てのひらに太陽を

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そんな気持ちのブログ

安岡定子先生のこども論語塾カレンダー「12日」

2011年12月12日 05時53分04秒 | Weblog

  
  
  子曰く
 
   巧言令色
      鮮し仁
    学而第一

  安岡定子先生
   心のこもっていない言葉や表情よりも
   思いやりの気持ちが大事です。

  うわべだけの言葉や態度は
  見ててすぐに分かるものなんですねえ~

  この言葉は、素読をしていて
  子供が一番鮮明に覚える言葉

  東京にいた時も広島で素読をした時も
  この言葉は子供の脳波に敏感に受け入れられるらしい

  口に出した時の音感、リズム感がいいんでしょう
  語感の切れ味がいいんでしょうね

  この中で「鮮」の漢字

  「魚」と「羊」で成り立っている
  白川静先生の解説は
   
   魚のにおい、羊のにおい
   そのにおいが独自のものであるから
   新鮮(肉や魚が新しいこと)といい、
   視覚に移して鮮麗(あざやかで美しいこと)のようにいい
   「あたらしい、あざやか」の意味に用いる

   鮮少(少ないこと)のように「すくない」の意味に
   用いるのは、匙(さじ)で酌むのは少ないの意味

  漢字は面白いなあ~

  私も鮮やかに、上っ面でない生き方を
  平生の生活の中でして行こう~