てのひらに太陽を

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そんな気持ちのブログ

安岡定子先生のこども論語塾カレンダー「29日」

2011年12月28日 04時37分31秒 | Weblog

 

  子曰く
  「詩に興り
   礼に立ち
   楽に成る」
   泰伯八―8

  安岡定子先生
   詩や文学に感動する心を持ち
   決まりを守って行動することができ
   音楽によって人格を完成させる。
   詩と礼と楽は、どれも大切です。

  穂積先生
   詩によって人心を感奮興起せしめ
   礼により節制して確立する所あらしめ
   さらに音楽によって美化完成する。
   これが教化の順序である。

諸橋先生
   詩は人情の自然に発して事に詠じ思いを述べたもの。
   この詩によって感奮興起するのである。

   「礼」については、このように言っておられる。
   礼は人間行動の規範である。
   従って人は、その座作進退(ざさくしんたい)から
   冠婚葬祭に至るまで、すべて
   この礼によって行動する。
   
   音楽は人の性情を和らげ、情操を涵養するものである。
   従って人は、この音楽の陶化によって
   自然の中にその全人格を完成する。

   私にとって「詩」は言霊(ことだま)
   「詩」は、私の心を震わせるもの!

   「礼」で思い起こすことは
   礼儀・律儀正しさ・節々の折り目正しい行動

   「楽」はなごみ・ゆりかご・心の故郷への還り時間

   「詩」「礼」「楽」この3文字
   いい世界だなあ~~