場で買うミカンの数倍も甘い。

5月に木の上部を切ったので低い所に100個以上実がついて

色づいている。

娘や孫たちが島にいたらなあ。。。。。

一緒にミカン狩りできるのになあ。。。

消火がきちんと出来ているか確かめるためH兄さんにも確認してもらった。

OK、合格!

H兄さんもミカンをもいで食べた。

「温かい」と言う。そして、「焼きミカンになってる」と。

焼きミカンは体に良いそうな。

風邪を引いた時ミカンの皮が黒くなるまで焼いて食べたら良いんだって。

そう言えば、いつか聞いたような記憶もあるが実際食べたことはない。

今日はもう時間も遅いので。。。と言うことで又続きは明日することになった。

明日は枯れ枝を焼きつつ、H兄さんが切った木の枝を裏の畑に運んで

枯れた枝と一緒に青い枝も焼くそうだ。

それに今日焼いた前庭の枯れ枝の燃えかすとか灰を

裏の畑に運ばなくてはならない。

6時間以上枯れ枝を燃やし続けた今日以上に明日が忙しいかも知れない。

でも、頑張るぞ!!!!

父と母も頑張るばばと姉を天国から見て喜んでいるだろう。。。。

それに父が何十年も丹誠込めて造った庭だから出来るだけ手入れをし

きれいに保っていきたい。

 


徳之島80周してらっしゃい!

2008年12月19日 09時10分16秒 | 家族のこと

12月19日(金)

昨日、お昼テレビを見ていると、

「走る男と女」のことが話題になっていた。

主人公は26才と25才だったか?のカップル。

なぜ走る?何処を走る?ってじじ&ばばも聞くともなく見るともなく

テレビの音を聞いていた。

要するに、こんなことらしい。

二人は恋人同士で、九州のある県に住んでいたが

女性の方が上京し「遠距離恋愛」になった。

ところが男性の方が「出会い系サイト」を利用し、

それが女性にばれてしまった。

そこで、男性はけじめをつけるつもりで頭を丸めた。

そしてどういう経緯からかははっきり聞き損ねたが

女性は東京から、男性は九州のある県からスタート、

二人とも出会う所まで走って・・・・という企画らしい。

12月25日に二人はある地点で出会う計画らしいが、

うまく会えるだろうか?

・・・・・・というような内容だった。

(女の子を裏切った男の人が走るのは分かるが、

なぜ女の子まで走らなきゃならないの?)ばばは疑問に思う。

 

これを見ていた?じじが

「もし、じじが出会い系サイト利用したら、ばばどうする?」と聞いた。

ばばは「そうねぇ、8日かけて徳之島8周」って言うと

じじ、「それは無理だ」と言った後、急に元気づいて

「あっ、オートバイで回ればいいや」って。

そこで、ばば「オートバイなら80周!!」って言ってやった。

「出来る????」と確認しようとしたら、

既にじじは夢の中。

ばばと話しながら僅か数秒で寝てしまったじじの寝付きの良さに感心!

 

テレビを見ながらもすぐ劇中人物になりきってしまい

自分に置き換えて考え、会話してしまうじじとばば。

ちょっと変?

 

これも昨夜のこと。

夕食後、ばばが「これから3月頃までが一番幸せ!

何故か分かる?」ってじじに聞いた。

じじの答え「ミカンが食べられるから。」とキッパリ。

ピンポンピンポンピンポ~~ンの大当たり~~~~~~~~~~~~~~~

11月頃からボツボツミカンを食べ始めたばばの手は

今年も、もう既に黄色く色づきかけている。

じじが、しばらくして「ばば、そんなにミカンが好きだったら

名前もリンゴを連想させる名前でなく、

ミカンと関係のある名前にしたら良かったのに~~」って言う。

だって、ばばだって生まれた時から

こんなにミカン好きな子になるかどうかなんて

ばば両親も分からなかったはずよ。

じゃぁ、じじならなんて言う名前が良い?考えて」とばばが言うと

「例えば・・・カンナなんか良いんじゃない?」だって。

ミカンの文字のカンが入っているからだって。

いやだよ~~~。

 

ばばは学生時代自分の名前をローマ字で書くと

姓にBが、名にRが付くので「ベラ・ルーシー」なんて

勝手に決めて悦に入っていたなあ。

自分のペンネームにして・・・・

 

そうそう、ミカンの季節と言えば今年はミカンも大豊作らしい。

色々な種類のミカンが徳之島でも作られているようで

喜界ミカン・ポンカン・桜島ミカン・温習ミカン・

三京オレンジ・赤ミカン・デコポン、

その他名前も知らない徳之島産ミカンも色々。

まだまだたくさんの種類のミカンがありそうだ。

こんなにたくさんのミカンが徳之島で作られているっていうことも

今年初めて分かった。

 

ばばの実家の隣のお宅のポンカンなんか実がつき過ぎて

枝が根元から折れていたけど、何十個も実がついたまま捨てられていた。

もったいないなあ。。。。

ばばの実家には喜界ミカン・名前の分からない大きなミカン・

タジバナと呼んでいるミカンの3種類があるが

今年は5月に枝を思い切って伐採してもらったので

ほとんど実がついていない。

でも、裏の畑の喜界ミカンはけっこう実がついていた。

まだ少し青みが残っていたが、お正月までには充分色づくだろう。

楽しみ、楽しみ。

 

今朝、朝食の時じじが、「ばばは何座?」と聞くので

「射手座」と答えると「本当?」と言った後「やっぱりな」と付け加えた。

なになに?何がやっぱりなの?

じじ「やはり、射手座の女は怖いよな」と。

(最近ばばがじじに意地悪なことばかり言うのに反撃したいの?)

何で?と聞くと「♪いいえ、私は~~~♪」と歌い出した。

朝から、ご機嫌ですなあ、じじは。

朝のジョギングで海岸から我が家に向かって走っているじじの姿

今朝は我が家の裏玄関からバッチリ見ましたぞ~~~

ばばが手を振っても、じじは気づかなかったけど。

 

上機嫌で歌い出そうとするじじを寸止め。

それって「蠍座の女」でしょう。まったく、もう~~

朝からこんな会話をする夫婦、大丈夫なんでしょうかねえ・・・


夜中に道端の草を抜く・・・・・・・・・・・・・?

2008年12月18日 13時25分57秒 | 家族のこと

12月18日(木)

かれこれ20数年も前になろうか。

時間は夜の9時から11時頃と思っていただきたい。

旦那様から奥様に電話がかかってきた。

「飲み会で飲んで、自分で運転して帰れない。

だから迎えに来て欲しい」と。

奥様も昼間の仕事で疲れ、そろそろ眠ろうかという時間帯。

しかし、旦那様を放っておく訳にはいかない。

渋々ながら迎えに行くことに・・・・

自宅から旦那様の飲んでいる所までは車で2,30分。

しかも町外である。

車も人もほとんど通らない夜道を一人でずいぶん走らなければならない。

諸々の思いを胸に奥様は車を出した。

そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・

旦那様の飲んでいる場所まで行き何とか車に乗せた。

ところが・・・・・・・・・・・・・・

直行我が家に帰ると信じ切っていた奥様に向かって

「これから友達の家まで行って欲しい」と旦那様。

「道案内はするから」とも。

渋々ながらも奥様は旦那さまの言う通り車を友人宅へ向けた。

しかし、その道が狭くて畑中の道をくねくねと山手へ

上って行くんだそうな。

奥様は車も離合できないような道に神経を張りつめながら

慎重に運転していた。

すると!旦那様が「ちょっと車を止めて!」と言ったって。

旦那様の言う通り車を止めると、旦那様はやおら車を降りた。

小用でも?と思って奥様は車の中から見ていると

旦那様は道端のけっこう伸びた草を次々と引き抜き始めたそうな。

奥様には何が何だか訳が分からない。

酔っぱらいが夜中に見知らぬ集落で道端の草を引き抜くなんて。

想像するだに可笑しいが。。。。。

酔っぱらった旦那様はいたって真面目?に

次々と草を引き抜いていく。

いつまで草抜きを続けるんだろう?

それに、今、夜中だよ。

 

ついに奥様は我慢できなくなり車を降りて

「何してるのよっ」って問うたそうな。

すると、ご旦那様、何と答えたと思う?

「通った道が分かるように。帰る時道に迷わないように

目印に草を引き抜いておいているんだよ」って答えたんだって。

 

昔、何か童話にあったよね。

ままお母さんに山に捨てられた子どもが

道々、山の木の枝を手折って落としておき、その枝を辿って又家に帰ったって。。。。

「姥捨て山」の話にもあったっけ。

ある年齢になった老親は山に捨てなければならないという決まりがあって

ある息子が、年老いたお母さんを背負い山に捨てに行くんだよね。

背負われたお母さんは、自分を捨てに行く息子が帰り道迷わないようにと

道々木の枝を手折って行くんだよね。

そして、ついにお母さんを置き去りにする場所まで到着した息子に

お母さんは「折られた木の枝を頼りに道に迷わず帰るんだよ」って言うの。

息子だって、決まりだから仕方なく

お母さんを捨てに山奥まで背負っては来たけれど

本心は捨てたくなんかないんだよね。

最後まで自分のことを心配してくれるお母さんの優しさに

息子は改めて母親の愛を感じ

「決まりに背いても子の親を捨ててなるものか」と決心。

そして・・・・と話は続くんだよね。

 

先ほどの旦那様が、夜道の草を抜いて迷わない目印にって言うのも

奥様に対する愛情の表れ?

帰りに迷わせないために??????

 

旦那様の言い分を聞いた奥様、感動するどころかカチ~~~~ンと来て

「何言ってるのよ、早く車に乗って!!!」って叫んだんだって。

だって、夜中でしょ。

自分の家からずいぶんと離れた集落の

それも山に近いうらさびしい小道で・・・・・

腹立つ奥様の気持ちに誰もが同情するよね?

えっ、旦那様の行動に感服するって?

そう言う貴方は相当の飲んべえさん間違いなし!

その後のこの夫婦の行動は分からないが推して知るべし。

 

この夫婦の話しに出てくる旦那様と奥様、

絶対じじとばばの話じゃありませんよ。

本当ですってば、信じて下さいよぉ~~~~。

ねぇ、じじ、記憶にないよねぇ、こんな話し。

 

☆昼寝から目覚めたじじが、この主人公じじって疑われるよ~~って

あたふたしています。

じじの名誉のため付け加えますが、決してじじでは・・・・

「我こそ、夜中でも愛妻のため

野中の草抜きをした」!と

身と心に覚えのある方は申し出て下さい。

正解者には、徳之島の黒糖焼酎を

1年分無料でドォ~~ンと進呈して飲んでいただき

これからも夜な夜な道路の草抜きを頑張ってもらいたいと思います。

それにしても愛妻が道に迷わないように

目印に草を抜いて並べるなんて愛妻家の鏡!!表彰もんですなぁ。

奥様~~羨ましい~~~この幸せ者!


旦那様は床の間に・・・・・・・・・・

2008年12月17日 22時56分53秒 | 家族のこと

12月17日(水)

はなちゃん、2日遅れになったけど

34才のお誕生日おめでとう!!(もう、実年齢言われたくないかな?)

 

誕生直後、じいちゃん(じじ父)から

「ヤセゴロビッキャ」と形容されたはなちゃん。

痩せた蛙って言う意味だけど・・・・・・

産まれた時の体重が2950グラム。

まぁ、標準的だったと思うけど、

体重の割に痩せて手足が長かったはなちゃん。

じいちゃんは、そんな貴方の姿を見て(元気に成長してくれるかなあ)と

本気に心配したんだって。

だから、加計呂麻で貴方の誕生を心待ちしていたじじに

「じじ、この子は諦めた方が良いぞ」って、とんでもない電話をかけたんだって。

電話を受けたじじはショックだったろうね。

初めて誕生した我が子が、無事成長していくかどうか危ぶまれるくらいだなんて・・・

病院の先生は何にも仰らないのに、じいちゃん一人で早合点したんだよ。

 

「諦めた方が良い」なんて電話を受けたじじは

次の日、加計呂麻から病院へすっ飛んできたのよ。

飛行機でなく船だったからすっ飛んでって言う表現は適切じゃないかもね。

じじも出産間もないばばに直接は言わなかったけど

心中穏やかじゃなかったみたいよ。

それでも貴方と 対面したじじは、

あろう事か産まれて1日も経っていない貴方に

ミカンの房を含ませたんだよ。

それを又、はなちゃんは美味しそうに「チュウーチュー」吸ったんだって。

不思議な赤ちゃん!

あの原体験が現在のはなちゃんのミカン好きのルーツになったかもね。

みんなに心配されるくらいヤセゴロビッキャ(痩せた蛙)状態で

生まれたあなただけど、その後は大病もなく

すくすく成長し、今はあらゆる面でばばを超えたね。

 

今年の貴方の誕生日には、はなちゃん&Tちゃん夫婦と

じじ&ばば夫婦について色々考えたりしたよ。

 

☆出会い

じじ&ばば

豚小屋の豚を見に来たという口実?で

ばばの家を突然訪れたじじ父子との初対面からスタート。

はなちゃんTちゃんは

学生時代同じサークル?で知り合った?

・・・そう言えば、ばば&じじ、はなちゃんとTちゃんが

知り合ったきっかけとかほとんど知らないね。

☆子ども

ばばは3人の女の子に恵まれたけど、はなちゃんは男の子ふたり。

じじは、内心は晩酌相手の男の子が欲しかったかも知れないね。

☆子育て

ばばは加計呂麻でじじと共働き。生後3ヶ月のはなちゃんを、

じいちゃん・ばあちゃんに預けて3才まで育ててもらったね。

はなちゃんは専業主婦。しっかり子育てしてるよね。

こうしてざっと見ると、ばばとはなちゃんはほとんど共通点はない?

 

はなちゃんは結婚する前、「お母さんのように働くお母さんになりたい」って

出産後も働ける職場を選んだよね。

その後、妊娠中の体調不良などもあり退職して

専業主婦として頑張っているけれど、ばばはそれで良かったと思っているよ。

 

ばばは、ずっと仕事仕事で、

子育てはほとんどじいちゃんばあちゃん任せだったでしょ。

赤ちゃんの貴方は、じいちゃんばあちゃんの大きな愛情に包まれ

母親不在でも「アレッ・・・」って

違和感感じることはなかったかも知れないけれど

母親ばばとしては、思う存分我が子に手をかけてあげられないことを

いつも申し訳なく思っていたのよ。

その気持は今でも消えることはないけどね。

同じように、じじのこともあまりしてあげられなかったし・・・・・

でもね、ばばが仕事をしてなくて

はなちゃん達のことをあれこれかまっていたら

かえって、母子衝突したりしていたかも知れないね。

 

はなちゃんがすくすくと成長し

今はじじと同じくらい優しい(なになに、じじ以上って?)

最愛のパートナー、Tちゃんと巡り会い、

最上の宝物、男の子二人を授かり

そして、理解あるTちゃんのご両親の娘になれたこと

本当に嬉しく、じじ&ばばは喜んでいるよ。

 

東京と徳之島はとても遠く感じるけれど

電話も自由自在使えるし、飛行機に乗ればその日で会える。

ちっとも寂しくなんかないよ・・・・・・

 

はなちゃんはばばを反面教師にして、

妻・母・嫁の3役をしっかり果たしていってね。

 

人間、「家庭・家族円満」が一番!

 

ばば母が、いつも口癖のようにばばに言った言葉。

「じじより良い旦那さんはいないよ。世界一の旦那さんだよ。

決して反抗なんかせず、いつも床の間に飾っておかないと罰が当たるよ」

「自分たち(ばば両親)のことは何も心配いらないから

いつも、じじご両親のことを第一に考え、孝行尽くしなさい」

この言葉を、そのまま、

34回目の誕生日を迎えたはなちゃんに送るね。ばばからの誕生日プレゼント・・・・・ 


今日も忙しかった!

2008年12月14日 19時19分21秒 | 家族のこと

12月14日(日)時々小雨

今日は生涯学習フェア。

午前中は奄美パークの館長宮崎緑さんの講演。

昼からは公民館講座の閉講式。

姉とばばも9時過ぎに昨日昼から作った

試食用の赤飯を車に乗せて文化会館へ。

赤飯を下ろしているところに同じ講座を受講しているKちゃんが

他の料理を全部運び込んできてくれた。

指定された長机に展示用と試食用の料理を並べ

KちゃんとYちゃんに、お客さんの接待を頼み

姉と二人は親しい友人のお父様の告別式へ。

終わって文化会館へ戻ると、もう試食用の皿は空っぽになっていた。

もう昼前だし・・・姉と二人はいったん帰宅。

じじにお昼ご飯を作ってあげて又文化会館へ。

お昼からの試食用のお皿も準備して置いたが

いつ出せばいいのか分からず手持ちぶさたでいたら

従姉妹姉さんと遭遇。

 

従姉妹姉さんは大正琴のお師匠さんだ。

それに押し花教室にも通い素晴らしい作品をたくさん展示してあった。

従姉妹姉さんはばばより10才ぐらい年上だが

未だにばりばり働き、趣味を楽しみ・・・・・・ばばが尊敬する姉さんだ。

 

姉さん達の大正琴の発表が2時頃からと言うので

楽しみに待っていたが

ばば達の試食提供と時間が重なってしまったらしく

ホールへ駆け込んだ時は、既に演奏は終わっていた。

今日一番見たかった(聞きたかった)のは大正琴の演奏だったのに

聞き逃して残念でたまらない。

 

舞台では他の講座の舞台発表が次々あったが

料理の展示後片づけも気になる。

時間の打ち合わせがしてなかったので何時に片づけ始めるのか分からない。

舞台発表をしばらく見て廊下へ出たら

何と、いつの間にかお皿などが一つもない。

既に学習センターに運ばれたのかとすぐ車で走ったが

学習室は鍵がかかったまま。

一体どうなっているんだろう?

仕方がないので手紙を書いて学習室のドアに張り、

スッキリしないまま、夕食の買い物をして家に帰った。

 

昨日、今日とあわただしく、じじとまともに話す時間さえない。

 

明日は大好きな、じじの妹夫婦が奄美大島から遊びに来る。

夜遅くまで楽しく語らい、大いに笑いたい。

 

でも・・・昼間は、またお葬式に参加しなくてはならないんだ。。。。。。

ばばの中学時代の同級生のお父様が亡くなられたという。

明日は実家まで走って行ってきま~~~す。

 

追記

ばばが文化会館の廊下に立っていると

スラッと背が高く黒髪が美しい女の人が

目の前を通った。

中年の男の方が「先生、こちらへ・・・・・」と誘導している。

通り過ぎてからハッと気づいた。

奄美パーク館長の宮崎緑さんだった。

スタイル抜群、容姿端麗!!!

さすが元NHKの花形アナウンサー。

長い黒髪の美しさは格別で

近くにいた友人達と「綺麗な髪の毛~~~~~」っと

陶然となって見送った。

宮崎緑さんの周囲はパァーッと華やかだった。

やはりオーラがあるなぁ・・・・・

残念ながら講演は聴くことが出来なかった

本人を間近で見ただけでいいかな。


久しぶりに・・・

2008年12月13日 21時19分15秒 | 日常生活

12月13日(土)時々小雨

今日は朝から夜までとても忙しい1日だった。

それというのも、明日が公民館講座の閉講式なので

今日からその展示準備があったのだ。

ばば達は今年作った島料理の中からいくつかの料理を作り

展示したり試食してもらったりするのだ。

姉と一緒に10時ちょっと過ぎには家を出て生涯学習センターへ。

 

11時過ぎて、指導の先生がいらしたので

早速準備にかかる。

料理の材料を揃え下準備をし・・・・

今日作った物は・・・お正月前と言うこともあり

赤飯・菊花大根・芋餅・生姜の佃煮・だし巻き卵・五目煮・

アンバソーメン・芋きんとん・かるかん等々・・・・・

先生を含め8名で揚げる・煮る・つぶす・蒸す・練る・和える・・・・・・

全ての料理が出来上がって後始末まで終わったら6時半を回っていた。

昨日までの穏やかな天気と変わって、

今日は時々雨が降り、風も強くなってきた。

明日は9時半までに文化会館へ行き、今日作った料理を展示したり

試食の準備をしたりする。

明日も忙しくなりそうだ。

 

明日、午前中は、奄美パーク館長の宮崎緑さんの講演会もある。

でも、ばばの親しい友人のお父様が亡くなられたので

10時からの告別式にも行かなければならない。

明日も忙しくなりそうだ。

いい天気になると良いな。。。

 

 

 

 


ばば、夜中にエンジン全開他、ばば姉は検査役

2008年12月12日 13時49分32秒 | 日常生活

12月12日(金)

朝から雲一つない晴天。

一昨日・昨日に続いて3日目だ。

家の屋上に上がって周囲360度を見渡しても

雲一つ見えない。

こういう日は「日本晴れ」と言うんだと

ばばが小さい頃母が教えてくれたことを思い出す。

島ではキビの刈り取りも始まった。

今年は台風らしい台風がなく

農家の方たちにとっては、嬉しい正月になりそうだ。

このような穏やかな天気がづっと続いて欲しい・・・・・・・・・・

 

今日のブログは2日前の晩のことを書いた。

 

ばばは退職してから「明日があるさ教」の教祖様に自ら就任し

グウタラグウタラ日々過ごしている。

そんなばばが、何とした心境の変化でしょう?

夕べは別人の如くエンジン全開になってしまった。

夜11時になって、急に掃除機をかけたくなったのだ。

じじや近隣住民の迷惑も考えず、ばばは掃除機を取り出し

夜中の大掃除を始めたのだ。

掃除機のダストパックがパンパンに膨れあがるほどになっていたので

交換し、あの部屋この部屋・・・・と言っても小さな部屋が3つしかないけど・・・・・

と、掃除機をかけまくった。

 

ばばが掃除をしている途中でじじは

「先に休むよ・・・」とベッドへ。

ばばは、ますますテンションアップ。

掃除機をかけた後、雑巾を持ち出し拭き掃除。

夜中に雑巾がけなんて、いつ以来だろう・????

じじが「ばばが掃除機をかけるから畳や廊下がツルッツルになってしまった」

と先日言うので、ならば・・・と雑巾でゴシゴシ畳と廊下や床を拭き上げた。

さて、これで良し・・・と思ったが

掃除機のヘッドのところを「これでもか」

と言うくらいぬれ雑巾で拭いて片づけた。

だって、ばばが掃除機をかけることによってワックスがけをしたかのように

畳や床がツルツルッになったって、じじに言われるのが嫌だから。

 

まだ何だか物足りない。

ついでにトイレも掃除しましょうと隅々まで拭いた。

時計を見ると、12時半になっていた。

「あらっ、こんな時間?」と思ったが

ばばの中では、そんなこと関係ない。

それからお風呂場に入り、周りのタイルを拭いて・・・・・・

シャワー浴びて・・・・・・

髪の毛を乾かしながら洗濯物を畳んで・・・・・・

1時過ぎに布団に入って東海林さだおさんの本を読んでいたら

いつの間にか夢の世界へ・・・・入っていた。

娘たちの家庭訪問とかあった頃は

その前日に、慌てて掃除をしたりしたものだが、

今夜は久しぶりに「やる気満々」「自主性100点」のばばだったと評価したいが・・・・

他人から見たらきっと異常だったろうな・・・

 

理想は、夜は10時頃に寝て、朝は7日前に起きて

計画的に家事をこなして・・・・・・・・・なんだけど

理想とはほど遠い生活をしているばばだ。

 

 

 これは、じじとばばが毎朝食べているパンです。

一週間に2回、ばばはこのパンを買いに行く。

いつも「7等分にカットして下さい」とお願いする。

ところが、今まで何回もブログでも書いたように

買う度にパンの切り方の厚みが違う。

姉と一緒に買いに行く時はレジでパンをもらったら

車に戻るや姉に検査をお願いする。

 

「今日の切り方はどう?」

「合格ね」と言ってもらえる日は数えるほど。

今日の画像でもはっきり分かると思う。

これが等分されたパンだろうか?

ばばと二人、車の中で大笑い。。。。。。。。。。。。。。。おしまいっ。

 

おしまいっと書いたが・・・・あと一つ。

※K中ロードレース大会

お昼2時前に「K中の広報車です。間もなくK中ロードレース女子が

スタートします。応援お願いします」というアナウンス。

慌ててばばも階段を下りた。

家の近くの道路の両脇で隣近所の方が応援している。

ほどなく女子が次々折り返してきた。

手を叩きながら「ガンバレ~~~~」と声援したが

必死に頑張っている子達にこれ以上「頑張れ」と言うのは酷な気もしたが

それ以外に言葉が出てこない。

顔色も青ざめ荒い息を吐きながらじじとばばの前を走って行く中学生。

あまりにも苦しそうな子を見ると、まるで自分が走っているような気になり

胸が苦しくなる。

両手が痛くなるほど手を叩いて応援した。

約30分後、全ての子どもたちがじじとばばの前を走り抜けていった。

必死に頑張る子どもたちの姿は悲しくなるほど美しいとばばだは思った。


じじの言い分、ばばの言い分

2008年12月11日 15時13分59秒 | 家族のこと

12月11日(木)

昨夕のことだ。

昨日は朝から穏やかないい天気だったので、ばばも朝からハッスル。

洗濯をしたりして頑張った。

以前、かしまし娘の正司照江さんだったか、テレビで洗濯物を干す時は

例え「上着なども裾を上にして洗濯ばさみで竿に止めて干せば

乾きにくい脇の部分とかも良く乾く」と言っていたのを思い出し

何でもかんでも竿に干せるだけは裾を上にして干している。

じじのジーパンもジャージも、ばばのTシャツも、ブラウスも・・・・・・

そしてバスタオルは竿に引っかけるような干し方ではなく

二本の竿に下げた洗濯ばさみでそれぞれ片端ずつ挟んで干している。

又、タコの手と称されるハンガーに小さいタオルなど干す時も

きちんと真ん中から折っては引っかけない。

7:3ぐらいの割合で折ってなるべく重なりが少なくなるように干す。

 

こうして普通は約半日で、天気の良い日は2,3時間ぐらいで洗濯物は乾く。

ところが問題はこれからだ。。。。。。

一日中、家の中であれやこれやして夢中になっていると

朝洗った洗濯物を取り入れるのをついつい忘れてしまうことがある。

ひどい時は日暮れてから取り込むことも。

 

昨日もばばはあれこれしているうちに洗濯物のことはすっかり忘れていた。

じじは、4時頃、洗濯物の干してある方のベランダを通って散歩に出かけて行った。

ばばは、家の中ですることがありすぎ、又来客もありで散歩には行かなかった。

6時前だっただろうか?

じじが散歩から帰ってきて「ばば、そろそろ洗濯物入れたら?」と言ってくれた。

ばばは「あっ、しまった」と内心思ったが

「じじ、そんなに教えてくれる前に、

どうせ洗濯物の傍を通って家に入るんだから

ついでに洗濯物入れてくれても良いんじゃない?」と反抗的な言い方をした。

そして、さっさとじじの大きなスリッパを引っかけ、外へ出て

洗濯物を取り込み始めた。

するとじじが「じじだって取り込みたいとは思ったけど、

まず、3脚とか持ってたら洗濯物取り込めないよ。だから・・・」と言うので

またしてもばばは反抗的に

「本当に取り込む気があれば、三脚など玄関に置いてでも

洗濯物は取り入れられるでしょう」と言った。

ばばは内心ちょっと怒りながらも次々洗濯物を取り込んでは

部屋の中へ投げ込んだ。

もうほとんど取り込み終わった頃、

じじが「何なら、残っている分でも、これからじじが取り込もうか?」と言う。

「もう終わりですよぉ~~だ」とあくまで反抗的なばば。

 

ばばはいつも思う。

一昨日の鍋や鍋蓋にしても干したまま取り込み忘れるばばが

本当は責任感がなくて悪いと思う。

でも、その前を何回か通るじじだって気づくはず。

年に一回くらい、夕方になっても鍋や鍋蓋が、まだ外にあれば

じじが室内に入れてくれても良いんじゃない?

ダメ?

やはりばばがすべき?

たまに洗濯物の取り込み忘れがあったら、

傍を通るついでにじじが取り込んでくれても良いんじゃない?

ダメ?

お星様の下ででもばばが取り込むべき?

 

そっかあ~~~~

ばばは主婦失格かもしれないなあ。

第一責任感がない。

すぐ、じじを頼る。

 

今、こう書いているときは少しだけ自省するばばだが

明日になれば又横暴なばばになってるだろう。

 

 


また、ひとつ・・・・・・・

2008年12月09日 15時33分28秒 | 家族のこと

12月9日(火)

タンスの中へ原因不明の水の滲出・壁の中から虫の声、・

定刻になると毎日鳴り出すタイマー音と

ミステリー好きのばばに応えるかのように

小さなミステリー現象が起こる我が家。

 

最近、虫の声?はとんと聞こえなくなった。

タイマー音は定刻にその音源近くにいないので

これまた聞くことがなくなっていたが、

昨日、今日と、たまたまパソコンに向かっていたら

時刻は3時27分ぴったりにじじの部屋から「ピピッ、ピピッ・・・・・・」の連続音。

あ~~~やっぱりまだ鳴り続けてる。

どうしたらあの音止められるんだろう。

 

原因不明のタンスの中への水の滲出は

先日畳替えをした時、畳屋さんとじじにも確認してもらったが

天井や屋上からの水漏れはない模様。

でも、やはり雨が降った後などはタンスの底板にシミが広がる。

 

最近、前からあったミステリー現象に加え

又一つ新しいミステリー?現象が。。。。。。。。

9月頃から気づいてはいたが畳の上・廊下など

靴下で歩くと「ツルッ」と滑って転びそうになるのだ。

じじが言うには「ばばが掃除機をかけるから」だという。

まっさかぁ~~~~~~

今時、掃除機をかけない家なんてないと思うけど

じゃ、他の家も全部ツルッツルッ?

ばば、よその家に上がって転びそうになったことなんかないよ。

 

うちの長女もばばと同じ掃除機を使っているけれど

フローリングがツルッツルになっているのかしら?

そんなことないと思うんだけど・・・・・・・・・

この掃除機は、今年の1月16日から使い始めたんだけど

性能が良いのでばばは楽しんで掃除機をかけている。

 

先日畳替えをしたので、「もう滑らないかな?」とスケートの真似をしたら

やはり新しい畳もツルッツルッで危うく転びそうになった。

不思議なこともあればあるものだ。

ばばは、(転ぶにはきっとワックスのような物が

畳とフローリングに付いてるからかも・・・・・・)と水拭きも何回かしたよ。

それでもやはり滑る。

なんで?

訳が分からない。。。。。。。。。。。。。

 

そこで、ばばはじじに提案した。

掃除機をかけて滑るようになったなら、

掃除機の拭く部分(ヘッド?)を取り外して洗剤で洗ってみようと。

じじは「そんなことしたら、掃除機壊れるよ」と言う。

ヘッドの部分だけ取り外して

洗剤を付けたブラシでゴシゴシ洗いたいんだけど、

やはり壊れちゃうのかなあ?

ばばは壊れないと信じているんだけど

万が一壊れたら、ウン万円も出して掃除機を買い替えなくてはならない。

そんなこと嫌だしなあ。

物は試し、天気の良い日に、そっとヘッドを取り外して洗ってみよう・・・・・・

と密かに思っているばばである。

 


夜明け前の怪音

2008年12月08日 22時27分23秒 | 日常生活

12月8日(月)時々

夕べはいつもより早く、10時頃に布団に入った。

大好きな東海林さだおさんの本を読んでいたら

いつの間にか夢の中・・・・・・・・・・・・・

そして、目が覚めた。

時計を見ると2時35分だった。どうしてはっきり覚えているかと言うと

2・3・4と並んでればいいのに・・・・2・3・5かぁ~~~と思ったからだ。

「まだ早すぎる。もっと寝なくちゃ」と思ったが

いったん目が覚めてしまうとなかなか眠れない。

ベッドの上のじじが健やかな寝息をたてているのさえ恨めしい。

電気を点けるとじじを起こしてしまうので

暗闇の中でばばは色々なことを考えた。

子ども時代のことや仕事を始めた頃のこと

家族のこと等々・・・・・・・・・・・・・

ますます目は冴えてきた。

眠らないと明日頑張れないぞ~~~(何を?)

右へ左へ寝返りを打ちながら

「眠れないよぉ~~~~」

「電気点けようかな~~~?」

「本読もうかなぁ~~~~~」

とわざと声に出して言ってみた。

すると寝ているはずのじじも寝返りを打って何か声を出している。

 

ばばは一人だけ起きているのもしゃくに障るので

わざと何回も声を出して独り言を繰り返した。

4時を回ってもまだ眠れない。

5時前くらいだったろうか?

寝返りを打ちながら何やら声を出していたじじも目覚めたようだ。

「じじ~~眠れないよ~~」とばばが言うと

じじも「まだ早いだろう」と言いながらも

ばばのおしゃべりに付き合ってくれた。

そして、30分くらい話した後、じじは起き出した。

ばばも起きた。

6時頃起きるなんて久方ぶりのことだ。

仕事をしていた時は、そろそろ自宅を出る時刻だったんだよなぁ。。。

じじはすぐパソコン室へ。

ばばも自分のパソコンをつけてメールなどチェック。

しばらくして、薄暗い中、じじはいつもの体力作りで夜明け前の海岸へ出かけた。

 

じじが出かけてしまうとばばは、

じじの簡易ベッドに寝転がってテレビを見ていたが

おもしろい番組も無し、それに肌寒くなってきたので

又寝室へ行き自分の布団に潜り込んだ。

一人じぃっとしていると家の下の道路を歩くかすかな誰かの足音まで聞こえる。

何名かが家の下の道路で話している声も聞こえる。

ばばはそおっと戸を開けてみたが

当たりは真っ暗で何にも見えない。

又、布団に潜り込んだ。

しばらくすると「ガラッ、ガラッ、コロコロ、カツカツ、ガシャ~~~ン」と

大きな音が聞こえた。

ばばはびっくりして飛び起きた。

「えっ、何?今の音。」っと思いながら又窓を開けて外を覗いた。

車か自転車が家にぶつかったのかな?交通事故?

ばばはドキドキ・・・・・でも、やはり道路は暗く何も見えない。

「もしや・・・・・・」と両親宅へ下りる玄関のドアを開けて外を見た。

ついでに階段の下を覗いてみた。

次の瞬間、ばばが目にした物は?

オオ~~~ッ・・・・・階段の下に大きな鍋と鍋蓋が!!!!!

ばばは全て了解した。

さっきのもの凄い音は鍋と鍋蓋がばばの家の階段を転がり落ちる音だったんだ。

何故、鍋と鍋蓋が?

実は・・・・・・・・・・前の日に大鍋や蒸し器、小鍋などを料理で使って

全部洗って日光消毒をしようと東側のベランダに出しておいたのだ。

ところが、それ以後東側ベランダへ出ることもなく

すっかり忘れて鍋たちは外で夜を過ごさせてしまったのだ。

たまたま今朝は風が強くて大鍋と蓋が吹き飛ばされて

急な階段を転がり落ちて両親宅の庭まで落ちてしまっていたのだ。

 

ばばは急に恥ずかしくなった。

隣近所うるさかっただろうな。。。。

早朝から怪音たててしまって。。。。。。

まだ周りが薄暗かったのが幸いだ。

真っ昼間だったらどんなにか恥ずかしかっただろう。

 

でも、ばばは階段を下りて鍋と鍋蓋を拾わなかったよ。

だって、薄暗くて一人で階段を下りるのが怖かったから。

どうせ、後1時間もしたらじじが体力作りから帰ってくる。

絶対、鍋と鍋蓋に気づくはず。

だから、絶対拾って?持って上がってきてくれはず。。。。と信じて

ばばはベランダに残っていた鍋や鍋蓋だけ取って

室内に入り、台所に片づけて又布団の中へ。

それから1時間ほどしてじじが

「なんで?ばば、鍋と鍋蓋が階段下に落ちていたよ」と

持って上がってきてくれた。

「かくかくしかじか・・」と事情を説明。

 

鍋類を日光消毒しようと外へ出して忘れてしまうばばが1番悪いよ。

それは分かっているよ。

でも・・・じじは昨日も干してある鍋を見ながら何回か

階段の上り下りしたでしょうに。。。。何にも感じなかったのかなあ。。。

 

じじから手渡された大鍋を見てばばはびっくり。

だって、底の方が2カ所見事にへこんでいたよ。

ただ転がり落ちたと思ったのに一体がったい、

何処にぶつかってこんなへこみが出来たんだろう?

ばばは力一杯へこんだ部分を逆の方から押して

元に戻そうとしたけど無理だった。

あぁ~~~~あ、もったいないことしたなぁ。

 

ばば、自分がしたしことは最後まで責任持ちなさいよ。

じじを恨んだりなんかしたらバチ当たるよ。

分かった?

ハイッ。