気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

おぼうさんのお軸で

2016-06-26 14:50:45 | しつらえ
昨日のお稽古で掛けさせていただいていたお軸。
誰一人読めません。
(私も初めて掛けた折も、五体辞鑑で確認して・・・)

東大寺元管長 清水公照(今良寛とも)さんの書です、
この字をじ~っと見つめておられた小学校の先生は
”右側の字を見ていると
 今、一年生のザリガニの絵を指導しているせいか
 どうしてもザリガニしかみえないです。”と
 
このお軸、12日(日)の稽古時には、
渓雲』とお伝えすると
”これは渓谷から立のぼる龍を
 思って書かれたものでは・・・・”
とおっしゃられていたことを思い出しました。

人って、同じもの(事象)の印象は、
その時々の環境によっても違うものになり、
さらに情報によっても左右されがちなのですが、
少し前までの「け知事」問題、そして
イギリスの「ユーロ離脱」もそうですね。

この写真の『雲』は何に見えますでしょうか?
クリックで拡大
過日ミホ・ミュージアム、「極」大茶の湯釜展へ伺った折、
入り口で撮った一枚の写真です。
私には、信楽の渓谷から沸き立つ雲が、
富士山のように、
さらに並び立つかのように、霰地楓鹿図真形釜が、
どちらも日本一ですね。

*書きかけのままで、登録してしまい迷惑を掛けました。