ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
HPは http://www.ibuchan.com/

牛丼屋でカレー

2014年01月31日 14時57分50秒 | 日常生活

1月31日(金)晴れ

今日もじじのお供で出かけたばば。

あ~~~、自由自在に出歩ける環境であればなぁ・・・と

つくづく思う。

自分に土地勘のないことが悔しい。

時間はいくらでもあるのに、自由に行動できない。

思い切って踏み出せば良いんだけど、勇気がない。

2,3カ所、じじの用事で回ったが何の成果もなく帰宅することに。

途中、お昼ご飯を済ませていこうと言うことになり

あちこち探したけれど良いところが見つからず、

じじの好きな牛丼屋さんへ。

牛丼屋さんに、ばばの食べられるのがないよ~と思ったが

じじが「カレーなら食べられるだろう?」と言う。

まぁ、食べられますけど・・・・・

と言うことでついて行った。

狭い店内は満員。

それでも入り口付近に二人分席が空いていて座った。

周囲を見回しても女性は一人もいないけど、仕方ない。

メニュー表を見るまでもなく、注文を済ませ

3分も待たないのに、もう、目の前にカレーと牛丼が出てきた。

「じじ~ゆっくり食べてよ」と念を押して

熱いカレーをハフハフ言いながら食べた。

食べている間、客はひっきりなしに入れ替わり

「頭盛り一丁~」とか、「牛玉丼・お新香一丁~」

「ハイ、380円ありがとうございま~す」「おつりは20円です。

又お越しください」などと店員さん達が

てきぱきと注文を伝え、精算をし・・・・

入り口にいるせいか、全然落ち着かず、

(なるべく早く食べて外へ出たい)と言う思いだけが強く

食べているカレーも「熱いなぁ・・・」とだけしか感じられない。

普段なら、じじよりだいぶ食事時間は遅いばばだが

今日は、ほぼ同時に食べ終わり、自分でもびっくりした。

その後は、もう、早く家に帰りたいという思いしかなく

さっさと電車に乗り帰宅。

じじは、即昼寝。

ばばは洗濯をしながらパソコンに向かい・・・

これで2日目も終わりか・・・・・と。

あぁ~時間がありすぎても困るなぁ・・・・

天気が穏やかな分はとてもありがたい。


荷物両手に、じじ走る!

2014年01月30日 15時24分27秒 | 日常生活

1月30日(木)晴れ後小雨

朝、じじの好きな電気街へ出かけた。

ばばは、10年以上前に行ったきりで今回が2度目。

本当は本当ならデパートとかレディス専用のショップとか回りたいんだけど

東西南北、家の1メートル四方の地理さえ分からない場所なので

仕方なくじじの後からついて行くことに。

電車の乗り換えも、乗り降りも、全てじじが頼り。

我が家の3姉妹が、じじと一緒に早朝ランニングをしていた頃

じじの後頭部を見ながら走ったそうだが

今日のばばは、ただひたすらじじの背中を見て歩き続けた。

島の鳥撮り行では、そんなに感じないが、じじの歩く速度の速いこと。

ばばは小走りでついて行くしかない。

少しくらいばばに合わせてほしいのに・・・と思いながら

黙々と小走りのばば、いい加減、膝下が疲れてきた。

おまけに、出先でじじの行きたいお店はお昼過ぎにしか開かないと言う。

じじは、この場所は何十回、いや、100回くらいは優に来ているから

まるで我が庭のように、サッサ、サッサ歩く。

じじの入る店に、ばばの興味を引く物は何一つ無い。

だから、ばばは店内に入ることもなく、店先でじじが出てくるのを待つのみ。

同じ道を行ったり来たり・・・・

そうこうしているうちに、お昼過ぎてしまった。

じじが「ご飯でも食べようか?」と言う。

じじは、牛丼が食べたかったはずだけど、ばばが食べられないので

ラーメンが良い?ご飯物が良い?とばばに聞く。

なかなかばばの食べたいメニューの店がない。

仕方が無いので、カツ定食が食べられるお店に入り

二人とも「ヒレカツ定食」を頼む。

じじ、揚げ物を食べて大丈夫かな?

家でなら、絶対揚げ物を2枚も食べないじじなのに、

メニューにはヒレカツが3枚も・・・・・

キャベツも山盛り・豚汁もご飯も大量!

さすがに二人とも感触はできず、お店を出た。

その後も、じじの行きたいお店を数軒回ったが

結局、何を買うこともなく帰ることにした。

疲れた~~~

 

電車に乗って、ばばは周囲の人を観察してみた。

目の前には若い男女が7名座っていたが、6名はスマホをいじっていた。

立っている人は、ただ、じいっと車外を見ている人もあれば

本を読んでいる人もいれば、イヤホンで何か聴いている人もいれば

目をつぶっている人もいる。

この人たちは、何の目的でどこへ向かっているんだろう???と思った。

 

数十分後、やっと降車駅に着いたが、今朝の天気予報通り小雨が降り出した。

ばばは傘を持っていたので差そうと思ったが、風もありなかなか傘が開けない。

じじは傘は持っていないけれど幸い帽子をかぶっているので頭は濡れずにすむ。

帰宅後、出直すのはいやなので夕食の準備の買い物をしていくことに。

娘たちに「鍋物にしようね」と予告してあるので、その材料を買った。

大きなお茶のペットボトルも買ったりしたので、レジ袋3つ分にもなった。

じじが重い袋2つを持ってくれたが、家まではけっこうな距離。

島では「すぐそこ」と言えば、50メートル以内くらいだけど

都会の「すぐそこ」は2,300メートルは当たり前?

ばばは、片手で傘を差し、片手に荷物を持つ。

じじは、両手に荷物を提げてばばの前を走る、走る。

庇のある建物の庇に入り、ばばを待っているじじに

「あとどのくらい?」と何回も聞くばば。

「もう、すぐそこ」「あの信号の右」とじじは簡単に言うけれど

ばばにはさっぱり場所が分からないまま、じじの背中を見ながら

息せき切って必死について行く。

さすが、毎朝ジョギングを欠かさないじじは淡々と走っていく。

・・・・やっとの思いで娘宅の前につくと、じじも息が荒くなってはいるが

「毎朝走っているから、僕速いだろう?」と言う。

島では、じじの走りが速いと思ったことはないけれど

小雨の中を走るじじは、ばばがいくら急ぎ足で歩いてもとても追いつけはしない。

やはり、じじが言うとおり速いのかもしれない。

普段は、絶対買い物荷物など持ってくれないじじが、

重い荷物を2個も持ってくれて、ありがたかった~

今夜は、美味しいゴマ豆乳鍋を作りましょうかねぇ。


こんな食べ方あったんだ~

2014年01月29日 20時58分23秒 | 日常生活

1月29日(水)晴れ

今日のばばは、いつもとは、ちょっと違う空間にいるよ。

でも、書くことはいつもと同じだよ。

 

3日前、有人市場へ行った。

ポンカンがあるというので買うのが目的だった。

市場に着くと、当番のおばちゃんが二人いて

「いつもパパイヤをたくさん買ってくれる○○さんだね。

いつもありがとうね」って言われた。

パパイヤを買う時は、なるべく大きなものを

7,8個まとめ買いするから、名前を覚えられてしまったのかな?

どうしてまとめ買いするかと言えば、

じじの刺身のツマにする以外に、鶏飯の具にするための漬け物・

佃煮等を作るから、7,8個と言ってもあっという間に使い切ってしまう。

3日前も、ポンカンと一緒にパパイヤも買いたいなあと思っていたが

パパイヤは、今の時期あまり出回らないらしい。

一番の原因は、去年、一昨年の台風でパパイヤの木が折れたりして

量が減ってしまったのだそうだ。

それで、有人市場に入荷した時は顔見知りになったおばちゃんたちが

ばばに連絡してくれる。

ありがたいね・・・と言っても年に数回しか入手できなくなっているけど。

パパイヤは無かったけど、ポンカンをまとめ買いして帰ろうと思っていた時

友人のTちゃんが入ってきた。

Tちゃんとは小・中学校時代の友人だけど、一度もクラスが同じになったことはなかった。

Tちゃんは、大根やキャベツ、カリフラワーやブロッコリー等の

野菜を次々に買っている。

それらの野菜を都会で暮らす子供さんに送るのだと言う。

「チルドで送れば大丈夫だよ」ってニコニコ笑っていた。

島の農家さんが作った野菜を、都会で暮らす子供に送る・・・・

親は、どこの親でも子供のこととなると、

できる限りのことをして喜ばせてあげたいって思うんだね。

 

そのTちゃんが良いこと教えてくれた。

ばばは、最近大根の即席ベッタラ漬けをよく作るんだけど

いつも、漬け汁が勿体ないなぁと思っていた。

カリフラワーはそんなに水分がないので

大根やにんじんと一緒に漬ければ良いんだって。

「カリカリ、とっても美味しいよ。気をつけることは

しっかり重しをすることね」って。

えっ?重し?

ばばは、重しなんか持っていないけど・・・と思っていたら

「市販の漬け物器を使えば良いよ、ばばちゃん」って。

ばばは、早速小さめの大根1本(約500グラム)を使ってチャレンジしてみた。

カリフラワーを小房に分けて容器に入れ、その上に大根を四つ割りにして入れ

その上に、塩・砂糖・みりん・酢を入れてふたを閉めた。

明日の朝は大根から水分が結構出て、良い具合に漬け上がっていることだろう。

ところが、途中、思った。

カリフラワーって、普段は茹でて食べるんだけど

生で食べられるんだろうか?

電話でTちゃんに教えてもらおうとも思ったけれど

一度作ってみて、食べられなかったら茹でて入れてみよう。

と言うことで、初めてのカリフラワーのベッタラ漬け作り終了!

翌日、ドキドキしながら漬け物器を覗くと・・・付け汁がけっこう上がっていて良い感じ。

試しに・・・カリフラワー一房つまみ食いしてみた。

オッ!美味しい。あっさりしていて、いくらでも食べられそう。

夜、夕食に出してみたら・・・

じじは普通の茹でただけのカリフラワーが好きだって。

ばばは?

両方同じくらい好き。

今の時期、カリフラワーもブロッコリーも驚くほど安いから

茹でたり、ベッタラ漬けにして思いっきり食べようと思った。

Tちゃんに感謝!


持つべきは・・・・

2014年01月27日 22時33分59秒 | 日常生活

1月27日(月)曇

昨年11月に使った旅行用のボストンバッグを引っ張り出した。

そして、気づいた。

おっ!鍵を付けてあった。

でも、バッグはファスナーで開け閉めするし

直接邪魔になる場所には鍵は付けてはないが・・・

気になる。

鍵は2個も付けてある。

1個は3桁の数字を合わせて開けるタイプ。

もう1個は普通に鍵で開けるタイプ。

何故2個も???

去年11月の旅行中、姉と2人ともボストンバッグに

鍵が付いていない事に気づいた。

そんな貴重品を入れてあるわけでも無いが、

一応鍵はあった方が良いねという結論になり

たまたま娘2人と出かけた時、通りかかったお店で

オモチャのような安物の鍵を買った。

それも2タイプ。

で・・・

鍵で開ける方はすぐに開けられるが、

3桁の数字を合わせて開けるタイプの鍵が開けられない。

何と言う事だろう!!!!

数字をすっかり忘れてしまった。

旅行で持ち歩いた手帳やバッグのポケットというポケットを

全部調べてみた。

もしや?手帳に番号をメモ書きしていないか、

それとも鍵の入っていた袋を何処かにしまっていないかと思ってね。

ところが・・・無い、無い・・・何処にもヒントさえメモしていない。

番号を合わせて鍵を外さないと、鍵を使う事も出来ないし・・・・

バッグに用の無い鍵をぶら下げて歩くのも恥ずかしいし・・・

何とか開けてみようと頑張ってみた。イナゴ・・・175違うなぁ・・・

オオオ・・・000勿論ダメ。ミナサン・・・373・・・×

クルシイ・・・964ダメだこりゃ。

ヤサシイ・・・834うぅ~~~ん、ダメダメ。

たった3桁とは言え、無限に組み合わせがあるような気がしてきて

だんだんパニックになってきたぞ。

閉所恐怖症のような症状が出そう。。。。。。

やぁ~~めた!やめた、やめた。

こんなつまらない事しているより先にやる事はいくらでもある。

最悪の場合、じじに金属を切る道具を探して切って貰おう。

そうだよ、それが良い・・・・良いじゃないか、そうしよう。

でも・・・じじは散髪に行っているんだよなぁ・・・・・

帰るまでの間、我慢しよう。

じじの帰りを待つ間も、やはり落ち着かず

何か気になる事があると、なかなか気持ちが切り替えられないばば。

開かない鍵を相手に悪戦苦闘。

お昼前になって、やっと帰って来たじじが、家に入る前から

何故か訳の分からない笑いが止まらないまま、斯く斯く然々・・・と

鍵の事を早口で訴えるばば。

じじ、台所の椅子に座ったまま「こんな時はね・・・」と言いながら

鍵をガチャガチャ・・・何故かすぐにも鍵が開きそうな気がする。

じじ、頼りにしてまっせ!

お願いだから開けて!

ザ・ン・ネ・ン・・・・・・開かないよ~~~

「ねぇ、じじ~金具切る器械があるでしょ。あれで切って。

お願いだから」と懇願するも

「何処にあるかなぁ・・自宅で探してこないと切れないよ」・・・と。

せっかく頼りにしていたのに・・・・せっかちなばばはイライラ。

だけど・・仕方ないね。

散髪から帰ったじじに、すぐに無理難題押し付けちゃって。。。。

それにしても、2ヶ月前、旅行から帰ってきてバッグをしまう時

次に使う時の事を考えなかったのだろうか?

それとも、自分の記憶力を信じ込み、過信し、

(こんな3桁の数字くらい忘れないよ~)と思ったのだろうか?

たった2ヶ月しかたっていないのに、

すっかり忘れてしまっている自分の記憶力にも唖然とするが

何と言っても、記録を残さなかった事が悔やまれる。

四苦八苦&悪戦苦闘の結果は大惨敗。

どうする?ばば!

諦める?

諦めたくは無いけど・・・これ以上どうしようもないよ~

内なる闘いは続くが、一応の区切りは付けて

他の仕事をしなくちゃ・・・午前中終わっちゃうよ。

 

そうだよ~、今日は旅行中の姉に荷物を荷作って送るんだったよ。

手紙も書いて添えなきゃ・・・・

急げ!ばば。

3時までには郵便局へ持って行かなくては。

そうだ!姉が在宅する時間を聞いて、送り状に印を付けなくては・・・・

そこで姉に電話をしたが留守電に切り替わったり

20回以上呼び出し音が鳴ったりするだけ。

ダメモトでメールを送信したら、不思議な事にすぐ返信が来た。

次に「今電話して良い?」とメールすると

折り返し姉から電話がかかってきた。

出先からだという。

小包のことを話した後、「実はね・・・・」とバッグの開かない鍵の事を話してみた。

すると、姉「3桁だったでしょ。ホラ○○の数字だったはずよ、たしか」と言う。

そうか!○○に関する3桁だったのか。

でも待てよ・・・・でも、○○に関して第一番に思い浮かべた数字は4桁。

違うなぁ・・・・途中で、ア~~~ッと思いついた。

即実行!

なぁ~~んだ!呆気なく鍵は開いちゃった!

この鍵、番号は自分で設定することになっていたらしい・・・・

ばばはすっかり忘れていたけどね。

姉さん、ありがと~~~~う!!!

持つべきは、記憶力の良い姉だね!

自分で開けて自信が付くと(何で、自信が付くの?

自信付けるってのも、ずるいね。ヒント貰って出来たのに)

今度はじじにもヒントを言って開けさせてみた。

じじの手許をジィ~~ッと凝視するばば。

んん?けっこう時間かかってるじゃない・・・・頑張れ!じじ!

待つ事、数分。

じじも、無事解錠成功!!おっめでとう~~って、可笑しい?

兎にも角にも、小さな安物の鍵を開けて喜んでいるじじとばばの図

想像してみて・・・・・・笑えるでしょ。

笑う事は良い事よ~さぁ~~~笑って、笑って、爆笑しましょう・・・ネッ。


勧誘お断り!他

2014年01月26日 19時10分19秒 | 日常生活

1月26日(日)曇

普段、我が家のご飯は雑穀米入り。

更に蜂蜜漬けの梅干しも米1カップに付き1個入れる。

もう10年近く食べているから、白米だけのご飯を

少し物足りなく思う時もある。

しか~~~し、新米の時は別だよ~

3年前からかな?

自家精米器まで買い、お米は玄米を買って

必要な時に精米してご飯を炊く。

精米したてのご飯は美味しいね~

新米ご飯の他にばばが好きなのが「餅米ご飯」。

餅米でご飯を炊くと、美味しいよね~

ばばが好きなのは、ミカンとご飯・・・この2つから2者択一と言われたら

最終的にはご飯を選ぶだろうな・・・と思う。

今日は、雑穀米入りのご飯も、自家製赤飯もあったけど

夕方4時過ぎに「餅米ご飯」を炊いたよ~

炊きたてを、じじにも味見して貰った。

「噛めば噛むほど美味しい!」とじじ。

あっつあつをおむすびにしたよ~

娘達にも食べさせてあげたいなぁ・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、島内でも勧誘やセールスに回ってくる人がたまにいる。

玄関先に「勧誘・セールスお断り」と書いてあっても。

少し前から、勇気を出して必要ない勧誘やセールスは断っているが、

「勧誘・セールスお断り」のプレートを見て

「勧誘ではありません」と言う強者もいる。

 

今日夕方、ばばが夕食の準備を始めた時、玄関で女性の声。

出て見ると、1週間ほど前に宗教関係のチラシを置いていった人。

その時で断らなかった事を激しく後悔するが・・・

その時、「お暇な時に目を通して下さい」と言われたが

貰ってすぐ、チラシは捨てた。

だって、ばばもじじも宗教には全く興味が無いし

どの宗教を信じようとも思っていないから。

ただ、自分の先祖様だけは大事にしようと思ってはいる。

今日来た女性は「この時間なら少しお話しが出来るかと思って」と言ったが

とんでもない!

夕食の準備をしている時だし、宗教関係の話に対しては

一切、聞く耳持たぬばばだから。

だから「今忙しいです。宗教に全く興味が無いので、

頂いたチラシも一切見ていません」と答え、

さらに、「主人にもはっきりとチラシは要りませんと断りなさいと

言われました」と付け加えた。

過日、チラシを置いて帰られた日、じじに話すと

「必要な時は、こちらから連絡しますから

うちへ来ないで下さいとはっきり言いなさい」と言ったのだ。

全くその通り!

必要なら、人間、自分で何とか探すよね。

全く見ず知らずの人が、敷地内に入ってきて

色々セールスしたり、勧誘したりするのって、ばばはイヤだなぁ・・・・

宗教関係でも、母子連れで来たり、男女のペアで来たり

女の人がひとりで来たり、年に数回はある。

宗教って大事だとは思うけど、神様を信じるか信じないか

どの神様を信じるかは個人の自由だけど

断っても、断ってもチラシを持ってこられるのはイヤだなぁ・・・・


備えあっても空振りだった~

2014年01月25日 17時17分29秒 | 日常生活

1月25日(土)晴れ

昨日も、じじが相撲観戦のためテレビをつけたのを機に

ばばは買い物に出かけた。

先ず・・・有人市場でタンカンを買って、近くの池で

「白鳥!」が飛来してはいないかと偵察。

その後は、いつものようにお魚屋さんへ。

お店に着いた時、たまたま店主のS姉さんが外出中で

(どうしようかなぁ・・・・?)と階段を下りた時、

お店の前からすぐ前にある民家へ赤い何かが飛び込んだ。

???何?慌てて走って行って、民家の庭を覗き込むと

目の前2メートルほどの場所に「アカヒゲ」が!

 

カワセミが「蒼い宝石」なら、アカヒゲは「紅い宝石」だぁ~~

ばばは興奮して、すぐに携帯を取りだした。

携帯で撮影なんかしたことも無いのによ~

とにかくカメラの絵のボタンをクリックしてOKして

「携帯を横にして撮影して下さい」と画面に出たので

言われる通り、携帯を横にしてアカヒゲを狙った。

でも・・・ほぼ初めての事ゆえ、ズームのきかせ方も何も分からないが

急いでシャッター???

写ったかな?

アカヒゲはばばがすぐ近くにいても慌てる様子も無く

花園の縁石に乗ったり、地面に降りたり悠々と採餌し続けている。

2回、3回とシャッターチャンスを狙うが、なかなか思うように行かず

そのうち木々の中へ潜り込んで出てこなくなってしまった。

はぁ~~~残念!

デジカメ携帯していれば良かったなぁ・・・・

 

10分ほど待っているとS姉さんが出先から戻ってきたので

ばばは夢中になってアカヒゲの事を話した。

S姉さんにもアカヒゲ見て欲しかったなぁ・・・

二人アカヒゲ談義で盛り上がっている所へ

Yさんご夫婦が刺身を買いに来店した。

S姉さんが又、アカヒゲの事を話すとYさんも興味津々だったけど、

もう、アカヒゲは姿を現さなかった。

ガッカリするばばに「明日も又今日の時間くらいにアカヒゲが来るよ~」とp

S姉さんが慰めてくれた。

 

ばばは直帰して、じじにもアカヒゲの事を話し

何とかシャッターを切った1枚が写っていないか

じじと二人して、彼方此方いじって画像を出してみた。

残念!肝腎のアカヒゲは写らず、周囲の植物だけ写っていた。

はぁ~~~、ショック!せっかくのシャッターチャンスをみすみす逃してしまった。

よしっ!明日は必ずデジカメを持って行くぞと、カメラを出している時電話が鳴った。

受話器を取ると、「ばばちゃん~私だけど~~もうちょっと待っておけば良かったよ~

ばばちゃんが帰った後、すぐ目の先までアカヒゲが飛んで来たのよ。

店先のベンチに止まったり、階段に止まったりして、

Yさんと二人、ばばちゃんもう少し待っていたら良かったねぇと話したのよ。」

電話はS姉さんからだった。

本当に残念だったけど、又きっと会えるよね、アカヒゲ君!

オスで格好良いアカヒゲ君だったよ~

じじが近くにいたらなぁ・・・

じじのカメラで、あの近さで写せたら最高の写真が撮れただろうに

かえすがえすも残念!

 

で・・・満を持して、今日はデジカメちゃんと持って行ったんだけど

「備えあれば憂いなし」ならぬ「備えあっても空振り~」でした!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一昨日仮通夜をしたM兄さんの告別式が今日だったので

朝から出かけた。

最近、自宅葬はあまりないけれど、今回は

仮通夜から告別式まで「自宅葬」だった。

ばばの実家集落では「結いの精神」が未だに生きている」と思うのが

お葬式や新築棟上げの時等である。

「結い」とは「協力し合う・助け合う」というような意味である。

特にお葬式などは隣近所は勿論、集落の方々ほとんどが協力する。

今日の告別式も、M兄さんのお家の中は勿論、庭にも

沢山の参列者が集まっておられ、火葬場にも

100名以上の方が行って下さり、お墓にも7,80名の方が参列された。

ばばも知人・友人と一緒に、今日は実家集落を2往復し、

帰宅したのは4時過ぎだった。

人口もだんだん減りつつある集落だけれど

まだ「結いの精神」が残っていることを嬉しく思った1日だった。


思い出す日々

2014年01月24日 15時16分18秒 | 日常生活

1月24日(金)晴れ

島野菜が豊富な季節。

野菜好きな我が家にとっては嬉しい今の季節。

1キロは優にありそうなカリフラワーが200円以内で買えるし

ブロッコリーも安い。

日持ちの方から言えば、カリフラワーが良いけど

ビタミンAはブロッコリーが豊富だろうし

どちらも外せないね。

それに大根も、大きいのが1本100円くらいで買える。

それにほうれん草も小松菜もニンニクも葱も

島内産が安くで買える。

夏の頃、ほうれん草は一束600円くらいしていた時期もあったから

今は、夢のよう!

島内産のポンカンも1袋6個くらい入って200円だったよ。

そろそろ赤土バレイショやタンカンも出始めるかな?

嬉しい、楽しい、今の季節だよ~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうだ!

最近、洗濯物を干す時、じじの半袖肌着やランニングは

竿に通して干している。

そうすると、何だか嬉しくなるばば。

子供の頃は、物干し竿も父が山から切って来ていた。

長い竹竿に洗濯物を干す時、やはり何故か嬉しかった。

当時は物干しハンガーやピンチなんて無かったから

洋服の袖を竿に通して干すか、引っかけるようにして干すかしていた。

生け垣にも干していたなぁ・・・上着など。

最近、子供時代の事とか良く思い出しては感慨にふける。

年をとった証拠なぁ?

 

小さい頃のばばは、とても活発だったと思う。

家の手伝いが忙しくて、あまり遊ぶ暇は無かったと思うが

それでも飼っている鶏の餌にするため

空の一升瓶を持って田んぼに行き

バッタ(イナゴ?)を瓶のいっぱいになるまで捕まえ

そのついで近くの川に飛び込んで泳いだり

潜って川底の粘土をすくい取ったり・・・・・

小学校4年生くらいになると、小さい頃から

母や姉がするのを見ていて覚えたと思うが

芋掘りも良くしていた。

大きな篭に鎌と三つ叉を入れて背負い、

ひとりで片道2キロくらい歩いて芋畑に行く。

畑に着くと、先ず鎌で芋づるを刈り取り、ひとまとめにする。

次に芋を掘る。

ヒゲ根などを綺麗に除いて、カゴのいっぱいになるまで芋を掘る。

芋がカゴのいっぱいになったら、芋づるを束ねたのを

芋の上に置き、背負って帰宅途中の川まで行く。

川でカゴに入れた芋を綺麗に洗い、

又上には芋づるを乗せて背負い、緩い坂道を上がって帰宅する。

家に着く頃には、ばばの背中はびしょびしょ。

当たり前だよね~、洗って濡れた芋を背負って帰るのだから。

まぁ、背中がびしょびしょになるの位なら我慢できるけど

ばばが我慢できないくらい恐怖が「芋掘り」には付いていたよ。

それはね、先ず芋づるを刈り取る時に

芋虫が芋づるに付いていること。

色と言い、形と言い、ばばの一番苦手なムニュニョロ系代表、芋虫君!

でも、自分で芋づるを刈り取らないことには手伝ってくれる人はいないし・・・・

なるべく、じぃっと芋づるを見ないように気をつけて刈り取っていたけど・・・

それでも、芋虫が付いていて・・・

ばばの洋服や、酷い時には髪の毛に付いていることもあり

卒倒しそうだったけどね。

手伝いしたからと言ってお小遣いがもらえたり

美味しいおやつが貰えたりしたわけでは無いけれど

「家族の一員として、手伝いはするべき物」と思っていたような気がする。

遊びも手伝いも精一杯頑張っていた・・・・・

と言いたいけど、兄や姉と比べたら

ばばは、しょっちゅうサボっていたような気もする。

いかにして楽をしようか?サボろうか?考えていたような・・・・

でも、小さい頃の手伝いで経験したことが

大人になって役立ったことがたくさんあった。

現在のばばは、どうだろう?

今日できることでも明日に延ばしているような

グウタラ全開の日々では無いかな?

猛反省はするけど、それが生かされないのが・・・・ね。


礼拝所、他

2014年01月23日 22時02分58秒 | 日常生活

1月23日(木)穏やかな晴天

天気も良いし、穏やかな良い1日になって欲しいなぁ・・・と

思っていたんだけど・・・・・親戚のHちゃんから昼前に電話が!

M兄さんが昨日急に亡くなったとのこと。

ビックリ!

M兄さんは、ばばの父方の親戚になる。

すぐお弔いに行くことにした。

と言っても、家を出たのがお昼3時前だったけど。

 

実家集落に帰るのは、お正月2日以来。

やはり故郷は良いなぁ。

「クラチンシラ」という急な坂道を上がると「礼拝所」がある。

「礼拝所」は、ばばが子供の頃は「頭チィキィドォ」と言っていた。

「頭チィキィドォ」は方言で「頭を下げる場所」、

即ち「礼拝する場所」という意味である。

礼拝所から見下ろせる位置に近隣集落のお墓があり

ばばの集落はお墓に行く時、通学時、通勤時など

クラチンシラを通るので、必然的に往復時は

「礼拝所」を通るのだ。

ばばも、子供の頃から「礼拝所ではお墓に向かって

頭を下げなさい」と、ずうっと母や姉から教えられていたので

しぜんと意識し、実行するようになった。

ばばの集落では子供の幼い頃から「先祖様を大切にしなさい」と

教えていたんだなぁ・・・と成長するにつれて分かるようになった。

しかし、今、ばばはいつも車で礼拝所横を通るし

いちいち車から降りてお墓に向かい礼をすることは無くなったし、

幼稚園生や小中学生も高校生も「礼拝所」を知っているかさえ定かではなく

礼拝する子も、ほとんどいないのではないかなぁ・・・と思ったりする。

その礼拝所周辺に、今日は桜が綺麗に咲いていた。

濃いピンクの桜と薄いピンクの桜だった。

2つとも寒緋桜かなぁ・・・・

ばばの大好きな桜・・・・

桜を見ながら少し進むと、実家集落。

集落に入ると正面に山が見える。

この山は、本当は遠くにある山なんだけど

集落入り口から見ると、集落の奥の方に山があるように見える。

集落の中央通り、一本道の奥には雄大な山。

ばばはこの風景が大好きだ。

 

今日は、お弔いだったので

車は広い場所に止めて、徒歩でM兄さんのお宅まで行った。

集落の先輩方が家の中にも庭にも、大勢座っておられた。

昔から顔見知りの方が多いし「生まれ故郷に帰ってきた~~」

という気持ちになる。

でも、昨今、集落の大先輩達が次々亡くなられ

空き家も目立つ。

寂しい限りだ。

 

両親が亡くなって、ばばが実家集落へ行くのは

お墓参り・掃除・片付け・お弔い・お祝い回りの時ぐらいだ。

親がいなくなっても、やはり実家に行けば

気持ちが穏やかになりホッとする。

何故なんだろう・・・・・

今は、じじもばばも運転が出来るから

行きたい時に、ばばの実家へも行けるけど

将来、自分で運転できなくなれば足はどんどん遠のくだろうなぁ・・・

と思うと、なぜだか悲しくなる。

 

故郷の自然は美しいままであって欲しいし

人間も健やかであり続けて欲しい・・・・・

ばばの儚い願いだ。


ギャハハとゾゾゾゾ~

2014年01月22日 15時42分58秒 | 日常生活

1月22日(水)曇時々冷雨

11月22日なら「イイ フウフ」の日。

1月22日なら「イ フウフ」?

じじとばばも「イイ フウフ」ではなくても

「イ フウフ」くらいにはなれるかな?

世の中の夫婦、最初の出会いって覚えているのかな?

ばばは忘れようたって忘れられない。

年に何回かは、じじとの話題に上がるけれど

夕べも、何故か出会いの話になり、更に今日の昼まで引っ張ってた。

「じじがばばと初めて出会ったのは・・・」と始まると

ついつい笑ってしまい「どうせ、ばばは豚よりマシな女性だったんでしょ~」と

と、会話を先取りしてしまう。

じじは、父親と恩師と一緒にばばの家に来たんだけど

ばばが帰宅してなかったので、ばばの家の近くにあった

豚小屋で豚を見ながら時間を潰していたって言うの。

ある時期から、家庭では豚が飼えなくなって

畑の隅などに豚小屋を作って、正月用の豚や

出荷用の豚数頭を飼っている人たちがいたの。

ばばの家は集落の一番外れで畑が近かったので

豚小屋が一軒だけあった。

その豚小屋で、時々ばばの家の門を(ばばはいつ帰るかな?)見ながら

豚を見ていたんだろうね。

何分ぐらい豚を見ていたか知らないけれど

初めての場所で、立派な大人が3人、豚を眺めている図、

想像しただけで笑いたくなる。

もし、その時、豚の飼い主が来たら、どんな会話をしたんだろう・・・・

どの位の時間豚の顔を見てで時間を潰していたか知らないけれど・・・・・

5時過ぎて、ばばが帰宅して、ばばが再度職場へ戻らなくてはならなかったため

ほんの数分、玄関先で話して・・・・

「じじご一行様」が帰り、ばばは又職場へ再出勤・・・という初対面だったが

この時のことは何回か過去にも書いてあるので省略して・・・・

じじは、あの日、どの道を通って帰ったか

全く記憶に無いんだって。

ばばは、覚えているよ~じじ達がどの方向へ帰って行ったか。

今は、ばばの家までトラックも通れるような道路があるけれど

当時は対向車が来たらすれ違うことも出来ないくらい

軽自動車1台やっと通れるくらいの狭い路地を

ばばは軽自動車で通勤していたけど、

いつもばばが通る道を、じじ達は歩いて帰って行ったんだよ~。

初めて来る場所で、路地があまりに狭いので

きっと、広い場所に車を止め、

徒歩でばばの家の周辺まで来たんだよね~。

ばばの帰宅を待っていた時の話しは、

じじから何回も聞いていたが、

帰って行った時の話は聞いたことも無かったし

話題になることも無く、今日初めて、じじが

「あの日、帰りはどの道を帰っていったんだろう?」と言うので

又思い出して笑ってしまったんだけどね。

直前まで見ていた豚小屋の豚と比べられて、じじが選択したばば。

はぁ~~~、あの時の豚が黒豚で無く

気品ある白い豚だったら、じじはきっと豚を選んでいたかも。

ばばは、じじに選ばれて幸せだったのだろうか????

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて~~~

今日は朝から柔らかいお日様の光が降り注いだかと思えば

冷雨が降るという繰り返しの変な天気。

霰でも降らないかな・・・と密かに期待しているばばだけど

10度より少し下がらないと霰は降らないだろうなぁ・・・・と思いながら

「ワシャワシャ&ギュッギュッ!」の小ネギを間引いて

別のプランターに移植しようと準備していた。

その時、ふっと門を通る人の気配がして、そちらの方を見ると、

アラララララ~~~~懐かしい友人、Mちゃんが!

お互いビックリして「アラッ」っと「アラッ」。

「ばばちゃん、何してるの?~」

「Mちゃん、何処行くの?~」

「寄ってコーヒーでも一杯、どう?」

「ありがとう~」

・・・ということで、もう30年近くも前の職場の友達Mちゃんと

お喋り&ティータイム~

Mちゃんが「じじとばばのHP」を見てくれているということで

ばばが「不思議&ゾゾゾゾ~体験」の話しをすると

Mちゃんも、似たような体験があると言う。

Mちゃんの場合は屋内での話しだけどね。

以前の職場のある部屋で、夜仕事をしていると

何とも言えない悪寒がする時があったんだって。

そういう時は、すぐに仕事中の書類などをまとめて

他の部屋へ移って、その部屋には塩を置いていたらしい。

Mちゃんだけでなく、別の同僚も同じような体験をしたらしく

「やはり、人智を越えた何かがあるのかもね」とお互い話した。

ばばもね、兄と姉が亡くなった次の年だったかな?

夜中、家族が自室へ入って、表の間にばばだけがいるのが分かったの?

とでも言いたいようなタイミングで、

どこからともなく黒い物体が飛び込んできて・・・・

こんな事って、誰にでもあって、

たまたまばばは特別な思い込みをしただけなのかなぁ?

又、いつか不思議体験、書くことがあるかもしれないから

それまでは・・・・・


ゾゾゾゾ~~~ッ

2014年01月21日 15時10分47秒 | 日常生活

1月21日(火)曇

何だか「いやぁ~~~な感じ・気持ちがする。」ってこと

ばばは、年に何回かある。

人間に対してでは無いよ。

3日前かなぁ?

夕方買い物に出かけたが、少し時間が早かったので

ひとりで山道をドライブした。

その道は、林の間を走るコースで

ばば、多くても年に数回しか走らないコースだけど

(もしかして?珍しい野鳥と出会えるのでは?)

というはかない願いから、たまぁに走ることがある。

助手席には。じじか姉が必ず乗っているんだけど

今回は、ばばひとりで走った。

 

夕方・寒く小雨がパラつく中・・・・条件も悪かった。

鬱蒼とした林の中を走っていると

何だか寒気がする。

対向車が2台あった。

それでも入り込んでしまったので、一応走り抜けることにした。

ワイパーを動かし、必死に目を凝らしながら・・・・

そのまま直帰すればよいものを、

(もしかして?野鳥との初対面が待っているかも)

という願望に抗しきれず右折してしまった。

ますます寒くなり、右足下からぞぞぞぞ~~~っと

いやぁな悪寒がする。

その感じが左足にも移り、ますます薄気味悪くなった。

方向変換しようにも、狭い道でできず

結局行き着く所まで行き、方向変換をした。

そのまま急いで帰ればよいものを、

今度は車から降りて辺りを見回した。

人ひとり、野鳥一羽いるわけもなく

周囲は薄暗く、雨足もだんだん強まって来た。

引き返すのも怖いけど、ばばが立っている場所は行き止まりだから

どうしようもない。

時間はどんどん過ぎ、5時半を回った。

少しずつ日が長くなったとは言え、曇や雨の日は

終日薄暗い。

おまけにばばが立っている場所は、少し開けてはいるが山の中。

急に、恐怖心が大きくなってきた。

いつもなら聞かない大相撲中継をしているラジオのスイッチを入れ

ボリュームを大きくした。

そして、勇気を振り絞ってハンドルを握りしめ

家に向かってハンドルを握った。

道の両側から垂れ下がった木の枝

フロントガラスを叩く雨粒・・・・

今にも何かがばばの両肩に飛びついてくるような恐怖を覚え身震いした。

両足の悪寒?違和感?は続いている。

思いはただ1つ。

「早く人里に出たい!」

でも、急いではいけない。

「安全に安全に・・」と言い聞かせながら気持ちばかりが急く。

時間にしたら、ほんの10分くらいだったと思う。

やっと両側が開けた場所に出て、対向車も数台通り過ぎた。

更に進むといつもの道路に出て、天気は悪くても

車の台数が増え、歩いている高校生の姿も見えた。

正直、ホッとした。

生き返った気がした。

家に入ると、不思議とあの両足の悪寒は消えていたが、

ばばは運転中、ずうっと

(もしかして?山の中で何かが自分に憑いたのでは?)と思っていた。

そのまま家に入るのを少し躊躇したが、思い切って玄関に入ると

いつもの我が家であり、声をかけるとじじが返事をし

そこで、初めてホ~~~ッとした。

いやぁ~正直怖かった!

 

これまで運転していて「変な感じ?」がしたのは、過去にも1回だけある。

当時、ばばの職場は隣町だった。

職場の打ち上げ会か何かで帰宅が遅れ・・・・

その日も、帰る頃大雨になりワイパーを最速で動かしても

前が見えない状態になってしまった。

自宅までは約20数キロ。

時間は夜10時前。

同じ方向へ帰る仲間は一人もいない。

ばばひとりぼっちの夜のドライブ。

走りながら、変な感じにとらわれた。

長い直線道路があって、いつもなら5分もあれば走り抜けるのだが

走っても走っても直線道路が続く。

走りながら永遠に続くのでは?と一瞬不安に駆られたよ。

その道路が終われば三叉路で、そこを右折すれば家まで15,6キロ・・・となるのだが。

いつまでも続く直線道路に「道を間違えた?」とさえ思った。

携帯電話は当時は無かったし、家に連絡しようにも

公衆電話のあるお店もほとんど無く、あったとしても閉まっていた。

じじだって、仕事から帰り夕食&晩酌後で

そろそろ寝る時刻だろうし、迎えを頼むわけにも行かない。

どうしても、一人で帰るのだ!と決心し

心の中では「お父さん、お母さん、お守り下さい」と

祈り続けながら運転した。

何分後だったか分からないけれど、三叉路の信号機が

目の前に現れた時の嬉しかった事!

その後は、何事も無かったかのようにスムーズに帰宅できた。

 

何だったんだろう?2回の体験。

何でも無いのに、ばばの「恐怖心」が

普段と違う思いをばばに抱かせたのだろうか?

ばばが、その職場に通い始めた頃、ある先輩が

「ばばちゃんの通り道のある場所ではね、昔兵隊さん達が

亡くなったりした場所があって、

夜遅く車で走るとどこからともなく(花をくれ~~)

っていう声が聞こえるんだよ」と話したことがあったけど・・・・

ばばは、勿論、変な声などは聞こえなかったよ。

 

「終わらない長い道」体験後は

職場の飲み会などがあっても9時になる前には

断って席を立つことにしていたよ。

今後は、数日前は知ったあのコースを

一人では絶対走らないぞ!と決めたばばだったよ。