近所のあちこちにアケビの花が咲いている。
アケビは雌雄同株異花つまり一つの木に雄花(中央)と雌花(両側)が咲く。
しかし自分の木だけでは実らなくて、どこか別の木から花粉が運ばれてきて初めて実る。
瀬谷市民の森の入口近くの川の傍に何やら蜂がいた。
ミツバチとは少し違う様子で腹もデップリして、初めて見た蜂だ。
調べるとアケビコンボウハバチのようだ。
名前の通り触角の先の方は太くなっている。
名前が分って市民の森のアケビを見に行ったがアケビコンボウハバチの幼虫は見つからなかった。
アケビを食草とするものとしてはアケビコノハ(蛾)があり、こんな幼虫(終齢)を前に見たことがある。
アケビの花で幼虫を探していると、雌花の中に虫がいた。
後で調べると、ヒゲナガアブラムシのようだった。
通りすがりに見かけて、えっ!?と思った覚えが…
お写真のアケビの花は、雄花が白くて爽やかに感じます。
これまで私が会ったのはどれも雄花も色のついたものばかりです。
アケビコンボウハバチにアケビコノハ、どちらもアケビの名前がついて、
縁の深い虫ということですね。アケビコノハの幼虫はホント面白い形でですね。
どちらも出会いはありませんです。
花の中のアブラムシにも、ちゃんと等しく目を向けられたのですね。
私はついついスルーです。
たしかにアケビも早い時期から咲き始めていました。
1、2枚目の写真の雄花はだいぶ白く写っていますね。多少の薄紫色は入っているのですが目立ちません。
5枚目のは場所が違うのですが、雄花も薄紫色を感じます。
アケビコノハは前から知っているのですが、今回アケビコンボウハバチを知りました。
どちらも幼虫がアケビのお世話になっているのですが、他にもアケビ仲間の虫がいるかも知れません。
アブラムシはアケビ専門ではないでしょうね。