ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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分かったぞ!コータックヮー

2009年06月30日 13時39分16秒 | 動物のこと

6月30日(火)晴れ

「時間よ止まれ!」と叫びたいくらい

一日、一ヶ月の過ぎるのが早いこと!

もう一年の半分が終わってしまう。。。。

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何回かブログに書いているが、ばばが子どもの頃は

方言オンリーの生活だった。

それが、幼稚園生になった途端

担任の先生方は「標準語なる言葉」を話すのでびっくりした。

休み時間、友達とは方言で喋っていたと思うが

小学生になると「方言禁止令」なるものがあり

ばば達は「島口標準語」なる言葉を話した。

要するに方言と標準語がチャンポンになった言葉だ。

方言を使っているのを見つかると「私は方言をつかいました」

と書かれた札を首から下げさせられるので、

ばば達は知っている言葉は標準語、知らない言葉は方言で話していたのだ。

両親のことも父のことは「アジャ」、母のことを「アマ」と言っていたが

学校で「お父さん・お母さんと言いましょう」と先生に言われ

早速家に帰って「お父さん」「お母さん」と呼んだ日は

何だか照れくさくて、とても気恥ずかしい思いだったが以来ずっと

「お父さん・お母さんで通した。

 

標準語をつかうと、何だか都会の子になったような・・・・

・・・こともなかったかな?


小学校・中学校と「方言禁止令」の中で育ったが

家に帰って、家族や友達と話す時は専ら島口=方言だった。


高校から島を出たばば。

それ以後「徳之島方言」をつかうのは帰省した時しかなかった。


そうこうしているうちに、子どもたちは、方言よりも標準語をつかうようになっていった。

大人も、ある年代以降の方は方言を使わなくなってしまい

「島の言葉=方言」は、どんどん廃れていった。

その時になって、「島の言葉を大事にしましょう」「もっとつかいましょう」と

町をあげて「島口大会」などするようになったけれど、

方言には微妙なイントネーションがあり

発音は出来ても表記できない言葉もあり

昔ながらの方言を話せる子はどんどんどんどん減っていった。

だから、大会での発表を聞いても、ばばは「こんな言い方じゃないんだけど」と

内心ヤキモキする。


 

「時すでに遅し!」


 

ばばは、島口は一応つかえると自負していたが

退職してから、たくさんの単語を忘れてしまっていることに気づきびっくりした。

ばばの、今は亡き兄は学生時代から島の方言を調査していて、

徳之島三町の各集落ごとの言葉の違いや発音・色々な物の名前などを

その集落の古老や研究している人にも聞き取りまとめていた。

物の名前など方言で何と言うのか分からなくなった時、

(兄がいたらな・・・・)と思う。

 

毎日の散歩の折、生き物や植物を見つけてじじ&姉&ばば三人で

その名前を方言ではなんて言うのか議論?することがよくある。

オタマジャクシ・トンボ・蜘蛛・ヤモリ等々、数ヶ月、長いもので半年かかって

やっと方言名が分かった時には小躍りして喜んだ。

 

先日、雨後に歩いていて舗装された農道を

アメンボがぴょんぴょん跳ぶように歩いていた。

それを見たじじが、アメンボを方言で何というかと、ばばに聞いた。

ばばは、「アメンボはアメンボ」としか言ってなかったと主張した。

母に聞いても分からない。

大瀬川でウナギ釣りをしていた何処かのじいちゃんに聞いても分からない。

 

分からないとなるとますます知りたくなるばば。

昨日、実家集落で知り合いのお姉さん二人にも聞いてみた。

すると、二人とも声を揃えて「コータックヮー」と即答した。

初めて聞く言葉だ。

「じゃ、ミズスマシはなんて言うんですか?」と聞くと

「ミズスマシってなんね。」とY姉さん。

「ホラ小指の先くらいの大きさで水の上をくるくる回るように泳ぐ

小さな亀みたいな虫よ」とばば。

すると、Y姉さん「それはね、カメと言うよ」と即答?

「エ~~ッ、それはないでしょう」とばばが反論。


もう一人のお姉さんは「アメンボ!」と答えたので

「さっき、アメンボのことを方言で『コータックヮー』

って言うって言ったでしょう」と言うと「あっ、そうか~」と爆笑。

 

大難問だったアメンボの方言名は分かったけど、

今度は「ミズスマシ」の方言名が分からない。


「一難去って又一難」じゃないけど、またまたしばらく落ち着かない日が続きそうだ。


「結い」

2009年06月29日 21時08分37秒 | 日常生活

6月29日(月)晴れ

ここ一週間、お悔やみ続きで四回も斎場に行った。

悲しい知らせは突然にやってくる。

夕べも、夕ご飯を終え八時からテレビを見ているとTEL。

姉からで、実家集落で親戚のお兄さんが亡くなったという。

エ~~ッ、まさかあの元気なお兄さんが!

あまりに突然で信じられない知らせだった。

すぐ準備をして車を走らせた。

A兄さんのお宅に着いたのは九時。

次々に集落の方が集まってきてアッと言う間に百人近い方が集まってきた。

皆さんAさんの突然の訃報に茫然とするばかり。

悲しみの中でもテキパキと部屋を片づけ掃除をし椅子を並べ。。。。。

正式なお通夜は明晩と言うことでばばと姉は帰ったが時刻は既に午前1時だった。


そして今日は朝八時にA兄さんのお宅へ。

集落の生活館では既にたくさんの婦人部の方々がお茶や、お昼の準備をしていた。

ばばの実家集落では昔から「結い」と言って

農繁期や製糖期には、隣近所・親戚の方達と助け合いながら作業してきた。

そしてお弔いの時は集落中のほとんどの女の方が炊事の手伝いに

男の方は力作業に駆けつけて下さった。

(今でもその精神はしっかり残っているなあ)と思った。

実家集落でも少子化・高齢化が進み、

年々人口も減っているが、

それでもみんなで力を合わせて助け合っている。


夕べ、そして今日、若い方がテキパキと働いて下さっているのが嬉しかった。

 

今、ばばが住んでいる地域ではあまり見られない「結い」の精神が

実家集落には今でもしっかり根付いているなあと再認識した。

 

自分の加齢と共に、悲しいお別れも多くなる。

 

まず健康・そして、一日一日を大事に過ごしていかなければ・・・

と改めて考える昨今だ。


だ・か・ら・怖いって!近寄らないでって!

2009年06月28日 14時40分20秒 | 日常生活

6月28日(日)曇り時々晴れ

昨日、ブログでキオビエダシャクの幼虫が

階段に這い蹲っていて怖いと書いたが・・・・・・・

 

昨日は朝8時頃友達のRちゃんからTEL。

「早い用事で近くまで来ているんですけど。

コンビニでパン買いました。ばばちゃんのお家に行って

朝ご飯食べて良いですか?」と。

「どうぞ、どうぞ~」と答えた。

ほどなくRちゃんがパンを持って上がってきた。

ばばは、ついさっき朝食を終えたばかりだったので

コーヒーがあまり好きでないRちゃんに紅茶をいれた。

食事をするRちゃんとおしゃべりをしながら約1時間半楽しく過ごした。


車で約1時間の家に、又帰らなくてはならないRちゃんを下まで見送り

そのまま車庫を通って両親宅へ朝の挨拶に行った。

母と色々おしゃべりした後、ばばが

「階段には虫がいるので通りたくありません。

なるべく車庫を通り抜けて来るようにしています」と言うと

母は大笑い。「そんなに虫が怖いの?」って。

「小さい頃は、芋虫のいっぱいいる畑に芋掘りにも行ったし

お蚕さんもいっぱい飼っていて虫が怖いと思わなかったんだけど

大人になるにつれ怖くなりました」と答えると母は、またまた大笑い。

 

ところが、ところが・・・・

夕方母から電話があって、慌てて裏階段から出ようとした。

すると、上から二段目の階段の中央で奴がシャクトリ運動で前進していた。

慌てて、引き返し表玄関から出て車庫へ向かったのだが・・・


車庫通り抜けも出来なくなった。

なぜなら、ばばは今日発見したのだ。

車庫を通り抜けたら、裏口階段下のスロープを通るのだが

そのスロープに4,5匹のキオビエダシャクが這い回っている。

おまけにスロープ横の車庫壁にも奴らの一派は5,6匹這い蹲っている。

さらに、壁と階段下の隙間には奴らの仲間が糸にぶら下がって

風にブラ~~ン、ブラ~~ンと揺れながらクニャクニャダンスオンステージ。

もしかして、ばばの体に触れるかも知れない・・・

一体、ばばは何処を通ればいいの?

家の敷地をいったん出て、お隣さんの前を通って

ぐる~~っと大回りしなければならなくなった。

それも大変だが、洗濯物を干すのは、

どうしても裏玄関に出なければならない。

いやだ、やだ~~。

早速じじに駆除してもらわなければ・・・・

 


先日、ばばがランタナとシソの苗を間違えていて

母が気づき、ばばが引き抜いた時も

実を言うと、母のすぐ後にある雑草に黒い芋虫系が一匹留まっていたの。

ばばが母に「あそこに虫が・・・気持ち悪い」と言うと

「あんなのが怖いの?」と母はあっけらかんと言う。

そして今にもつまんで殺しそうだったので

「いえ。いえ・・・」と曖昧な返事をしてばばは早々に退散したのだった。

母はたいていの虫は平気みたいでどんどんやっつけてしまう。

野菜の葉っぱの裏に付いた青虫だって

カタツムリだって。。。訳の分からない虫だって。。。

「虫なんかちっとも怖くないよ。

その辺の草の葉や紙切れで押さえてチョチョイノチョイよ」

私はね、ハブの上だって飛び越えて歩いたことあるよ」って。

あっぱれ、大正生まれの母!

子の母がねぇ・・・見かけによらず・・・・とはこのことだよなあと納得。

 

それに引き替えばばときたら。。。

あんまり怖がったり気味悪がったり敵対心を持つと虫にも以心伝心するのかな?

先日はキオビエダシャク幼虫が裏玄関から入ってくるのではないかと

ブログに書いたのだが、一昨日は何とばばが一番大事にしている

ばばの、無理矢理コーヒー攻撃にもめげず、

唯一生き残った青ジソの葉っぱのヘリに黒い大きな毛虫がへばりついているのだ!

シソって、匂いがあるから虫は寄りつかないと思っていたのに・・・・

おまけにナスの葉っぱには黄色い毛虫・・・

よりにもよって「すべての細長い虫、お断り」の

ばばの玄関先を選んで産卵するなんて。。。

キオビエダシャクよりもこの黒と黄色の毛虫の方がばばの生活圏内との距離は近い。

キオビエダシャクは裏玄関近くにいるのに

黒と黄色の毛虫は表玄関にいるんだよ。

夜のうちに、ばばの靴の中とかサンダルに潜り込んでいたらどうしよう~。

どうしようもないよね~。

もしそんなことがあったら、

ばばの血圧が一気に200以上に上がることは間違いない。

断じて許せない!

ストーカー規制法という法律があるらしいが

この虫達にも適用できないものだろうか。。。。

真剣に悩むばば。

 


あの虫達だってたった一つの命で、

数十年も生きられるわけでもないと思うと同情もするが・・・・

あの幼虫時代の姿形がばばにとっては・・・ねぇ。

心臓に悪いんです~。

早く羽が生えて飛び立って行ってくれれば良いんだけど。

ここは、ばばが我慢するしかないんですかねぇ。。。。。。。。。

じじ~~、何か良い考えない???


階段、こわぁ~~~い

2009年06月27日 10時36分21秒 | 日常生活

6月27日(土)曇り時々雨

(そろそろ梅雨明けかな・・・)という時期になって

連日雨が続いている徳之島。

ちょっとおかしいかな?今年の梅雨。


雨の日・・嫌いではないけれど、ここ数日ばばは困っている。

と言うのは・・・・・・・

両親宅へ下りるのに裏階段を下りればすぐに行けるのだが、

この階段がねぇ。。。

実は、過日もブログに書いたと思うが、階段横の隣のお宅との境には

ブロック塀があるのだが、その塀すれすれにイヌマキの木が二本あって、

そのうち一本の枝がうちの階段の方にも枝を伸ばしている。

(下の画像は虫が付く前、可愛いこけしのような実がついた状態のイヌマキの木で

お隣の庭にある木ではありません・・・と書いたがよくよく見ると虫らしきものの姿が・・

虫が平気な人は見つけてみてね)

 

ただ伸びているのなら良いけれど、イヌマキの住人イヤ住虫が問題なのだ。

その住虫とはキオビエダシャクの幼虫?

芋虫のような形で色が何とも表現しがたく気味悪い。

薄いグレーに薄いブルーと薄い黄緑を混ぜたような色で

頭?口のあたりが黄色かオレンジ色。

それに足がウジャウジャ。


今年はキオビエダシャクの発生が少ないなあと喜んでいたのに

今頃になってお隣さんの木には大発生。

一本はほとんどの葉が食べられて黄色くなっている。

うちの階段の方に枝を伸ばしている木は、まだ青々している。

二本の木に幼虫が数十匹、イヤ百匹くらいいるかな?

枝のフチにしがみつくように木と一体化している。

そして、雨が降った日にはうちの階段にフンがいっぱい!

その上、なんと!

階段のヘリに張り付くようにして幼虫が。。。。

まぁ、階段の中央にいない分不幸中の幸いと言うべきかも知れないが

イヤだ、ヤだ~~。

だって、太さがばばの小指の半分くらいはあって、

長さだって5センチぐらいあるんだもの。


天気の良い日の日中は階段近くの窓を開けてある。

もしかしたら、幼虫が裏玄関から入り込んでいるかも知れない。

カタツムリだって結構移動するんだよね~。

ましてや足がたくさんあるキオビエダシャクのこと、

ばばの想像以上に速いスピードで玄関めざし匍匐前進してくるかも知れない。

階段から玄関まで二メートルくらいだもの。。。


天気の良い日はね、幼虫は細い糸にぶら下がって

クネクネダンスをしているのよ。

想像してみて!

数十匹の幼虫が糸にぶら下がりクネクネと踊っている様を。

また、食事時ともなるとね。

一匹、一匹は小さくても百匹近い集団だから

「シャクシャクシャクシャク」ってイヌマキの葉っぱを食べる音がするの。

ばばが子どもの頃家で育てていたお蚕さんが桑の葉を食べる音と似ているよ。


ばばはね、なるべくイヌマキの木は見ないようにして階段を下りるんだけど

最悪の事態が起こることもあるのよ。

階段が急だから手すりを持って下りるようにしているんだけど

手すりの裏にも潜んでいることがあるの。

そして、階段のヘリでの待ち伏せでしょ。

イヤだなぁ~~。

害虫って分かっているし、お隣さんが駆虫してくれると良いんだけど。

キンチョールの殺虫剤でも良いのかな?

アリとかゴキブリにシュッとかけるあの殺虫スプレー。

ばばは階段にかけてみようと思うけど、

まともに的を見てかける勇気がないので・・・・じじにしてもらおうかな?

ウン、決めた!

すっかり忘れてた!

その手があったんだねぇ~!

ばば~何でも自分でしちゃダメよ。

まずじじにお手本示してもらってから、ばばはしなきゃ。

じじ~~お願いねっ!


ゲジゲジ・他

2009年06月26日 13時30分45秒 | 自然のこと

6月26日(金)小雨

「ゲジゲジ」・・・って「ゲジゲジ眉」とか言うから

「ボサボサの・・・」という印象があったばば。

又、小さな毛虫のようなダンゴムシのような生き物を

「ゲジゲジ」というかと思いきや・・・・

先日突然、(じじの説によると)正真正銘のゲジゲジを発見した。


夕方の散歩で、いつもばばと姉はじじのアシスタントを自認して歩いている。

だから、歩きながら目はぬかりなく前後左右、上下に向けているつもり。

じじがよく言う。

「二つの目で見るより、六つの目で見た方が色々な物が見える」って。

そこまで言われたら、ますます責任重大で、

細かい所まで見なくてはならないと思いながら歩く。

いつも同じ道を歩いていても、日により、

時間によって違う生き物、風景の発見がある。


過日、じじが写真集にアップしてあった「ゲジゲジ」を散歩途中見つけた時、

「ゥワッ、ゥワッ~~」と思い、一目はしっかと見たが

二目と静止できなかったばば。


初めて見る生物に興味と恐怖と半々だった。

じじは「あれは、サソリモドキだよ。

じじは、今まで何回か見たことあるよ」

と言っていたが、家に帰って調べた後、

「ばば~ごめ~~ん。あれはサソリモドキじゃなく

ゲジゲジだったよ」と教えてくれた。

へぇ~~、言葉としては聞いていたけど、本物を見たのは初めて。

ゲジゲジって、こんなに大きかったのか?と納得。

それにしても、あの姿・色、ばばは二度と見たくはないと思った。

だから、同じ場所を通る時は、

ゲジゲジがいた場所とはなるべく反対側を歩くようにしている。


又、「キノボリトカゲ」を見つけた時は、

トカゲの体と木が同じような色に見えてなかなか見分けがつかなかった。

「キノボリトカゲ」のことを、

ばばは子どもの頃「ヤーマイショ」と言っていた。

「ヤー」は方言で「家」のことかな?

では「マイショ」って何の意味?と子どもの頃から思っていたが

未だに分からない。

ばばの家には大きなガジュマルをはじめ、色々な木があり

それらの木に留まっていた(と表現した方がピッタリのような気がする)

「ヤーマイショ」。

時には室内の柱などに留まっていた物を見たこともある。

 

ばばは、キノボリトカゲを「ヤーマイショ」と言っていたが

知人からキノボリトカゲは「キィーマイショ」と言うと教えてもらった。
(キィーとは島独特の発音で表記出来ない)

・・と言うことは?

「キィーマイショ」のキィーは「木」のこと。

だから、キノボリトカゲは「キィーマイショ」が正しいのでは?とばばも思う・・・

・・が、やはり、マイショの意味が分からない。


又、「ヤーマイショ」と「キィーマイショ」の違いも分からない。

 

ばばが「ヤーマイショ」と信じていた生き物の名前はなんて言うのだろう?


子どもの頃は、ばばも勇気があったのか???

男の子がするのを見て、ヤーマイショの尻尾を持った腕を大きく振り回し

遠心力を利用して遠くまで放り投げたりしていた。

むごいことをしたものだと、今になって反省する。


子どもの頃はあちこちで普通に見ていた生き物が

環境や生活の変化のせいか、最近はあまり見られなくなった。


島の言葉、方言や貴重な動植物等を

もっと大事にしていかなくてはいけないと、最近特に思う。


シソ狂が見ればランタナまでも

2009年06月25日 11時49分21秒 | 植物のこと
6月25日(木)小雨

梅雨明けはいつ?

ムシムシするかと思うと急に雨が降り出したりする。

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先日、両親宅に下りていったら母がいなかった。

家の中を捜してもいないので裏庭に回った。

すると、母は菜園?畑?で草抜きをしていた。

菜園と言ってもパパイヤの木が数本あって、ニラが少しあって

アロエベラとウコンが少し生えているだけの場所だが・・・・

母は座って草を抜いていたが

「ばばちゃん、この間ばばちゃんがシソって言ったのね、

草のような気がする・・・」と言う。


そう言えば、過日両親宅の庭先に

こぼれ種から芽が出たらしいシソを数本見つけ

母とばばは大事に見守っていたのだ。

そして、たまたま裏庭の畑を覗きに行ったばばが

パパイヤの根元に5㎝ほどの青々とした草を発見。

葉っぱを千切って匂いを嗅いでみると・・・?

シソ。わぁ~~い、貴重な青ジソ発見!!と大興奮!

早速葉っぱを一枚ちぎり(2,3枚しかない貴重な若葉なのに・・・)

母にも見てもらったり匂いを嗅いでもらった。

ははも「へぇ~~あんな所にねぇ・・」と言いつつ

「シソは雑草みたいな物だから何処にでも種が落ちれば芽を出すよ」と。

大事に育てようねと話しつつ、その日は終わった。

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あれから何週間経っただろうか?

草抜きをしていた母は、シソだけは残し、

その周囲の草を綺麗に抜き取っていた。

そして、ばばに言ったのだ。

「ばばちゃんがシソって言ったの、草のような気がする・・」って。

びっくりしたばば。いくら見ても青々と育ったシソにしか見えないんだけど。

母が自信ありげに言うので、ばばは試しに葉っぱを一枚千切って匂いを嗅いだ。

んんん~~、シソのような違うような・・・

ばばの自信は揺らいできた。

おしゃべりをしつつ、何度も葉っぱの匂いを嗅ぐうちに

何だかシソでは無いような気になってきた。

そこで「お母さん、ごめんなさい。

ばばったら・・・これ、ただの草みたいね。引き抜くね!」と言って

一気に引き抜こうとした。

その途端、アッ、イタッタッッタタ~~。

何とその植物にはシソにはあるはずもない頑丈な棘があったのだ。

「棘が阿る~~」と叫ぶばばに「ばばちゃん、気をつけて!」と母。

小さいながら、なかなか抜けない頑丈な草の、思いっ切り根っこを持って

全力で引っ張り上げた。

抜けタッ!!!

そして、抜いた草をよくよく見、匂いを嗅げば

紛れもない、それは・・・「ランタナ」だった。



思い込みの激しいばば、青ジソと思い込み、雑草のランタナを

母と二人して大事に大事に育てていたのだ。

「初めて見つけた時、確かにシソの葉の匂いがしましたよねぇ~」と母に言うと

「私は鼻が利かないから・・」って。

そっかぁ~~。母は若い頃鼻の手術をしていて、

物の匂いをあまり感じないんだったよあ。。。

あの時は、母も匂いを嗅ぎ葉っぱを見て「シソだね」って言ってくれたのに。。


信ずる者は救われる・・・って言う??

ばばがランタナをシソと信じこみ、じじに

「これでお刺身巻いて食べてね」って出すと、じじは信じて食べるかも知れない。


シソとランタナ。。。。葉っぱも似ているような気がする・・・

二つとも匂いもある・・・・

他に似た葉っぱにカラムシっていう草もあるね。

でも、この葉っぱは裏が白いから、ばばだって間違えないだろう。


いくら、大事なシソにコーヒー飲ませ過ぎて、

まっ茶茶色に枯らしたと言え、

善良なじじに「シソ偽造」なんていけませんぞ~ばば。



それにしても、ばばって自分はシソ食べるの??

ん~~ん~~。

あの青々とした姿・形が好きなだけ。。。

全く、ばばったらぁ。。。。

稲・花・桃

2009年06月24日 10時27分02秒 | 植物のこと

6月24日(水)小雨・蒸し暑い

5月15日に今では島でも珍しい田植えの写真をアップした。

あれから一ヶ月余、あの田んぼはどうなったのだろう?

先日20日、用事があってその田んぼの横を通ったので

再び写真を写した。

もう、田んぼ一面がすっかり緑に染まり・・・

大きくなった苗が気持良さそうに風に揺れていた。

もうすぐ稲穂が・・・


5月に植えた苗。

稲刈りは7月中旬から8月上旬頃かな?

折あるごとに画像に留め、貴重な島の稲作風景を残していきたい。。。

 


ばばが「ど根性スイセン」と勝手に名付けた名も知らぬ花。

今年も又咲いたよ、うちの車庫前にある直径10センチほどのビニルパイプの中で。

いじらしくて、愛おしくて、いっそ鉢植えにしようかな?とも思うが

ばばが手を加えることにより、

この花の「ど根性」を、家、命さえも奪ってしまうかも知れない。

だって、自分が好きだからとコーヒーを野菜にも飲ませるばばだもの。

花が咲き始めて、もう3年目。

株も増えているような気がする。

あの土管の中で咲いてこそ「ど根性スイセン」。

あの花がどういう経緯であんな狭い場所に根付いたのか知らないけれど、

又、道行く人が何名目を留めてくれるか分からないけれど

ひっそりと、でも堂々と咲き誇っていて欲しい。

 

あちこちの畑で、庭先で桃が枝も折れんばかりに実っている。

ばばが子どもの頃は貴重だった桃。

ばばは、大っ嫌いな注射を受けに行く時

付き添っていた10才上の姉が「泣かないで注射受けたら家に帰って

一番大きな桃取ってあげるから、泣くんじゃないよ」と言うので

注射の痛みに必死に耐えた・・・そんな甘酸っぱい思い出の桃の実。

時代が変わり、今や庭先の桃の実に目を留める子はいないのかも知れない。

スーパーに行けば大きくて甘い水蜜桃がいくらでも並んでいるもの。

庭先や畑中の大量の桃の実。

鳥や虫の餌になり、大部分は腐って落ちていく運命なのかなあ。。。


吠える○○が悪いのか、吠えられる○○が悪いのか

2009年06月23日 10時03分44秒 | Weblog

6月23日(火)晴れ・蒸し暑い

散歩の時に通る道すがら、犬を飼っているお宅が何軒かある。

人里離れた畑の中にある牛小屋にも犬が飼われている。

きっと番犬として飼われているのだ。

じじとばばが散歩を初めて2年くらいになるが(じじは5年くらい)

あるお宅の前を通る度に犬に吠えられる。

そうiいうお宅が4軒ある。

特に、あるお宅の犬は大型犬でばばよりも大きい。

毎日のこととは言え、吠えられるたびにドキッとする。

又、あるお宅の犬は、

ばば達がそのお宅の遙か離れた所を歩いている時から吠え初め

ばば達が通り過ぎてもなお吠え続ける。

じじは「慣れれば吠えなくなるよ」と言うけれど、

ばばより数年以も前から同じ道を散歩しているじじでさえ

未だに吠えられる。

どのお宅の犬も鎖で繋がれているから良いけれど

それでも、ばば達が近づくと立ち上がるようにして吠える。

飼い主にとっては不審者の侵入を防止するために

吠える犬を飼っているのだろうが、一般通行人が通る度に吠えていたのでは

隣近所の方も迷惑だろうなと思うことがある。

 

つい先日、テレビでこんなことが出ていた。

歯科医師が、あるお宅の前を通りかかった時、

そのお宅の飼い犬に吠えられびっくりした拍子に転んで骨折してしまった。

骨折で仕事が出来なくなった歯科医師は犬の飼い主に対して

1000万円の損害賠償を求めたというのだ。

この損害賠償は認められるか、認められないか???

正解は認められるんですって。

歯科医は誰もが出来る仕事ではないし、骨折が治って仕事に復帰できるまでの

損害なども補償されるから、こんな高額になるのだろうな。

 

損害賠償云々より、まず犬に吠えられて怪我をしないように・・とは思うが

番犬って、飼い主以外には猛烈に吠えるのかな?

それとも、犬を怖がるばばなんかは

犬も「あんた、僕が怖いんだろう?」って 見通していて

吠えて怖がらせているのかな?

 

犬の近くを通る時は、なるべく犬を刺激しないようにと気をつけるのだが

たまに鎖に繋がれていない犬がばばに近づいてくることがある。

とても怖い。

 

ばばは、犬や猫をペットにして可愛がったことはない。

小さい頃ばばの周りにいたのは野良猫や、鎖に繋がれていない犬。

犬には良く追いかけられた。

「走ったら犬は追いかけるよ」と友達に言われても

犬が近づいてきてばばの体に鼻でも擦りつけようものなら、

ばばはたまらず走り出してしまったがために、

犬に追いかけられ大袈裟に悲鳴を上げる・・・

こんなことが、何回かあり、ばばはすっかり犬恐怖症になってしまった。


吠える犬が悪いのか?

吠えられるばばが悪いのか?

 

追記

散歩コース途中にある働き者のおじいちゃんの畑脇で飼われている犬。

狭い、にわか作りのような小屋にいて、

夕方5時に町の時報?(サイレン)が鳴り出すと、

それに合わせて「ゥオ~~~ン」と鳴き出す。

家で飼っていた時はその鳴き声がご近所に迷惑になるのでは?と

畑に小屋を造り、繋いであるそうだ。

犬の1年は人間の生活サイクルに直すと

どのくらいの時間になるのだろうか???

この犬を初めて見た2年前と比べ老化が大部進んでいるように見える。

犬からばばを見たら「このばあさんも、大部年とったなあ。。」と

思っているかも知れないね。

民家からは離れた畑中の小屋で、一日一回5時のサイレント共に

この犬に思いっ切り鳴いてほしいと思う。。。

昨夕は、7時頃この犬小屋の近くを通ったら

この犬、小屋の中には入らずトタン屋根?の上で

長々と体を伸ばし、あごを一段高い板の上に置いて

海の方を向きで寝そべっていた。

何だか、もの悲しそうで

「いと哀れなり」・・・・・


ありがとう!

2009年06月22日 20時09分53秒 | 日常生活

6月22日(月)晴れ蒸し暑いなあ・・・

昨夕、7時頃、散歩から帰ってくると玄関に紙袋が置いてあった。

ばばと姉が散歩に出ている間にどなたか立ち寄って下さったらしい。

(どなたからかしら?)と思いながら中を見ると

綺麗に包装された箱が。。。中身はケーキのようだ。

そして、箱の上にじじの友人Aさんの名刺。

(Aさん、旅行にでも行って来られたのかしら?)と思いながら

すぐAさん宅に電話を入れてみた。

はじめ奥様が出られ、次、Aさんに代わった。

話してみると、「いつもじじさんにお世話になっています。

今日は父の日なので、じじさんの好きな甘い物を・・・」と。。。。

なんて有り難いこと。

Aさんは、じじより大部年は下だが

博学で色々なことをじじに教えてくれる。

こちらこそ、夜昼問わず色々お世話になっているのに。。。


さりげないAさんの心遣いに感動した。

そして学んだ。


これまで、何回か届け主不明の??プレゼント(野菜や果物)が

うちの車庫や玄関先に置かれていることが何回かあった。

早朝や、留守の時に届けて下さってあり、

(どなたからだろう・・・・・)とずっと気になった。

推測で御礼の電話をして、もし違っていたら大変なことになると思い

御礼の電話も出来ないことがあった。

数ヶ月経ってから、下さった方が「あの野菜、自分が置いたのよ」

と教えてくれたこともあったが・・・・・

下さった方が分からぬまま、食べてしまったことも。

何かを余所様へ届ける時、もし相手が留守で、荷物などを置いて帰る時は

メモを残すか、こちらから「○○を届けました」と連絡した方がいいですね。

 

今回,Aさんは名刺を入れて下さっていたのですぐ連絡も出来た。

見習おう。。。。。


今日はもう一つ嬉しいことが・・

ばばが、季節外れのタンカンを買ってがっかりしたことを

2回もブログに書いたので、見かねたのかPちゃんから

温州蜜柑のジュースが届いた。

ありがとう!

いただきま~~す。

じじはビールで、ばばは蜜柑ジュースで晩酌だあ~~。

 

何回思い出しても、過日の「季節外れのタンカン買い顛末記」には

笑ってしまう。

散歩途中、6月末の今でも畑や宅地の中に

未だ収穫されず、木になりっぱなしの蜜柑を見る。

しかし、姉と二人蜜柑を見ると何故か嬉しくなって、

さらに笑い出したくなって困ってしまう。

お互い、考えていることは一つ。

相手の心中が分かっているだけにおかしい。

あの時の格好など思い出しては「今年半期で一番の笑い話だね」と話す。

もう、いくら何でもタンカン買いはないでしょうね、ばば。


これからは夏ミカン、スイカ、マンゴーと夏の果実に注目よ~!注目!

スイカは大きいし、マンゴーは自家用にするには高いし、

夏ミカンは酸っぱいと先入観があるし、

やはり、ばばの中ではタンカンが一番!!

あと7ヶ月の辛抱ですぞ、ばば!


シソはコーヒーがお嫌い???

2009年06月21日 12時56分15秒 | 植物のこと

6月21日(日)晴れ時々曇り

じじとばばは毎朝コーヒーを飲む。

コーヒーが特別好きというわけでもないが

じじが大病をしてから食生活が変わってしまった。

それまで朝は和食オンリーだったのが、パン食に・・・・

そして、コーヒーが毎朝食卓に・・・・と。

じじは、朝も、午前中のお茶の時間も、昼のお茶の時間も

コーヒーが欠かせない。

当然ながらコーヒー滓が毎日出る。

その滓を捨てずに溜めておく。

そして、一定量たまったら両親宅の庭の植物や

自宅の玄関先の鉢やプランターの植物の根元に入れる。


先日も子供用バケツのいっぱいコーヒー滓がたまったので

天気の良い日は外へ出して陽に当てた。

しかし、急な雨で室内に入れるのを忘れビタビタ状態に・・・

慌てて室内に入れ、天気が回復すれば又外へ・・・

・・を何回か繰り返し、(もうそろそろ良いだろう植物の肥料に)

と、行動に移した。

ばばが今大事にしているのは、シソとネギなので

この二つに(うんと多くコーヒー滓をあげましょう)と決定!

プランターと鉢に次々と蒔いていった。

(栄養いっぱい摂って、大きく大きくなって葉っぱをたくさん付けてね・・

じじの刺身のツマになってね・・・)と唱えながら。。。


さて、シソにコーヒーをあげた翌日・・・・

当然ながら変化無し。

一週間もすれば、少しは変化が出るだろう。。。。

と思いながら、毎朝気になって覗いていた。


三日後。

ワッワッワァ~~~~一大事!

事件です!

何と、シソの葉がどす黒くなってしおれ、枯れたような状態になっている。

どうしよう~。

(まあ、しばらく様子を見よう・・・・)


5日目。

大事なシソは見るも無惨な姿に。。。。

不幸中の幸いというか、無惨な姿になったのは

3本のシソのうち広々とした個室を与えた2本。

一本は小さめのプランターに一本だけ植えてあったシソ。

もう一本は大きめの鉢に一本だけ植えたシソ。

残り一本は個室ではなく、生姜やネギと雑居させていたが、

その一本だけが元気ぴんぴん!


やはり、我が子(シソ)が可愛いからと小さいうちから

個室で溺愛はいけないなあと反省。

生姜・ネギ・ハンダマなどと雑居させたシソは

強く逞しく育ち、花を咲かせ種までいっぱい付けている。

今回の場合、ばばがシソに「好きか?嫌いか?」聞きもせず、

勝手に「栄養になるから」と大量なおやつを与えたのが原因。

シソ達は悪くはないねぇ。

ばばは、可愛いシソを2本も台無しにしてしまって・・・・

ごめんね、ごめんねぇ~~~。


でも・・・・・これしきで懲りるばばではない。

今度は苗一本と言わず、種を一袋買ってきて

プランターにいっぱいまき散らしてみようと思っている。

もう、こうなれば一種の病気かなあ。。。。


自分が食べるわけでもなく、じじの刺身のツマにと

シソ一袋も種を蒔くばば。

「なんて麗しい!!!ばばのじじへの愛」と言わずして

何と例えよう・・・・


実は今日ホームセンターでシソの種の袋を手にまでしたが

又元に戻したんだ~。

「買うべきか?」「買わざるべきか?」

それが、当面のばばの一大決断すべき事案なのだ。