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子曰く
「道に志し、徳に拠り、
仁に依り、芸に遊ぶ」
述而七―6
安岡定子先生
志を持ち、徳を身につけ、思いやりの気持ちを
いつも忘れない。そして音楽や芸術などの
豊かな世界を楽しむ。これは理想の生き方です。
私は安岡定子先生のこのカレンダーを頂いてから
諸橋轍次先生の「論語の講義」
宇野哲人先生の「論語新釈」
穂積重遠先生の「新譯論語」を読み始めだした
本棚に飾ってあるだけの論語だったが
定子先生の日めくりカレンダーで論語を身近に
させていただいている。
「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」の心境
さて、今日の言葉は宇野先生の解説と諸橋先生の解説が
ぴたりと心に来た
宇野先生
人が人として日々行うべきものが道である
(端的ですね!)
これを知って心が必ずこれに向かうならば
邪道に迷うことはない。
道を行って心に悟り得たのが徳である。
(道→徳)
徳を執り守って失わなければ
常に心が叶って、一日一日と徳が進歩するものである。
(徳の進歩)
私欲が全く尽きて心の徳が完全になったのが仁である。
(私欲なし・心の徳、完全→仁)
仁に依り附いてはなれなければ
いかなる場合にも道に外れることがなくなる。
道に志し特に拠り仁に依れば学問の根本が
確立したのである。
ここから諸橋先生
かくて念々道徳の修養に努めるのであるが
心を張り詰める一面には、ゆるめるところも
必要であるからその場合には芸にあそぶがよい。
まあ、今の私には
「人が人として日々に行うべきもの」
これが私の日々のテーマですね~