てのひらに太陽を

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そんな気持ちのブログ

安岡定子先生のこども論語塾カレンダー「16日」

2011年12月16日 06時08分51秒 | Weblog

 

  子曰く
  「道に志し、徳に拠り、
   仁に依り、芸に遊ぶ」
     述而七―6

  安岡定子先生
   志を持ち、徳を身につけ、思いやりの気持ちを
   いつも忘れない。そして音楽や芸術などの
   豊かな世界を楽しむ。これは理想の生き方です。

私は安岡定子先生のこのカレンダーを頂いてから
  諸橋轍次先生の「論語の講義」
  宇野哲人先生の「論語新釈」
  穂積重遠先生の「新譯論語」を読み始めだした

 本棚に飾ってあるだけの論語だったが
 定子先生の日めくりカレンダーで論語を身近に
 させていただいている。
 「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」の心境

 さて、今日の言葉は宇野先生の解説と諸橋先生の解説が
 ぴたりと心に来た

 宇野先生
 人が人として日々行うべきものが道である
  (端的ですね!)
 これを知って心が必ずこれに向かうならば
 邪道に迷うことはない。
 道を行って心に悟り得たのが徳である。
  (道→徳)
 徳を執り守って失わなければ
 常に心が叶って、一日一日と徳が進歩するものである。
  (徳の進歩)
 私欲が全く尽きて心の徳が完全になったのが仁である。
  (私欲なし・心の徳、完全→仁)
 仁に依り附いてはなれなければ
 いかなる場合にも道に外れることがなくなる。

 道に志し特に拠り仁に依れば学問の根本が
 確立したのである。

 ここから諸橋先生
 かくて念々道徳の修養に努めるのであるが
 心を張り詰める一面には、ゆるめるところも
 必要であるからその場合には芸にあそぶがよい。

 まあ、今の私には
 「人が人として日々に行うべきもの」
 これが私の日々のテーマですね~