早いなぁ~、今日で4月も終わり。
明日からゴールデンウィーク。
「何だか嬉しいね」ってばばが言うと
「毎日、ゴールデンウィークだろうじじとばばは・・」ですって。
仰るとおりでございまする。
今日の夕方は、じじと二人だけの散歩。
歩けども、歩けども珍しい題材も無し・・・・と思いながら
昨日見つけたサトウキビの害虫「ハリガネムシ」駆除の容器を一個一個覗いてみた。
いる、いる・・・・昨日より遙かに多いハリガネムシが入ってる。
いったん入ったが最後、出ることは出来ない仕組みのようだし
これからどんどん、どんどん虫の数が増えていくんだろうね~。
害虫だから仕方ないね。
農家の収入に直接関わることだから、悪いけど、ハリガネムシさん、諦めなさいね。
・・・・ということで、いつもの川縁までは淡々と、黙々と歩くだけだったが・・・・
いつもの牛小屋まで行くと、柵の中で遊んでいた顔の白い子牛がばばを見つけて近付いてきた。
すると、人なつっこいのか次々に子牛が寄ってきた。その数5頭。
ばばの方へ顔を出したりするので、ばばも嬉しくなって子牛たちを相手に遊んでいたら
ばばの背後に来たじじが、「サンコウチョウだっ!」と小さく叫んだ。
そして「動くなよ」って。
ばばは、言われたとおり、固まったままで、じじが撮影準備をするまでサンコウチョウを見張ることに。
スマートな体に細長い尻尾?(尾羽)
去年、7月21日にSさんと一緒に撮影して以来、約9ヶ月ぶりの再会だ!
サンコウチョウって、姿形がとても美しい鳥で、鳴き声も珍しく
じじに言わせると「12時来い来い来い」と鳴いているって言うけどばばには理解不能。
表現も出来ない。ごめんなさい。。
ずぅっと、再会を楽しみにしていたが
帰って来てくれたんだね~。待ってたんだよ~~。
鳥たちって、毎年同じ場所に帰ってきてくれるのかなあ~。
ばばが瞬きもせず見張っていると、サンコウチョウは枝の間を上の方へ横の方へと飛び移り
なかなかじぃっとしていてくれない。
じじが撮影準備OKとなった途端、彼はパァッと上の方へ飛び、そのまま姿が見えなくなった。
じじとばばは走って、木の近くへ行き、必死に目をこらすが二度と姿を現すことはなく・・・・
ハブの恐怖さえ忘れ、草むらをかき分け、他人様の畑の隅っこをよじ登り奮闘したのに・・・
でも、帰って来てくれたと分かっただけで嬉しいよ~。又きっと近いうちに会えるよね。
大いに残念がりながらも、又後日の再会を楽しみに歩き始めたじじ&ばば。
大瀬川の畔まで来た時、あれっ???帰って来てる!ここにも。
何が帰って来たかって?バリケン。
1年以上、大瀬川に定住していたが、先日から重機を入れて川の底をさらえる大掃除が始まった途端
バリケンの姿がぷっつりと消えてしまって、ずぅっと気になっていたんだ~。
ところが、このバリケン、なんと言うことでしょう・・・・
亀津から数十キロ離れた、ばばの実家集落近くの万田川である方が撮影されていて
HPに掲載されていた。
「良かった~~生きていたんだ。それにしても、バリケンって長距離飛べるんだ~~」って
びっくりしたばばだった。
バリケンはじじとばばが見ているのが分かっているかのように
両羽をパタパタ早く動かしたり、首を左右に振ったり「バリケンダンス」まで披露してくれたよ。
川の中は水草や雑草類が全部取り除かれ、ちょっと住みにくい環境になってしまっているけれど
何とか頑張って生き延びてね~。
明日も、明後日も・・・毎日会いに行くからね~。
大瀬川を更に下ると、キョウジョシギやキアシシギなど常連さんがじじ&ばばを迎えてくれたよ。
ばばは名前を忘れてしまったけれど、珍しい鳥もじじは撮影した。
でも、なんと言うことでしょう~~~~じじったら、バッテリーの充電を忘れていて、
十分に撮影することが出来なかったんだよ~。残念!
じじ&ばばが撮影している所へ、見慣れた人影が・・・・
姉だ!今日は用事があり、一緒に歩けなかったが何時もじじ&ばばのコースを熟知している姉は
追いかけてきてくれたのだ。
バッテリー切れで撮影できなくなったじじは一足先に帰った。
姉と二人は更に川下へ歩いていると、あれっ????またしても珍しい鳥が。
体型はカモのようだけど・・・下流へ下流へ、海の方へと泳いでいく。
カンムリカイツブリかな?とも思ったが、うぅ~~ん、微妙に違っている・・・・と思った。
頭の後ろが黒くて、胸元は白い。遠くて羽の色など詳しくは分からないので、じじに電話した。
じじは直ぐ駆けつけてきそうな勢いでもあったが、
「今、バッテリー充電始めたばかりだから、今日はもう写せないし、いいが・・又明日写そう」と言う。
せっかく珍しい鳥見つけたのに。。。。
家に帰ってじじに言うと「ユリカモメだろう」と言う。
違いますって!絶対カモメではありません!
じじは図鑑を見せるが、どれもぴったり合う鳥はない。
もしかしたら、和瀬池や諸田池で見たカモの仲間かも知れない。
明日でも、じじも連れて行って確認してもらおう。
おいおい、ばば。鳥はじじの専門領域でしょう~。
ばばはあまり深く首つっこまない方が良いんじゃない?
って言いながらも、身近な鳥や花や虫にグゥ~ンと興味が出てきたばば。
これも、じじ先生のお陰様でござりまする。感謝!感謝。