ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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ばばがばばならじじもじじ

2008年12月01日 22時47分43秒 | 家族のこと

12月1日(月)時々

ばばはこれまでも自分がいかにオッチョコチョイか

思い込みが激しいかブログにも書いてきた。

しかし夕べ、今日はもう夫婦して「こりゃ、ダメだ!」事件ありで報告しよう。

 

夕べ、今年初めての「鍋」にしようとばばは張り切ってダシをとり

野菜を次々入れ、豆腐も入れて・・・・・と段取りよく夕食の準備をしていた。

やはり、ポン酢で食べよう・・・・・そうだ!「ヤマシークニィン」のポン酢があったはず。

と探しだし、お鍋のそばに置いて、追加用の野菜を切ろうとしていたら

急にポン酢の瓶がばばの右足の甲に落ちた。

(ヤマシークニィンとは蜜柑の原種というか、ばばが子どもの頃は                         あちこちの家にあった小さくて酸っぱい蜜柑のことだが、                            近年、この蜜柑を利用してポン酢やドレッシング・ジュース・                                         粉末飲料などが開発され、体にとても良いと評判らしい。                               ばばも、評判は聞いて娘に送ったりしているが自分が利用したことはなかった)

「アイタッ、タッタ」と思いながらも

「アァ~~~落ちたのが包丁じゃなくて良かった」と思った。

包丁なら間違いなく大怪我していたと思った・・・・・

さて、お鍋の中身もほどよく煮えてそろそろ食べ頃。

テーブルの上に運んだ。

じじは刺身を食べ終わってからしか他の物を食べないので

ばばだけお鍋に手をつけた。

まず、ヤマシークニィンのポン酢を入れて・・・・・・・

スープで少し薄めて・・・・・・・

お豆腐や野菜を入れて一口。

「おいしい!」やっぱりヤマシークニィンのポン酢は最高!!!

これから、ずっとこのポン酢を買おうっと思いながら、

一口、二口・・・・・・食べたところで「ん?んんん?」

何だか違和感。

何だか違うよなぁ・・・少し甘いかなぁ・・・・と思った。

何故か、砂糖のような甘みを感じる。

この頃になってようやくヤマシークニィンのポン酢を手にとって

しげしげと眺めてみた。

そして一瞬後、ばばは唖然茫然。

なんと、ポン酢だと思って使っていた瓶には

「ヤマシークニィンドレッシング」と太々と書かれているではないか!

違和感を感じるのも当たり前。

ポン酢とドレッシング。

違うよなぁ・・・・・・

じじに話して大笑い。

じじもドレッシングをポン酢代わりにして食べたかなあ。

(実際にじじが食べるのは見てないので分からないが、きっと食べたと思う。)

まあ、失敗ではあったが、ドレッシングでも美味しく食べられたのだから

良しとしよう。(自分には甘い甘いばばだ)

 

 

昨日の今日、今度はじじまでやらかしてしまった。

ばばには信じられないことを。

 

今日、昼から従兄弟兄さんの納骨式があって

その後、ホテルで食事会があった。

納骨式が3時少し過ぎる頃終わったので

一旦はうちへ帰った。

食事会のあるホテルまでは歩いて5分もかからない距離なので

歩いていこうと思ったがじじが

「母も行くんだから車を出してよ」と言うので、

ばばは渋々車を出した。

食事会は4時からと言うのに3時半にはもうみんなホテルに集まり

たむろしている。

「だから言ったでしょ。ホテルだって吸い物の準備とか、

熱いい物は熱くく出すように時間を考えて料理しているんだから

あまり早く行ってもダメでしょう・・・」とばばは内心ちょっと怒っている。

ばばは文句を言いながらもいったんホテルの会場に入ったが

まだ時間は30分もあり、

たむろするのが嫌でコンビニで食パンを買ってくることにした。

すると、じじも出てきてばばと一緒にコンビニに行くと言うので

助手席に乗せて出発。

買い物を終わって帰ってくるとちょうど4時10分前。

ホテルの駐車場が満杯なので近くのお店の駐車場に停めてホテルへ。

でも、まだまだ食事会は始まりそうにないので

もっと近くに車が止められないか探していると

ホテルの別館裏側に2台分のスペースがあったのでじじが車をとって来るという。

しかし、待てど暮らせどじじは帰ってこない。

不思議に思いながら、じじを迎えに行くと

向こうからじじが歩いてきて体の前で×を作り

「ダメだ。バッテリーが上がっている」と言う。

信じられない。

だって、ついさっき数分前まで動いていたのに・・・・

ばばがあまり「信じられない」を連発するのでじじは念のため

もう一回、車を見に行き、再びショボンと帰ってきた。

やはりバッテリーが上がっていると言う。

機械に詳しいじじの言うことだから間違いないだろう。

「じゃ、すぐ整備会社に電話して取り替えてもらおうよ」とばば。

「今日は飲むから明日の朝じじが自分の車持って来て直すよ」と言う。

一晩、余所の駐車場に車を止めるなんて嫌だよ~~~~

でも、そろそろ食事会も始まるし、じじの言うとおりにしようと決めた。

 

約1時間半の食事会も終わり、お土産もあったので何とか車を動かし

母を乗せたいと思ったがじじは「絶対無理、車は動かないよ」と言う。

それでもばばが又未練がましく言うのでじじも

「じゃ、見てきたら自分で」とあきらめ顔。

ばばは鍵と自分の荷物を持って愛車の所へ・・・・・

遠くからキーのスイッチを押すとちゃんとライトが点いて

ドアも開いた。

(これでエンジンがかからないってことがあるのかな?)と思いながら

(エンジンよ、かかれ!)と強く念じてキーを差し込んで

アクセルを踏み込んだ。

「トゥルルルルルルル・・・・・・・」

あれっ、かかるじゃない、エンジン。1発でかかったよ。

信じられない。

じじが何回も試みてダメだったのがばばが試みると1発でかかるなんて・・・・・・

(ばばの念力が通じたのか?)

(家に帰り着くまで、もし途中で停車でもしたら又かからなくなるかも)

と、ハラハラしながらも

途中のスーパーで昨日包装を頼んであった荷物をもらい車に積み込んだ。

ハラハラしながらアクセルを踏み込むとやはりエンジンはかかったよ。

ばばは、キツネにつままれたような気持で家に帰り着き

まず両親宅へ走って行った。でも、母はまだ帰っていなかった。

歩いても、もう帰り着く頃なんだけど・・・・・・

と思いながらもう一回自宅へ荷物を運び上げ車庫に戻ったところで

両親宅の室内灯がパッと点いたのが見えたので走って行った。

玄関を開けて「お母さん、車、動きました。ごめんなさいね、歩かせちゃって」

と謝って自宅へ駆け上がった。ちょうど着替えていたじじに

「車動いたよ!」と言うと「キョトン」とした表情になったじじ。

 

しばらく「不思議、不思議・・・」と考え込んでいたじじが

「あっ、じじったらクラッチじゃなくブレーキを踏んでたかも・・・」って。

続けて「じじって思い込みが激しいから、こうと思ったら他が見えないんだよなぁ」だって。

オイオイ、それは、以前じじがばばに言った言葉じゃない?

二人して思い込みが激しくなって・・・・・

じいさんや、行く先が思いやられますなぁ。

 

クラッチ踏み込まないことにはエンジンかからないこと当たり前でしょう。

おまけに、なに?「バッテリーも3,4年に一回は替えなくちゃいけませんよねぇ」

なんて従兄弟と話している。

この車、2年前に車検受けた時、バッテリーだってちゃんと見てもらっているんですけど。

「車は乗らないとダメですよねぇ」とも。

けっこう乗っているつもりですけど・・・なら、明日当たり全島一周でもしましょうか???

 じじを助手席に乗っけて・・・・・

 

いくらばばが好きだからって、思い込みが激しいという

悪いところは真似しなくて良いからねじじ。

 

と言うわけで、今回は機械にはめっぽう強いはずの、

じじの単純な思い込みによる大失敗でした。

ハイ、笑って。

お・し・ま・い!。