てのひらに太陽を

生涯、元気ハツラツOld Boy’s
70歳現役を目指し!
日々の気付きと思いと書き綴りたい
そんな気持ちのブログ

安岡定子先生のこども論語塾カレンダー「21日」

2011年12月20日 21時40分43秒 | Weblog

 

  子曰く
  「教え有りて類なし」
     衛霊公十五―39

  安岡定子先生
   人は良い教育、よい先生によって
   立派な人になります。
   生まれつき差があるわけではありません。

   この言葉は教育の力の大きさを述べたところ

   この「教」という漢字

    「」

   白川静先生
   爻(こう)と子と攴(ぼく)とを組み合わせた形
   爻は屋根に千木(ちぎ)<交叉した木>のある建物の
   形で、校舎をいう。
   子はそこに学ぶ子弟。
   爻と子は学(まなぶ)のもとの漢字。
  
   爻に攴(鞭)を加えて、学者で学ぶ子弟を
   長老たちが鞭で打って励ますこと、鞭撻することを
   示し、は「「おしえる」意味となる。

   「教・教」という字は
   長老たちが鞭を打って励まし、鞭撻することだそうだ。

   教えには「よい先生」が“鞭”を打って
   教わることが大切なんじゃ~

   フレンドリーな先生と生徒の関係では
   「・」は実現されない。

   教える側も教わる側も
   真剣なる「厳しさ」の中で
   「教・教」が成り立つのだと思う。

   よき先生もよき生徒も
   真剣さが大切であり
   それが分かれ目になるのだと思う~~

   パッションのぶつかり合いがいいねえ~
   

安岡定子先生のこども論語塾カレンダー「20日」

2011年12月20日 04時27分47秒 | Weblog


  子曰く
  「剛毅木訥、仁に近し」
       子路十三―27

  安岡定子先生
  たとえ口下手でも、強い意志を持って
  正しい行動できる人は素晴らしいですね。

  この言葉を聞くと「明治時代の男」を思い出す。
  ライオン宰相と言われた浜口雄幸という方の顔を思い出す。

  剛毅木訥の漢字は

  剛:意志強固、殊に物欲に屈しないこと
  毅:気性勇敢、果断である
    「仁者は必ず勇有り」(憲問、四)
  木:容態質朴、飾り気がない
  訥:言語寡黙、言葉数が少ない
    「巧言令色、鮮し仁」(学而、三)

   現代は「浮薄軽佻」の感が強い
   「剛毅木訥」こんな人に会ってみたいな~
   キットいるはずだ!