てのひらに太陽を

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安岡定子先生のこども論語カレンダー「15日」

2011年12月15日 05時27分02秒 | Weblog

 

  子曰く
  「人にして遠き慮り無ければ
        必ず近き憂い有り。」
      衛霊公十五―12

  安岡定子先生
   将来のことを見通して
   よく考えて行動しましょう。
   そうしないと困ったことが
   おこることになります。
     
  これは安岡正篤先生の「思考の三原則」を思い起こす。

   第一は、目先にとらわれず長い目で見る
   第二は、物事の一面だけを見ないで、出来るだけ
       多面的・全面的に観察する。
   第三は、枝葉末節にこだわることなく
       根本的に考察する

  そうしないとこうなると「百朝集」P28の
  “通病”になる

   世人の通病
   事に先んじては體怠り神(心)昏(くら)し。
   事に臨んでは手忙しく脚乱る。
   事を既(を)へては意散じ心安んず。
   これ事の賊なり。
     呂新吾「呻吟語」

   よくよく先々のことを(遠慮)考えておかないと
   いつも問題が起きてバタバタと大騒ぎするばかり(近憂)。
   私にとっても痛切な言葉。

   ゆっくりでもいいから、よく考えて行動しよう~