ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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夜明け前の怪音

2008年12月08日 22時27分23秒 | 日常生活

12月8日(月)時々

夕べはいつもより早く、10時頃に布団に入った。

大好きな東海林さだおさんの本を読んでいたら

いつの間にか夢の中・・・・・・・・・・・・・

そして、目が覚めた。

時計を見ると2時35分だった。どうしてはっきり覚えているかと言うと

2・3・4と並んでればいいのに・・・・2・3・5かぁ~~~と思ったからだ。

「まだ早すぎる。もっと寝なくちゃ」と思ったが

いったん目が覚めてしまうとなかなか眠れない。

ベッドの上のじじが健やかな寝息をたてているのさえ恨めしい。

電気を点けるとじじを起こしてしまうので

暗闇の中でばばは色々なことを考えた。

子ども時代のことや仕事を始めた頃のこと

家族のこと等々・・・・・・・・・・・・・

ますます目は冴えてきた。

眠らないと明日頑張れないぞ~~~(何を?)

右へ左へ寝返りを打ちながら

「眠れないよぉ~~~~」

「電気点けようかな~~~?」

「本読もうかなぁ~~~~~」

とわざと声に出して言ってみた。

すると寝ているはずのじじも寝返りを打って何か声を出している。

 

ばばは一人だけ起きているのもしゃくに障るので

わざと何回も声を出して独り言を繰り返した。

4時を回ってもまだ眠れない。

5時前くらいだったろうか?

寝返りを打ちながら何やら声を出していたじじも目覚めたようだ。

「じじ~~眠れないよ~~」とばばが言うと

じじも「まだ早いだろう」と言いながらも

ばばのおしゃべりに付き合ってくれた。

そして、30分くらい話した後、じじは起き出した。

ばばも起きた。

6時頃起きるなんて久方ぶりのことだ。

仕事をしていた時は、そろそろ自宅を出る時刻だったんだよなぁ。。。

じじはすぐパソコン室へ。

ばばも自分のパソコンをつけてメールなどチェック。

しばらくして、薄暗い中、じじはいつもの体力作りで夜明け前の海岸へ出かけた。

 

じじが出かけてしまうとばばは、

じじの簡易ベッドに寝転がってテレビを見ていたが

おもしろい番組も無し、それに肌寒くなってきたので

又寝室へ行き自分の布団に潜り込んだ。

一人じぃっとしていると家の下の道路を歩くかすかな誰かの足音まで聞こえる。

何名かが家の下の道路で話している声も聞こえる。

ばばはそおっと戸を開けてみたが

当たりは真っ暗で何にも見えない。

又、布団に潜り込んだ。

しばらくすると「ガラッ、ガラッ、コロコロ、カツカツ、ガシャ~~~ン」と

大きな音が聞こえた。

ばばはびっくりして飛び起きた。

「えっ、何?今の音。」っと思いながら又窓を開けて外を覗いた。

車か自転車が家にぶつかったのかな?交通事故?

ばばはドキドキ・・・・・でも、やはり道路は暗く何も見えない。

「もしや・・・・・・」と両親宅へ下りる玄関のドアを開けて外を見た。

ついでに階段の下を覗いてみた。

次の瞬間、ばばが目にした物は?

オオ~~~ッ・・・・・階段の下に大きな鍋と鍋蓋が!!!!!

ばばは全て了解した。

さっきのもの凄い音は鍋と鍋蓋がばばの家の階段を転がり落ちる音だったんだ。

何故、鍋と鍋蓋が?

実は・・・・・・・・・・前の日に大鍋や蒸し器、小鍋などを料理で使って

全部洗って日光消毒をしようと東側のベランダに出しておいたのだ。

ところが、それ以後東側ベランダへ出ることもなく

すっかり忘れて鍋たちは外で夜を過ごさせてしまったのだ。

たまたま今朝は風が強くて大鍋と蓋が吹き飛ばされて

急な階段を転がり落ちて両親宅の庭まで落ちてしまっていたのだ。

 

ばばは急に恥ずかしくなった。

隣近所うるさかっただろうな。。。。

早朝から怪音たててしまって。。。。。。

まだ周りが薄暗かったのが幸いだ。

真っ昼間だったらどんなにか恥ずかしかっただろう。

 

でも、ばばは階段を下りて鍋と鍋蓋を拾わなかったよ。

だって、薄暗くて一人で階段を下りるのが怖かったから。

どうせ、後1時間もしたらじじが体力作りから帰ってくる。

絶対、鍋と鍋蓋に気づくはず。

だから、絶対拾って?持って上がってきてくれはず。。。。と信じて

ばばはベランダに残っていた鍋や鍋蓋だけ取って

室内に入り、台所に片づけて又布団の中へ。

それから1時間ほどしてじじが

「なんで?ばば、鍋と鍋蓋が階段下に落ちていたよ」と

持って上がってきてくれた。

「かくかくしかじか・・」と事情を説明。

 

鍋類を日光消毒しようと外へ出して忘れてしまうばばが1番悪いよ。

それは分かっているよ。

でも・・・じじは昨日も干してある鍋を見ながら何回か

階段の上り下りしたでしょうに。。。。何にも感じなかったのかなあ。。。

 

じじから手渡された大鍋を見てばばはびっくり。

だって、底の方が2カ所見事にへこんでいたよ。

ただ転がり落ちたと思ったのに一体がったい、

何処にぶつかってこんなへこみが出来たんだろう?

ばばは力一杯へこんだ部分を逆の方から押して

元に戻そうとしたけど無理だった。

あぁ~~~~あ、もったいないことしたなぁ。

 

ばば、自分がしたしことは最後まで責任持ちなさいよ。

じじを恨んだりなんかしたらバチ当たるよ。

分かった?

ハイッ。