ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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お見事!他

2018年02月28日 14時47分27秒 | 日常生活
2月28日(水)曇り風強し

もう1週間位前になるかな?

ある方から電話があった。

ばばがタンカンを送ってあったので、そのお礼の電話だったが・・・

そのある方とは、O兄さん。

ひょんな事から知り合いになり、5,6年になる。

言語学が専門で、今でも教える立場にある方だ。



そのO兄さん、じじとばばより先輩なのだが

何故かじじのことを「じじ兄(ムィ)」と呼び

ばばのことは「ばば姉(アカ)」と呼ぶ。



数日前の電話の時、ばばが受話器を取ると

「○○です。」と言った後、徳之島の方言でタンカンを受け取ったこと、

新鮮&ジューシーで、とても美味しいという事などを

流ちょうな島口で話すので、ビックリ!!!

たまに島口の単語で分からないのがあるらしく、瞬時詰まるが

笑いながら又話し出す。

そして「○○○・・・と言うのは、島口では何と言えば良いんですか?」と聞いたりする。

話しているうちに、ばばも可笑しくなったり、楽しくなったり。

O兄さんは、生粋の都会の方だが奥様が徳之島の方。

普通の会話も、徳之島の方言で話したりするらしい。

奥様が、又とても気さくな方島口でどんどん話しかけ

ご主人のO兄さんも、島口で返す。

聞いていて、とても楽しかった。



集落によって、方言は単語もアクセントも違う事があるので

ばばは実家集落の方言しか話せないが、

それでもO兄さんとの会話は通じた。

都会の方が、徳之島の方言を話してくれるって

先ずビックリして、次に嬉しくなた。

島の言葉って、表記も出来ない、発音もとても難しいものが結構あるから。



最初から最後まで、ほぼ完璧な島口で話して電話を切ったO兄さん。

凄いなぁ・・・「お見事!」としか言いようが無い。



クワズイモ



最近・・・と言うか、もう7,8年、ばばは運動らしい運動をしていない。

それまでは毎夕1時間か、それ以上歩いていた。

しかし、ある日突然、姉が耳の異常を訴え鹿児島の病院へ行き

数ヶ月療養してきた。

その間、1人でも歩こうと思えば歩けたのだが、

姉のことが気がかりで歩く気にもなれず、数日歩くことを休んだら

「明日歩こう!」「明日こそは!」という気持ちはあるのだが

なかなか再開出来ないまま7,8年。

これではいけないと分かってはいるのだけど。

昨年は10日ほど続けて1時間位は歩いていた。

でも、又途中で怠け癖が出て・・・

今年になって、まだ一度も歩いていない。

数日前、姉と一緒に買い物に出かけ、先客がいたので

そのまま、お店の近辺を歩いてみた。

そして、歩数計を見たら2千歩以上歩いていたことになっていた。

おっ!出来るかも・・・と思い、1人で出かけた時も別のコースを1周したら

4千歩以上の数字が出た。

やろうと思えば、出来るのにと自省しながら帰宅した。

歩こうとさえ思えば、海岸通りをずっと歩くことも出来るし

漁港の周りを数周すれば結構な距離になるという事は分かっている。



もう少し温かくなったら

もう少し風が弱まったら

「たら」「たら」と思っているうちに又々数日過ぎた。

今年の町の特定健診で、全ての項目が「異常無し判定」になるように頑張らなきゃ!



寂しくなるね

2018年02月27日 18時24分42秒 | 日常生活
2月27日(火)晴れ
つつじ


5~10歩も歩けばご近所さんの顔が見える。

そんな環境に生活している、ばばのごく親しい友人。

しかし、今、この友人はこれ以上無いという寂しさに襲われている。



すぐ目の前に住む年下のご近所さんが今月いっぱいで引っ越す。

毎日荷物を運び出していると言う。

又、歩いて10歩ほどの先輩のご近所さんも

4月には都会の方へ引っ越してしまう。

先輩の引っ越しは、去年辺りから聞いてはいたが、

年下の友人の引っ越しは、「寝耳に水」で大分ショックだったらしい。

それも、1ヶ月後には引っ越すと言われたら・・・

ばばも残される友人の事を思うと、胸が痛くなるほど切ない。



本当に仲の良いご近所さん達だった。

昔ながらのご近所づきあいをしていたから。

時には調味料を貸したり、電気製品の調子が悪いと呼ばれて

点検に行ったり、買い物を頼み合ったり・・・

頼るだけでは無く、自分が出来ることでお返しをする・・・

体調が悪い時は声を掛け合い、美味しい物があったら分け合って食べて、

縁側に集まってはお茶を飲みながら世間話をする。

暑い時期には、夕涼み会をする。

ベランダのある軒先を借りて、大きな洗濯物を干す・・・・



だけど、もう、そういう事も出来なくなってしまう。

年下のご近所さんは、少し離れた場所に引っ越すから

これからもスーパーとかでは顔を合わせることもあるだろうが

今までのように密なお付き合いは出来ない。



親のように思って、知恵をもらったりしていた

先輩のご近所さんは、大都会の子どももさん達の所へ引き上げて行かれる。

今までは家の近くにある畑で季節季節の野菜をってはご近所さんにも分け

美味しいおやつを作ってはご近所へも配り・・そんな先輩だった。

もう90歳近い。

子どもさん達にしてみれば、高齢の母親を1人、

島で生活させることには不安も多いことだろう。

お母さんの方も、身内の近くにいた方が安心ではあるだろう。

しかし、慣れない都会生活。

今までのように、野菜作りを楽しめるだろうか?

縁側で日向ぼっこをしながら話し合える隣人がいるだろうか?

昼間、お仕事をしているお子さん夫婦が出かけた後

どのように過ごすのだろう。



ばばの近所でも、既にお二人の先輩が都会のお子さんの元へ

引き上げて行かれた。



年に数回電話で話す事があるが、1人の先輩は

島での生活とあまり変わらず、積極的に外へ出ているそうだ。

デイケアに通ったり、高齢者の集まりに出かけたり

近くで野菜作りなども楽しんでいるそうで

電話の向こうの声も明るく、ばばも安心した。



もう1人の先輩の方も娘さん宅で、毎日元気に過ごしておられるとのこと。



年を取ると、親は親で不安だろうし

離れて暮らす子ども達は、又親のことが心配だろうけど

自分たちの生活もあるから、すぐ帰ることは出来ない。

結局、親が子どもの元へ行くのが一番良いのかな?

・・・と思うけど、子どもに迷惑はかけたくない。



10年前までは、深く考えたことも無かったけど

自分の行く末のことを色々考えて不安になることもある。

でも、今からクヨクヨ考えてもしかたが無いから

「なるようになるさ」と腹を決めて、

なるべく毎日じじと笑い合えるような生活が出来れば良いなと思う昨今。

その為にも、先ずは健康!



親と妹のような隣人が間もなく引っ越してしまう、ばばの友人。

今後は、ばばが今まで以上に声をかけ、少しでも寂しさが紛れるように

一緒に彼方此方出かけたり、散歩をしたりしようと思っている。

※今日の画像は、昨日夕方、買い物ついでにウォーキングしてきた

運動公園に咲いていたツツジです。


ごめんなさい

2018年02月26日 15時20分27秒 | 日常生活
2月26日(月)晴れ時々曇り
ギンモクセイ


午前中は絶好の洗濯日和だったが、今日も洗う物が無く残念!

青空で日差しもあるけど、風が強い。

風が無ければ外へ出て色々動きたいけど、寒さに弱いからなぁ。



夕べは、寝る前あまりに暑くて、じじに「室温何度?」と聞くと

「26度」って。

26度でこんなに暑かったかなぁと思いながら

「扇風機回そうかな?」と言ったら、じじに笑われて止めた。

2月に扇風機は無いよね。

仕方無いから、足首から先だけ布団から出して寝た。



何故か夜中?に目が覚めて時計を見たら、ちょうど4時。

ラジオのスイッチを入れたらNHKのニュースがあり、

続いて午前4時台の「ラジオ深夜便」。

向田邦子さんの作品の一節を取り上げながら色々話していたが

聞きながら、又いつの間にか寝てあった。

次に目覚めたのが6時。

結構、寝たなぁ・・・・

「天気は、どう?」とじじに聞いたら「朝焼けがきれいだよ」って

パソコンのライブカメラの画面を見せてくれた。

夕焼けは晴れ、朝焼けは天気が崩れるって聞いていたけどどうかなぁ・・・

と思いつつ起きて、活動開始!

ゴミを出したり、玄関周りの掃除をしたり

溜まっていたレジ袋の仕分けをしたり、チマチマしたことをやっていたら

あっという間に午前中は終わってしまった。



あっ!そうだ、昨日、娘達が「三姉妹会」をやって

その時の写真を娘が送信してくれていると、じじが言っていた。

その写真を見なくちゃ!

パソコンを開けて、写真を見る。

じじは「3人、だんだん顔が似てきたなぁ」と言っていたけど

ばばが見ると、3人3様。



ばばは、近くに姉が住んでいるのでいつでも会える。

しかし娘達は、合流するのに1時間以上はかかる。

それでも、年に数回姉妹会をしているのが、ばばにとっては嬉しい。

親子兄弟姉妹仲が良いって、本当に幸せなことだものね。



ばばは5人兄姉だったけど、今は次姉と2人だけになってしまった。

ばばが退職してからは、買い物でも姉と一緒に行動することが多い。

だから、ばばや姉がひとりで買い物をしていると

顔見知りの人達からは「今日は、ひとりなの?」と必ず声をかけられる。

先週は、天気も悪い日が続き、なかなか姉と一緒に買い物にも行けず

週末にやっと、スーパーで姉と会えた。

たまたまそこへ知人の先輩が寄ってきて「あなた方、又よりを戻したの?」

って、からかわれた。

この先輩、ばばがひとりで買い物をしているのを何回か見かけた時は

「あなた方、又別居したの?」とからかう。

ばばと姉は「一緒にいて当たり前」のような・・・

声をかけさえすれば、1分では駆けつけられる距離に

姉妹がいるって、ありがたいなぁと思いつつ、

いつも、姉には感謝している。



娘達は、まだ仕事をしているし、住まいも離れているし

なかなか集える機会は少ないと思うけれど

「三姉妹会」と銘打って、それぞれの誕生会をしたり

激励会をしたり、ショッピングをしたり、年に数回は会っているらしい。



ばばが旅行で近くへ行く時は「女子会」をしたりもする。

じじにも声をかけるけれど、じじは「僕は遠慮する」って。

共通の話題も無いだろうしね、ちょっと気の毒。

親子でも、女性同士はいくらでも話題はあるからね。



親子、兄弟姉妹、健康で仲良く、平凡に過ごせるって

本当に幸せなことだと思う。



今日のブログは何を書いているか、自分でも分からなくなってきた~

ごめんなさい。

※画像は、ブログの内容とは関係ないけど

 何故か年明けから次々花を咲かせている、ばばのギンモクセイです。

南蛮の味噌漬け・・・

2018年02月25日 18時36分03秒 | 日常生活
2月25日(日)雨時々曇り

島では知人・友人からの頂き物が多い。

我が家で特に多いのが野菜。

今朝もお日様が出ていた時間帯に外で花壇いじりをしていたら

ご近所さんから声をかけられて「良かったら、これ・・」と

手渡された大きなレジ袋と紙袋。

レジ袋にはタンカン、紙袋にはサニーレタス・春菊・エンドウ!

ありがたいなぁ、本当に毎日感謝、感謝の日々が続いています。



すぐにお返しとかはしないけど、実家のお墓参りに行く途中で

野菜とか果物とか、野菜の苗とか見つけたら

1個多めに買って「無人市場で、こんなのがありましたので~~」

と届けたり、スーパーの青空市等で見つけた品を半分こしたり

売り出しの卵を2パック買った時は、1パックずつ分けたり。

自分で育てた野菜とか、植物が沢山ある時は

声をかけたり・・・

ばばの場合は「育てた野菜」と言うより

勝手に生えて栄えた三つ葉とか、ゴーヤとかしか無いけどね。

その他にも、自分が出来ることでお互い協力し合っている。

何か困ったことがあっても、

声をかけたら、すぐにアドバイスしたり、

協力したりして下さる。

「仕事人間」だった現職時代にはあまり出来なかった

「ご近所づきあい」。

大切にしていきたいと思う。



昨夕、贈り物が届いた。

北国宮城県から、牛タンと南蛮のの味噌漬け。

牛タンは、じじが大喜びだけど

南蛮の味噌漬けって・・・ご飯と一緒に食べれば良いのかな?
牛タン

南蛮って何だろう?とあらためて見ると「青唐辛子」と書かれている。

晩酌のおつまみにすれば良いのかな?

等と考えながら、食後、送り主のAさんにお礼の電話をした。

「牛タンと南蛮の味噌漬け、珍しい物をありがとうございました」と言うと

受話器の向こうで「????」な感じ。

「牛タンと何が届いたの?}と聞かれたので

南蛮の味噌漬け」と書いてあって、

横に括弧書きで青唐辛子と書かれいます」と答えると

「あぁ~~~」と納得されたようで「南蛮言うのは青唐辛子のことで

ここら辺では、牛タンを食べる時は、横にちょこっと漬け物が添えられるのよ。

タンを一口食べたら、次に味噌漬けの唐辛子を少し食べると

とても美味しいのよ~」と教えて下さった。

そうなんだぁ~~初めて知った事でした~。

他にもAさんは「お椀に塩をちょこっと入れて、色が付く位醤油を入れて

沸騰したお湯に牛タンをサッと入れてお椀に注いで

ネギの小口切りを散らして食べると美味しいのよ~」

とも教えて下さったけど・・・作って、じじに食べさせてみようかな?



電話を切った後、じじにも「南蛮の味噌漬け」の食べ方を教えると

初めて知ったみたいで、

「牛丼にショウガが付くのと同じようなものかなぁ・・」と言っていた。



以前、ばばが喜界島で作られた「魚味噌」をAさんに送ったことがあった。

その時、食べ方とか書かずに送ったのが失敗だった。

「魚味噌を味噌汁にして食べました」とAさんから電話があった。



魚味噌は魚のみを焼いてほぐした物を、粒味噌と絡めた物で

ばば達は、お結びの中に入れたり、

そのままご飯のおかずとして食べたりするけれど

北国では「魚味噌」とかは無いんだろうね。

味噌汁にしても、食べられるとは思うけど・・・・

Aさんと笑ったことが、つい昨日のよう。



所変われば、色々な食べ物があり、

同じような食べ物でも、食べ方が違ったりもするから面白いね。



今日のお昼は、昨夜,Aさんから教わった通りに

タンはきつね色になるまで焼いて、青唐辛子の味噌漬けを添えて

じじに出したら「美味しい!」って。

残念ながら、ばばは牛肉は食べられないので

「牛肉がベスト!」と言うじじに牛タンも大サービスします!

良かったね、じじ。

もちろん、青唐辛子の味噌漬けは、

ばばもご飯にちょっとのせていただきます!


抹茶という発想は無かった、他

2018年02月24日 15時24分45秒 | 日常生活
2月24日(土)晴れ後曇り

今日こそ文句なしの洗濯日和!

だけど、昨日全部洗ったので、今日は洗う物無し。

残念!

せっかくの好天気なので、畑に除草剤を撒いてきた。

2週間ほど前様子を見に行った時は、大して雑草も伸びて無くて

様子見をしていたが、今日行ってみると、結構伸びている。

除草剤を撒くと言っても、ばばは2個の如雨露を使って

除草剤を薄めた物を撒くだけ・・・

家と畑を4往復ぐらいして、撒き終えた。

又2週間後位に様子を見て、再度除草剤を撒くか決めて動く予定。

ついでに自宅周辺の雑草にも・・・

これくらい動いただけで、歩数計は約2千歩歩いたことになっていた。

一石二鳥だね。



今、徳之島は赤土馬鈴薯「春一番」の最盛期。

無人市場などで安く出入荷できるのも有り難い。

午前中に、姉が我が家に立ち寄り「ジャガイモ餅」を届けてくれた。

姉のご近所さん手作りで、まだほんわか温かい状態だったが

お昼前だったので、我慢、我慢!

餅は2種類あって、一個のパックにはプレーンのお餅

もう一個のパックには抹茶入りのお餅と2パックも下さっていた。

ジャガイモ餅に、抹茶???

目から鱗!

もし、じじとばば気に入ったら、ばばもチャレンジしてみよう。

姉のご近所さんとは、いつの間にかばばもお友達になっていて

色々な物を頂いている。

今日も、1人からはポテト餅、もう1人からは煮豆とお菓子を頂いた。

有り難いなぁ。

ばば、最近はジャガイモも煮物に使うことしか頭に無くて

煮たり、お味噌汁に入れたり、たまにフライドポテト擬きを作ったりしていたが

ジャガイモ餅のことはすっかり忘れていた~。

以前はジャガイモ餅の生地を作って冷凍したりもしていたが、

最近はじじが揚げ物をあまり食べないので煮物中心。

せっかく旬のジャガイモが入手できる時に、コロッケなど作って冷凍しておこうかな?

旬の物が、安く入手できるってありがたいね。



旬の物と言えば・・・

今年も農家さんのご厚意で友人知人に

ジャガイモやタンカンを送ることが出来た。

農家さんは天候や害虫によっても作物に被害が出たり大変。

去年10月の台風で、タンカンにも被害があったよう。

裏年でもあるらしく、今年タンカンの収量は昨年の3,4割と聞いた。

こんな中、タンカンが入手できるかとても心配したが

毎年お世話になっている農家の方が快く分けて下さった。

今朝、娘とのメールのやりとりで外皮の傷とかもほとんど無く

きれいで大きなタンカンを入れて下さっていたよ、

品薄状態の中ありがとう!言われた。

自分が信頼しているジャガイモ農家さんや

タンカン農家さんを褒めて頂くと、本当に嬉しい。

ジャガイモも、他の産地の物とは違う美味しさだと

何名もの方が喜んで下さった。

産地それぞれの良さがあるから、徳之島産の物だけが

特別美味しい!というわけでは無いと思うけれど

やはり、島の産物を喜んで頂けると嬉しい。



ばばは「徳之島応援隊」を密かに自認しているから

島の物を色々褒めて頂くと嬉しくて・・・

ある北国の知人の方も「徳之島馬鈴薯、タンカンの宣伝部長になりますよ」

と言って下さって、笑ってしまったけど。



我が家には、過日、タンカンを分けて下さった農家のおじさんが

6個も実が付いた枝付きタンカンをお土産に下さって

勿体ないから飾ってある。
タンカン

タンカンは長く保存できるしね。

頂いてきたのが2月15日。

葉っぱは枯れてきているけど、後しばらくは飾っておこうと思っている。

タンカン見る度に、農家のおじさんへの感謝の気持も思い出すからね。


新聞に・・・

2018年02月23日 18時46分14秒 | 日常生活
2月23日(金)曇り後晴れ

今朝、起きるとすぐ、じじが「天城町の(アマミノクロウサギ観察小屋)でネコが

ケナガネズミを襲って咥えて逃げる姿がカメラに写っていたんだって」と言った。

ケナガネズミは国指定の天然記念物である。

襲ったのは、ノネコか野良猫か、又近くの集落で飼われている猫かは定かで無いらしい。



新聞を読んでみると、環境省の徳之島でのノネコの捕獲実績は15年度87匹、

16年度36匹、17年度(1月末)82匹。譲渡累計は計69匹だとも書かれていた。

ネコが天然記念物を襲うとは残念。

アマミノクロウサギやケナガネズミなど希少動物が住む山の中には

ハブ等もいるし、それにノネコも加わったら・・・



去年夏辺りまで、我が家の周辺も野良猫が7,8匹ウロチョロしていた。

生まれたばかりの子猫が、ばばが仕掛けたネズミ捕りにかかってしまう・・

という事もあったが、その子猫の兄弟4,5匹もみるみるうちに成長して

ばばが外に出る度に、空気抜きの穴から床下に逃げ込んでいた。

そのうち、穴よりネコの体が大きくなり

それでも、慌ててくぐり抜けようとする姿を何度も見かけていた。

ところが、年末、旅に出て1月終わり頃帰宅したら

何日経っても、ネコの姿は見かけなかった。

ばば達が旅行に行っている間に、町が捕獲したのかな?とか思っていたのだが

ここ2週間位で、大きな白黒模様の猫と、これ又大きな三毛猫が

敷地内に入ってくるようになった。

これからの時期、繁殖期に入ると夜通し猫がうるさく鳴いて

安眠妨害をしていたけど、今年も数日前の夜はうるさかった。

又猫が増えるのかなぁ・・・



一番腹が立つのは、首輪をしている猫が庭に入ってきて

通り抜けていくこと。

2,3日前、階段の下に体の色が茶色と白の混ざった大きな猫がいた。

ちょうど、ばばは買い物から戻ったところだった。

猫はばばの姿を見るや、階段に上がるかと思いきや

大きくジャンプして1メートル以上もあるブロック塀の上に飛び乗り

お隣さんの庭に飛び降りた。

一瞬だったが、首にはちゃんと首輪があった。

と言うことは?飼い猫・・・

去年までは、首輪を付けた飼い猫も、飼い犬も勝手に庭に出入りするので

本当に嫌だった。

今年になって、犬の姿は見えなくなったが、

やはり首輪をした猫は出入りしている。



今回、ケナガネズミを襲ったネコが野良猫かノネコか、

飼い猫か分からないけれど、もし誰かが飼っていた猫を放して

野生化していて天然記念物を襲ったとしたら・・・



それにしても・・・と今朝じじと話して笑ったのだが

島では(ばばの実家集落辺りだけかも知れないけれど)

猫は悪者の例えにされている言葉がいくつかある。



ヤマヒンギニャウ・・・野良猫の事で、

だらしない格好をしている時などに例えられてしまう。

カラジクルニャウが盗み食いをする・・・髪の毛の黒い猫という意味だけど

例えば、ばばがじじがしまっておいた美味しい食べ物などを

勝手に食べた時などに言う。



ネズミや犬を悪く例える言葉はあまり聞いたことが無いのが不思議。。。

ネズミだって結構悪い事すると思うけど・・

そう考えると、猫さん、ちょっと気の毒。


みつけた

2018年02月22日 18時10分06秒 | 日常生活
2月22日(木)小雨

昨年夏、親友のSちゃんから殻付きのピーナツをもらって、

そのまましまい込んでいた。

「しまった!」と思い、殻を剥くことに。



ピーナツは、シマでは「ジマムィ(地豆)」と言う。

これまでも何回かブログに書いたが、

地豆は農家だった我が家では、貴重な現金収入として重宝されていた。

種まきから、収穫、殻剝きまで、全過程を、ばばも手伝っていた。



ピーナツの皮剝きは、ばば達子どもにとっても

貴重なお小遣い収入源で有り難かった。

夏の暑い日、木陰に筵を敷いて、その上に広げられた地豆を

1個、1個皮を剥いていく。

地豆を聞き手の反対の親指と小指で軽く挟むような感じで掌に乗せ

表側の上部を聞き手の親指でキュッと押すと、殻が割れる。

殻をふたつ割りにした状態で豆を取り出していく。



何名かの友達と一緒に、お喋りをしながら頑張った。

無心で豆を剥き続け、数日続けると

いつの間にか聞き手の親指の腹にはマメが出来て

痛くて殻が剥けなくなる。

すると、青竹の細目野茂のを30㎝位切って来て

それを半分から折り曲げて、それに豆を挟んで殻を剥き続けた。

いくら頑張っても、1日頑張って100円位だったかなぁ?もらえるのは。

剥いた豆が1カップになると10円もらえた。

その時は、カップでは無くて今の1カップ分入る1合升を使っていた。

1合升の他に、5合升や1升升もあった。

豆を剥かせてくれている家の人は、山盛りにして計るので

ばば達は5合くらいあると思っても「もう少し頑張って」と言われたり・・・



子どもの頃の地豆剝きを思い出しながら、ばばもSちゃんからもらった

地豆の皮をせっせと剥いた。

小粒だけど、カラッカラに乾燥しているので、予想以上に固い。

親指の腹が少し痛くなったけど、昼食の準備までんの約40分

頑張って、頑張って剝き続けたけど終われず。

食事を終わった後も、20分ほど頑張ってやっと剥き終え

ボールに入れて水に浸けた。



地豆は味噌豆にしたり、砂糖豆(ガジャ豆)にしたり、煮豆にしたり

ご飯に入れて地豆ご飯にしたり、塩ゆでにしたり、

細かく砕いて呉汁にしたり、地豆豆腐にしたり

色々使えるけれど、最近は面倒くさいので、塩ゆでの超シンプル料理ばかり。

料理とも言えないかな?

豆を一晩位水に浸けておいて、次の日、圧力鍋で少し圧をかけて

減圧して完成!

おかずにもおつまみにもなるから、助かる。



早速、剥いた豆はボールに入れ、水を満たして浸けた。

30分位経って、姉が寄ってくれ、声をかけたので

慌てて出てみると・・・・浸けた豆が外に3個位落ちている。

犯人は誰じゃ???

ヒヨドリか?スズメか?

メジロやウグイス?



♪ぽっぽっぽ はと ポッポ

豆が欲しいか そらやるぞ

みんなで仲良く 食べに来い♪

って唄があったけど、この歌知っている人はばば達の年代から上か

ちょっと下の年代の人達かなぁ?



我が家の近所にはキジバトもよく来るから、もしかして?鳩がつまんだのかな?

姉が寄らなければ、鳥たちに好き放題食べられていたかもね。

すぐ、別のボールで蓋をしたけど・・・

せっかくSちゃんからもらった、貴重な豆。

大切にいただかなくちゃ。



・・・と書いて、あとひとつ・・・

Sちゃんからもらった地豆の横に、

去年10月、大好きな先輩T姉さんから頂いた豆も・・・

こちらは、皮が剥いてある。
地豆

重さを量ると、1,5キロもあったよ。

今、島内産の地豆はとても高価!

普通、お店で売られている物は、ほぼ中国製。

700グラム入りの中国産の豆を買ってきて、使っていたけど

せっかく頂いた、貴重な貴重な自家製地豆。

1,5キロの実を集めるのに、どれだけの皮を剥いたことだろう?

きっとご主人のH兄さんと一緒に剥いて下さったんだろうな?

「ばばちゃんに上げよう」と思いながら、1個1個剥いて下さったのかなぁ?

大先輩のご夫婦が、ばばの為にこんな大量の豆を・・・

と考えると、食べるのが勿体なくなる。

でも、感謝しつつ頂いて、直接お目にかかれた時に

改めてお礼を言った方が良いよね・・・



明日は、親友Sちゃんの地豆を茹でて

完食したら、T姉さんの豆を頂こう!

種まきから収穫、そして乾燥、皮剥き

大変な手間暇かけた「地豆のプレゼント」

本当に「ありがとう!!」以外言葉が無い。

ばばは幸せ者です。

ばばは見た!他

2018年02月21日 14時43分06秒 | 日常生活
2月21日(水)曇天

昨日、今日とドンヨリした天気の徳之島で室温も20度位。



「ばばは、見た!」

なぁんて書くと、「一体何を見たの?」とビックリさせちゃうかな?

本当は見たくない物を見たんですよ~



昼前に、葉桜になった桜もきれいだなぁと庭に出て

「暗いなぁ・・・」なんて思いながら、何枚か撮って

戻ろうとして、ふとギンモクセイの方をチラッと見たら

何と!ちっちゃいあいつが「チョコチョコ」っと、

花壇の縁を乗り越えて行くのが見えた。

「あちゃぁ~入ってきて欲しくなかったのに。

今年も又、夏頃にはバトルを繰り広げなくちゃならないのかなぁ?

出来れば避けたいんだけど。



望んでもいない、侵入者は「ネズミ君」。

昨年は何回バトルを繰り広げたか?

現在住んでいる両親宅は、周囲に溝はあるし、飲食店はあるし、

畑や空き家や石垣等々、ネズミ君にとっては絶好の餌場があるからね~



夏など、ちょっと油断して網戸を開けていたら、いつの間にか侵入していたり

油断も隙も無い。

敷地内に入ろうと思えば、どこからでも入れる環境だから

室内にだけは入れないように、気をつけて

早めに「忌避剤」等買ってきた方が良いかも・・・



さっき書いた「葉桜もきれい」って書いたけど

自宅で桜の花が何百個も開花したのも初めてで

テンション上がったばばだったけど、葉桜になってもやはりきれいだね。

メジロやウグイスも吸蜜に来てくれるし・・・

次はサクランボが出来たら、それを食べに来るのかな?

10月頃から数個の蕾が出来て、1月下旬頃から一気に開花し始めて

小鳥たちが集まりだして・・平和だなぁ・・・幸せだなぁ・・・
葉桜

そうそう、島では野菜や果実などよく頂くと過日書いたけど・・

昨日は買い物に行った先で、友人のSちゃんに会った。

数日前に「島唄 島口の祭典」でも会ったばかりだったのだが

その感想など話していた。

ばばの買い物が終わると、Sちゃんは、まだ買い物が終わっていないのに

ばばより先に車の方へ歩き出した。

???と思っていると、Sちゃんは自分の車のドアを開けて

何か取り出し「ばばちゃん、頂き物だけど・・」と言いながら

青い野菜を差し出した。

青パパイヤ?お店で買おうと思ったけど売り切れで帰って来た、ばばには

青い野菜がほどよい大きさのパパイヤに見えた。

でも、よくよく見ると、大きなピーマンだった。

こんな大きなピーマン、滅多に見た事が無かったので、ビックリビックリ!

じじとばばの分、1個ずつと思ってくれたのか、2個もくれた。

両手で持たなければ持てない位の大きさだったよ。



今朝になって、記念に写真を撮っておこうと思って

掌にのせたら、ほぼ掌を隠す位の大きさだったので、改めてビックリ!
ピーマン

そのまま焼いても、肉などと炒めても、和え物にしても美味しいピーマン。

1個でも、じじとばばの1食分には充分。

有り難いなぁ・・緑の野菜!



果実スーパーから買ったピーマンを使い終わったら

早速頂くことにしよう。

それにしても、大きなピーマンだなぁ。

こんな大きな実になる品種なのかな?

Sちゃんに感謝です。

ありがとうね~。


偉いなぁ・・・他

2018年02月20日 14時20分51秒 | 日常生活
2月20日(火)曇り時々小雨

朝食後、じじが自分の掌を見ていたので、ばばも手を出したら

「さすが、ミカン星人!」って。

毎年の事ながら、この時期、ばばの掌はオレンジ色に近くなる。

原因は言わずと知れた「ミカンの食べ過ぎ」。

今年、旅行から帰宅した1月20日時点では、ばばの掌は

ごく普通~~の色だったので、自分でも

「今年はミカン星人にならなくてすむかな?}と思っていたのだが

1月下旬から、友人知人から、次々とタンカンを頂き

じじが1個食べたら、ばばは3個食べる・・位の勢いで食べ続けた結果

じじの掌は普段と同じピンク色なのに、ばばはオレンジ色に。
掌


あまりにも早かった~。

それだけみかんを食べているということか?

風邪予防、ビタミンC摂取と言いつつ、

食べ続けた結果だ・・・



本当に、ばばはミカンが好き!

果物の中で一番好き!



ミカンの時期に食べ過ぎて、皮膚がオレンジ色っぽくなり

それが普通の色に戻るまで、約1年近く・・

でも又、すぐミカンの時期、沢山食べる・・皮膚はオレンジ色に・・・

悪循環とは言いたくないって、勝手に自己弁護。



今年は、あと何個位ミカン(今の時期はタンカン)が食べられるかなぁ?



昨日、ブログに島唄島口の祭典の事を書いた。

祭典当日、ひとりの男の子に、感心したり、ビックリしたり

申し訳無くなったりした事があった。



じじとばばは、写真と動画を撮りたいので

当日は、左側の席の前から2番目の席に座った。

開演してすぐ、写真を撮ったりしていたのだが

前に座った方達の間からカメラを構えるので

どうしても前に座った人の体の一部とかも入ってしまう。

だったら、最初から座らずに、横の方の空いているスペースで

撮影したら良いだろうけど、斜めからの撮影では、ちょっと・・

という事もある。

ばばもコンパクトデジカメで写しながらも

自分の体の前でカメラを構えてはいるけど、もしかして

後ろの方達が舞台を見づらいとか、迷惑かけているのでは?

時になり、なるべく枚数を少なくするように努めてはいた。



最初の、島口川柳の表彰式が終わった後

ばば達の前の席に、小学生の男の子2人が座った。

そのうち、じじの前にいる子がずっと前屈みになるような

格好をしたり、左へ体を傾けるような格好をしているので

最初は???と思った。

しかし、しばらく経って、その子がじじのビデオ撮影の邪魔にならないように

窮屈な姿勢をしているのだと気づいた。



ビックリもしたし、申し訳無く思った。

せっかく舞台を楽しみに来ているのに、

後ろで撮影している人がいるのに気づき

その人が撮影しやすいように気を遣ってくれている、小学生の男の子。

初めての体験だったので、ばばは感動すらした。

「ごめんね、気を遣わなくて良いのよ。

ちゃんと写せるから、楽に座って」と、その子に声をかけたが・・・・



その子は、保護者?の方が立ち上がったので、いくつかの発表を観ずに

一緒に帰って行った。

その子が帰る時に、じじは、ポケットをゴソゴソしていたが、

家を出る時に低血糖予防の為。。。とポケットに入れて来た飴玉を

「ごめんね、ありがとう」と言いながら、その子に手渡していた。



帰宅後も、じじとばばは「あの子、小学校3,4年生くらいだろうね」と

話しながらも「あんな気遣いが出来るって、凄いよね」と言いつつ

申し訳無く思いつつも、感謝したり、感動したりした半日でした。



第32回 島口島唄の祭典、他

2018年02月19日 15時22分10秒 | 日常生活
2月19日(月)晴れ

今朝、「何で、そう見えるの?」とじじに言われた。

じじが食べていた豚骨が、何故か自分が食べているパンそっくりに見えたので

じじのパンが、おかずと一緒の皿に入っていると思って聞いてみたら

呆れられた。

自分でも、何故、そう見えたかなんて分からないよ~



バレンタインデーも終わったけど、我が家のじじ

今年は何と!高級チョコレートを3箱も頂いた!
チョコ

もちろん、ばばは上げていないよ。

だけど、食べるのは、ばばも平等に・・・

じじに「カラジ クル ニャウ=髪の黒い猫=ばば」が・・・って

言われながら・・・良いよね、

「ばばの物は、ばばの物。じじの物は、ばばの物」だもんね。



昨日は、生涯学習センターで「第32回 島口 島唄の祭典」があったので

聞きに行ってきた。
島口大会

毎年楽しみにしているイベント。



開演が13時からだったので、早めに家を出て会場へ向かい

前から2番目の席に座った。

8割方席は埋まっていたが、前の方にたまたま空いていて良かった。



最近は島口(方言)を話せる人はある年代から上の人しかいないかも知れない。

発音も表記も難しい言葉の多い、徳之島の方言。

ずっと残していきたいけど、あと10年後、20年後はどうだろう・・・

と危惧しつつも、今は諦めムードのばばです。



昨日の祭典は小・中学生の島口川柳の表彰式から始まった。

小学校低学年・中学年・高学年・そして中学生の部と表彰があった。



作品をいくつか紹介するね。

「あじゃとぅ あま いちんま いいぐれ ぬんま ねん」

これは「お父さんとお母さんは、何時も口喧嘩しているけれど 何事も無く平穏」という意味。



「あじゃとぅ あま むんやあだてぃんば わかゆん」

「お父さんとお母さんは、何も言わなくても わかり合えている」という意味。



「ちゅうまいぐわぁ いきゃげぃたぼれ しまぬ くくる」

「どうぞ一杯 召し上がって行って下さい、島の心(おもてなし)」という意味。



「牛おうし 昔なくさみ 今 あきねぃ」

「闘牛は昔は娯楽だったけど、今は商売になっている」という意味。



「かみどぅ かみ うなぐや むぅる 口いんかし」

「女の人は よく喋り よく食べる」という意味。



身近な家族や島の文化闘牛のことなどが詠まれていて

1句、1句に「うん、うん、そう、そう」と同感しながら聞いてたよ。



表彰に続いて、9つの演目があった。

唄あり、踊りあり、三味線演奏あり、語りあり、劇あり

最後は町議さんや役場執行部の方の「島口議会」があり楽しかった。

町議の方でも、標準語を島口に変換出来ずに「????}という動作で

会場の笑いを誘ったり、又、議長さんが「○○町議は文に島口でカタカナをふってあります」

と言うと、議員さんが「いや、カタカナで無く平仮名です」などと言って笑わせたり。



この島口大会で毎年出るのが、かつては(昭和30年代から40年代くらい)

学校で方言を使ったら「方言をつかいました」という罰の札を下げられたこと。

今年も、話の中にこの事が取り上げられていて、札を下げられた子は

次に誰かが方言を話すのを見つけ、先生に「○○君が方言使いました!」と

申告?密告?して、やっと罰則札を外すことが出来たということも毎年語られる。

今年登壇した方は、なかなか友達が方言を使うのを見つけきれずに

2日ほど罰則札を下げ続けていたんだって。

方言を使用すると、罰則札を下げられたり、

授業をしていない教室に立たされたり、大変だったらしい。

だって、家での会話は、ほぼ100%方言なのに、

学校の門をくぐったら「はい、標準語をつかいなさい」という時代だったからね。



家族の呼び方だって、話せるようになった時点で

お父さんのことは「アジャ」、お母さんのことは「アマ」と呼んでいて

ある学年になった時のある日、急に「今日からお父さん、

お母さんと呼びましょう」と言われてもねぇ・・・

でも、よっぽど、ばばは従順だったのか、

先生にそう言われた日から、それまでの「アジャ」「アマ」を

「お父さん」「お母さん」に変えたから、今のばばからは考えられない。

呼ばれた両親も、ビックリしただろうね。



そうそう、例えば都会の事を島では「ヤマトゥ」と言っていて

標準語のことを「ヤマトゥグチ」とも言っていい、

方言のことは「島口」と言っていた。

都会って・・「ヤマトゥ」って、どこのことを言っていたのやら。

漠然と島以外だろうとは思っていたけど。



今、標準語で話せば、日本全国の人と会話できるけど

もし、それぞれの県や地方の言葉で話そうとしたら

それこそ、チンプンカンプンで「????」という事になるんだろうね。

ばばの知人に宮城県の方がいて、その方が宮城の方言で話すと

全く分からなくて・・・

又、ある方が徳之島の方言に興味を持たれていて

去年、ばばに「○○という言葉、方言では何と言うんですか?」と

わざわざ電話を下さったことがあった。

何と言う言葉だったか覚えてもいないけれど

ばばも、これからは新しく知った方言はその都度メモしておこうと思っている。



数年来、何名の先輩方に聞いても分からない言葉がある。

画家の田中一村が描いている「クワズイモ」の方言名。

5,6名の先輩方に来てみたけど、まだはっきりは分からない。

「あの先輩に聞いてみよう」と頼りにしていた先輩が

昨年病に倒れ、今は会話も出来なくなってしまった。



島の方言・・・廃れてきているには確か。

方言保存に残された時間は、少ない。

諦めつつも、何とか残す手立ては無いものか・・・と思うばばである。



※2月18日は大島地区の「方言の日」



スローガンは「話そう シマの言葉 語り継ごう 奄美の文化」